グーグルマップとマイマップ

ITが進歩したのは良いことだと思う。
が、使い方に注意しなくてはいけない。
例えば、グーグルマップだ。
自分専用のマップ作成ができるが、登録した情報はどう使われるか不明だ。
初期設定の際、限定仕様にすれば自分専用になる、、というが、怪しい。
インターネットサービスを提供している企業が、いろいろな手段を使って情報を集めている。メールサービス、データベースサービス、、、。
ただで使えるのは良いが、そこに登録された情報が他に転用されない、、という保証はない。
そもそも、インターネットに接続した段階で、自分のPCデータも世界中に公開される危険があることをもっと理解すべきだ。
PCのデータがインターネットに流れるのは、よくある話ではないか。

生善説では、データ漏えいは防御できない。

田原総一郎の記事とオバマ次期アメリカ大統領

田原総一郎の記事（http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081106/110563/?P=1）
を読んで、この男は本当に何もわかっていないと再認識した。
民主主義と経済政策を混同している。

アメリカ人が次期大統領としてオバマ上院議員を選んだのは、経済政策ではない。
United State of Ameriaca,,という民主主義を唱え、国民に支持を得たのだ。

経済に介入しない政府のままでは、民主主義の根幹が破壊され、格差、差別がなくならない、、その主張が受け入れられたのだ。

田原総一郎よ、浅薄な経験談で間違った情報を流してはならない。
そして、間違った考えで日本の政治に介入するべきではない。

良識ある成功者は、その富を社会に還元しようとしている。パフェット氏やビルゲーツ氏のように、富の循環を積極的にし、社会から格差、差別をなくそうと努力している人がいる。

それが、民主主義、United State of Americaなのだ。