今回のアカデミー賞で主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンが主演
娘をオリビア・コールマンが演じている
認知症になった父は 自分がどこで生活しているかも判然としていない
介護人が訪ねて来ても誰かもわからない
娘が買い物から戻り 父に今どこで生活しているかを話す
父は一人生活が出来なくなり 介護人を頼むが気難しく何人も変わることになる
そして娘の住まいで生活している 娘も仕事があるので介護人をお願いしている
色々と説明するが理解できない
今日本でも親の高齢化が進んで社会現象になっている現状を考えさせる映画である
また新たな事実が生じる 娘が結婚してパリに住むことになり
父は介護施設で生活することになる
父はますます孤独感を持ち 施設のスタッフに母に逢いたいと泣きつく
最後には母が恋しい これが本音でしょうか
アンソニー・ホプキンの主演男優賞に輝くベテランの演技に感嘆
映画館は座席を空けて感染拡大を防ぐ対策をしての上映 それでも満席である