延長線上

ワンピースの感想が終わり、延長線上はまた一つ延長して、なにやら分からんブログへ・・・

仕事!

2015年06月05日 | その他
就職しました。前の仕事を辞めてはや三ヶ月ほどのんびりアニメ見たりしていましたが
働き始めました。介護。
なんで介護って思うんだけど
前々から介護向いてるとは言われていたし
実際介護するの嫌な理由は「人の老いや死を目の当たりにして生きていくの辛そう」でした。
そういうわけで、実家に帰っている間、足腰の弱っているじじばばを歩かせている時に思ったことは
介護って悪くないかもなあでした。
なので事務職とから一つ、介護から一つ内定もらって
事務職ことわって介護始めました。
最終的には「人間関係でもめたら転職できる」「地元に帰りたくなったら転職できる」という潰しが効くって言うのは大きかった気がする。

働き始めた結果としては
職場の仲が良いので働きやすいでした。
これからどうなるのかはわからないけど
とにかく覚えることは多いので今後怒られることも多いだろうなあ。
でも介護としては新人でも35年生きてるのでかっとなって辞めるとか
注意されて泣くとかそういうのはないだろうけど
舌禍には気を付けようと重々気を付けて休憩中も話かけられなければ話さないというスタンスをとっている。
おかげで基本ぼっちだ。
でもそのほうが気が楽なので今の所快適に仕事をしている。
思うことは最近の若い子ってしっかりしてるなあって思うんだよ。

介護を始めるに当たり、何も知らずに来たものだから
食事介助とかおむつ交換とかのことも知らないので教わりながら覚えていくんだけど
初日から食事介助してと言われたんだけど
「まず食事介助ってなんですか」って所から始まり、こうやってああやって、こういう姿勢でとかは一切なく、まったく教えてもらうという事もなく、
ただただスプーンで口に運ぶという事を行った。
初日の地獄を忘れていない。
2日目からは私の次の新人という、3年目のそれでも3年目の人が色々教えてくれたので
・・どんだけ新人の入って来ていない所なのか・・・
そこそこわかってきたのだけど
今はさらに入浴や覚える事やレクリエーションを始めたりしてちょっと大変になってきている。

そして問題は終末期である。
終末期というのは体が徐々に死に向かっている状態のことで
話したり、食べたりできるのに、体はどんどん死んでいるという。
認知症ならいいんだけど、2日前の事とか覚えてて会話でき、リハビリでこうすると痛い、と言ってくるのに
体は死んでいっている。しかもそれが最初に食事介助して、自分はどういう風に食事介助されたいのか個々の差があることを教えてくれた人なのでちょっとどうしよう。
先日は自分が初めておむつを交換した人が永眠した。
あまり会話はできなかったし、元気なころは知らないが、この人はこうされるのが好きという個性は誰しもあるのでそれをもうしないのだと思うとやはりさびしくなってくる。

そんで、自分としてはこの人にこういうリハビリをしたい、という気持ちはあるがやはり人間はいないので一人にバカリ時間をかけてはいられない。だけどその人の体の能力は確実に落ちているという状態を目の当たりにして
それがとても苦しくなっていくきがする。
皆忙しい。でも利用者をベルトコンベアにのせたくはない。ちょっとした時に何ができるのか考えていきたいなと思う。
コメント
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