それほんと?

キラ様のデスノート

大晦日

2005年12月31日 | 政治
 また1年が過ぎた。

今年はどんな年だったか。振り返って見る。そんな番組が続いてりる、、。

評論家、TVコメンテーターなるものばかりで重さ、厳粛さを感じない。

文化、学問、歴史、哲学などの視点、指針、基礎、見識を持たない人の意見にどれほどの価値があるというのだろうか。

所詮、番組の視聴率稼ぎ、コマーシャリズムでしかない。

来年もまた同じことの繰り返しだろう。

優勝劣敗という社会を築く。そんな野蛮的な社会がいいのか。動物帰りしたようなものを理想だという政治家、評論家、経済学者に翻弄される時間が過ぎる。

何千、何万年という時間の経過によって築き上げてきた人間の尊厳、生きる価値観を少しばかり後戻りさせている。

優勝劣敗、美しい響きだが、権力と隷属の本質は変わらない。生存競争の先に新しい価値を見出せない時代なのだ。

歴史を振り返る。100年だけではなく、1000年、1万年、と振り返る。そこに、相変わらず存在する野生の世界から新しい価値観を見出す努力をすべきではないか。

年の終わりに思うこと。それが本当の気持ちだ。


心身喪失

2005年12月30日 | Weblog
 弁護士の詭弁

裁判になるとよくある話、心身喪失状態であったから裁判は不可能、、。

そんな話がよくあるが、そもそも精神状態がノーマルな人だけが裁判の対象になるのか。そんな疑問をよく感じる。

言い逃れではないか。詭弁ではないか。

そもそも社会にはいろいろな状態の人がいて構成されている。それを公正に維持する仕組みのひとつが裁判制度ではないか。

弁護士がこの言葉を持ち出すのは、明らかにこの現実からの逃避に他ならない。弁護士は、社会の正義を維持するために職業のはずだ。検察と対立する形だが、間違いを防止する上で機能しているだけだ。

加害者を救うことが第一義ではない。それは、社会正義の前には二義的でしかない。

どこかおかしい。基本を忘れた弁護活動。

それが本当の話ではないか。

システム開発の自動化って?

2005年12月28日 | IT
 大手ITメーカーがシステム開発の自動化を推進するらしい。

今度こそ本気かなと思っていろいろ記事を読んでみたがどうも怪しい。システム開発の人件費を半減させるということらしいが、できるものか、、。

そもそも、ITは発展途上の技術、今後もどんどん発展する。だから、開発工数は減らないはずだ。

従来レベルのシステム開発は、もちろん減る。だが、新しい技術を取り入れ、開発するとなると別の工数がかかる。

自動車、電気製品などの開発がよ例だ。自動化、省力化の連続で、開発工数は削減できたが、研究開発、実用化研究は膨れ上がっている。それが企業の生命力だ。

プロジェクト単位の工数は減るが、会社としての研究開発費は増えるはず。だから、単価は変わらない。その上で、コスト削減する。

さてどうする? 経営者のみなさん。

それが本当の話ではないか。

長渕剛

2005年12月27日 | Weblog
 男達の大和

なにか切ないものを感じる。戦後世代としては、知覧特効隊の話も戦艦大和縄沖海戦のことも夢のような出来事に思える。

しかし、あそこまで情熱的になれるだろうか。国を愛し、人を愛し、家族を愛することができるのだろうか。真剣になれるかとふと考えてしまう。

61年前の出来事に深い思いをと述べた人がいた。身のまわりにも同じ考えの人がたくさんいるだろう。しかし、為政者やしたり顔の連中がそれを踏み潰そうとしてはいまいか。

今度は、あの時に立ち返って、彼ら以上の情熱を持たなければならない。そして、家族を愛し、人を愛し、国を愛し、世界を愛する、そんな気持ちで改めて平和憲法を維持しよう。

文面は同じでも、それが新しい日本の平和憲法だと思う。改正せず、同じものを改めて、同じように書き直す。

それが世界に誇れる日本の平和憲法ではないか。



優勝劣敗

2005年12月26日 | 政治
 経済が良くなっている。

優勝劣敗のおかげだろう。今朝の新聞によれば、大企業の景気は好転しているらしい。でも、視点を中小企業や地方企業に移せば状況は異なる。

そんなことは百も承知であたかも経済全体、日本全体が好転しているように書く。だったら、金融緩和政策は終わりにしてどうか。

自由主義経済には優勝劣敗はつきもの、それが自由主義経済、負け組みにならないように頑張ってください。それが国の経済政策の基本をなしてきた。

ちょっと言葉を変えて考えて欲しい。日本で生活する限り優勝劣敗はつきもの、それが日本だ。

そんな経済政策を誰が望んでいるのか。

国のあり方の理念がないからこうなる。

それが本当の話では。