世田谷パブリックシアターで上演の「マクベス」を見る。
野村萬斎（マクベス）、秋山奈津子（マクベス夫人）、魔女（高田恵篤・福士惠二・小林圭太）の出演。
野村萬斎が構成・演出でかなり斬新な演出である。
装置はシンプルで、視覚的に舞台効果を強調している芝居になっている。
2010年の初演とは違った演出。
魔女の予言に惑わされ、また妻にも尻を叩かれて王を殺害し、その地位に君臨するが、王の亡霊に悩まされて生気を失う、妻も気が狂い亡くなる。シェイクスピアの典型的な悲劇である。
ジョギング約5キロ。寒さが少々緩む。
今上映中の「遺体 明日への十日間」を見る。
来月の11日で2年になる、3月11日の東日本大震災の岩手県釜石市のその当時の遺体安置所の壮絶なる現場。
遺体の安置状況・医師の働き・死生観・遺族の悲痛な嘆き・オタオタする市役所職員の様子をリアルに描いている。
福島出身の西田敏行が渾身の演技。医者役の柳葉敏郎・佐藤浩市等も好演。
あまりにも痛ましい状況に涙をずっと流してしまいました。
忘れてはならない大惨事である。
ジョギング約5キロ。このところ寒さが結構厳しい。
「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」を見る。
昭和36年に発生した名張毒ぶどう酒事件の死刑囚の生涯を報道の映像・拘置所での牢獄での日常を描く。
新たな事実を提示して再審を繰り返しての司法に対する挑戦。
無罪を確信する弁護士・支援者等が応援する。
この執念がどうなるのか。
ジョギング約3キロ。
今は、東京マラソンの中継中。
天候は最高ですが、風が強く走りに影響が出ているようです。
銀座の王子ホールで「フランチェスコ・トリスターノ」を聴く。
1981年ルクセンブルグ生まれのピアニスト。
バッハの曲及び自身の作曲を含む6曲を弾く。
特に印象に残ったは、自身の曲で、資料によると、バルカン地方の7つの拍節をもつリズムをもとに、繰り返され転調されて弾く部分が耳に響いた。
かなり現代的な要素を取り入れた曲で興味深い。
ジョギング約5キロ。冷たい風が吹いてかなり寒い。
今上映中の「王になった男」を見る。
イ・ビョンホンが真の王と影武者の道化師の二役を演じる。
理性を失った暴君の王が重病になり、真の王に似ている道化師が影武者になって真の王として目覚めて行く姿を描く。
コミカルな部分もあるが、上層部のドロドロした部分を暴いているところもあって見応えのある映画である。
韓国では、かなりの動員数を記録されているようである。
ジョギング約5キロ。冷たい風も止んで寒さが厳しくない。
