京懐石 木乃婦（きのぶ）

いったん治ったかのように思えた風邪ですが。。
やっぱり、そう簡単に出ていってはもらえませんでした。

若い頃は一日か二日で治った風邪。
今や一週間のご滞在はざらで、悪くすれば半月ほどぐずぐずと。。
なんてこともある昨今です。。

でも、今日は母を糖尿病の定期健診の為
京大病院に連れて行かないといけないので、
朝からウォーミングアップ始めています。　

昨日の夕食前、ちょっと寝てからグラタンでも作るわ
と言って、２時間ほど寝たら、
起きた時には、グラタンが途中までできていました。

主人が、箱の裏を読みながら、初めてのグラタン作りに
チャレンジしてくれていたのです。

「ここから先はわからへん。。どこで焼くの。。？」

その先は二人で作り、おいしいグラタンができました。

今日はもう、だいぶ元気になりました。
御心配していただいた方、本当にありがとうございました。　





さて、先日、東京から母の姉（８９歳）とその娘さん（私の従姉妹）が
京都にやってきました。

母の姉が、大原の三千院に行きたいと言っていたので、
下見にも行ったのですが、土井の芝漬け本舗

当日、ちょっと風邪気味な母は、

「とても三千院には行けない。。」と言い、

「じゃあ、電話するね。大原は私一人で連れてあげてもいいし。。」

なんて言っていたら、いとこから電話がありました。

「ごめんね。母が疲れてしまって三千院は行けないって
言ってる。。」と。

ということで、大原三千院行きはあえなくキャンセルとなりました。
でも、初めから無理はしないでおこうと思っていたので、
ま、仕方ないですね～。

色々アドバイス頂いた方、ごめんなさい。
また大原には、暖かくなったら行ってきますね。

京懐石　木乃婦

二人が泊まっているホテルまで車で迎えに行き、
お昼は、４人で仏光寺新町にある「木乃婦」に
行ってきました～。




菅原道真の生誕地といわれる菅原院天満宮神社が
見えるお部屋は、個室椅子席のお部屋です。

椅子席なのでちょっと足元が冷えるかな～と思って
母とお姉さんのために膝掛の毛布を持っていったら、
二人ともすっごく喜んでくれました。
よかった～。




天井も透かし模様が入っていて素敵です。
ちゃんと、木乃婦の文字も入っています。　　　　ここ



さて、お食事の始まりです。



先付けは、黒豆、蛸、それになまこ。。
京都らしいお食事の始まりに、母の姉もいとこも
大喜びでした。
　


お造りは、鯛、もんごいか、鰹。。
もんごいかも柔らかく、母たちでも食べる事ができました。



椀物は、帆立しんじょう。
大きな帆立しんじょうが嬉しい～。
上品なお味で、とてもおいしかったです。

母たちは幼かった頃や、女学生だった頃の話に夢中で。。

思わず、「早く食べないと冷めてしまうよ～」



これは、白身魚ともちごめに、山葵とあんがかかっています。
これも、優しいお味でおいしかったですね～。




天婦羅は海老が２匹。
衣がぱりぱりです～。
京野菜万願寺唐辛子の天婦羅も甘みがありました。




そして、鯛の田舎炊き。
鯛と堀川ごぼうが甘辛く炊いてあり、
思わず白いご飯が欲しくなってしまいます。



ご飯とおつけものが出た後は。。



お待ちかねのデザートです。
初めて木乃婦に来た時、このデザートに感動しました。
だから、今日もデザートは本当に楽しみにしていたのです。




バニラアイス、グレープフルーツのゼリー寄席、ココナッツアイス
きな粉もち、ババロア、みたらし団子の
６種類もついているんですよ。

女性には、本当に嬉しいデザート。
いとこ達も、大喜びでした。


待合の梅の花が咲き始めていました。

１１:３０～２：３０まで、時間いっぱい
本当にゆっくりさせていただきました。
ありがとうございました。

懐かしい思い出話に花を咲かせ、
京都のお料理を楽しみ、
いとこ達は、本当にありがとう～と言って
喜んで東京に帰って行きました。

母と母の姉のツーショットの姉妹写真も
たくさん撮りました。
お雛様も喜んでくれましたよ～。

これからも元気でね。
また、京都にゆっくり遊びに来て下さい。