それほんと?

キラ様のデスノート

大晦日

2005年12月31日 | 政治
 また1年が過ぎた。

今年はどんな年だったか。振り返って見る。そんな番組が続いてりる、、。

評論家、TVコメンテーターなるものばかりで重さ、厳粛さを感じない。

文化、学問、歴史、哲学などの視点、指針、基礎、見識を持たない人の意見にどれほどの価値があるというのだろうか。

所詮、番組の視聴率稼ぎ、コマーシャリズムでしかない。

来年もまた同じことの繰り返しだろう。

優勝劣敗という社会を築く。そんな野蛮的な社会がいいのか。動物帰りしたようなものを理想だという政治家、評論家、経済学者に翻弄される時間が過ぎる。

何千、何万年という時間の経過によって築き上げてきた人間の尊厳、生きる価値観を少しばかり後戻りさせている。

優勝劣敗、美しい響きだが、権力と隷属の本質は変わらない。生存競争の先に新しい価値を見出せない時代なのだ。

歴史を振り返る。100年だけではなく、1000年、1万年、と振り返る。そこに、相変わらず存在する野生の世界から新しい価値観を見出す努力をすべきではないか。

年の終わりに思うこと。それが本当の気持ちだ。


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