水泳の大橋 スケートボードの堀米
そして柔道で阿部兄妹が同時に金メダル 男女の兄妹で五輪で金メダルを
獲得するのは夏冬通じて 日本では初め快挙
最後まで まだまだ奇跡が起きるかを期待したいところである
この暑さの中頑張って貰いたい
青森県オールロケで撮影された映画で地元の方言が酷く なかなかコミニケーションがとれない少女が主人公
少女は 民族学者の父(豊川悦司)と 祖母(西川洋子)と3人で暮らしている
主人公の少女の母は若くして病死している
父は方言が酷い思春期の娘との対応に戸惑う 祖母は孫と娘婿の関係を気にしている
少女は 突然県庁所在地の青森のメイドカフェのアルバイト店員になる
客を迎えるのに津軽弁で苦労する また父には メイド姿を批判される
それでも内気でも意思は強く新しい環境に揉まれてゆく
メイド仲間2人との交流が刺激されて 家庭とも学校とも異なる広い世界を知る
祖母は 津軽三味線の名手で亡き母も巧い 少女も巧い
或る事件が起きて メイドカフェが閉店の危機を迎えることになる
常連の客に閉店の感謝を込めて メイドの先輩から店で津軽三味線を弾いたらと勧められる
当人は 最初は尻込みしていたが いざ弾く始めると本領発輝する 津軽三味線の素晴らしさ
祖母役の西川洋子は 津軽三味線の初代高橋竹山の最初の弟子とのこと
主人公の少女と祖母と2人の津軽三味線を弾くシーンは圧巻である
今回のアカデミー賞で主演男優賞を受賞したアンソニー・ホプキンが主演
娘をオリビア・コールマンが演じている
認知症になった父は 自分がどこで生活しているかも判然としていない
介護人が訪ねて来ても誰かもわからない
娘が買い物から戻り 父に今どこで生活しているかを話す
父は一人生活が出来なくなり 介護人を頼むが気難しく何人も変わることになる
そして娘の住まいで生活している 娘も仕事があるので介護人をお願いしている
色々と説明するが理解できない
今日本でも親の高齢化が進んで社会現象になっている現状を考えさせる映画である
また新たな事実が生じる 娘が結婚してパリに住むことになり
父は介護施設で生活することになる
父はますます孤独感を持ち 施設のスタッフに母に逢いたいと泣きつく
最後には母が恋しい これが本音でしょうか
アンソニー・ホプキンの主演男優賞に輝くベテランの演技に感嘆
映画館は座席を空けて感染拡大を防ぐ対策をしての上映 それでも満席である