それほんと?

キラ様のデスノート

平和憲法

2005年12月18日 | 政治
 不戦を明文化した日本の憲法を改正する?

平和の基本理念、世界平和の理想を変えることが本当に必要なのだろうか。

自衛隊という現実に存在する軍隊を正当化する方法論として、理想、理念を変えるのは間違いだ。

憲法論議の中に現実を持ち込むのは、明らかな論理矛盾だ。日本国民が世界に向けて誇りを持てる理念、理想を変えてはならない。現実論は、立法で対処すればよい。現実にそって理念、理想を変えることがあってはならない。

ビジネスで世界を駆け回った一人として、日本憲法の不戦の理念が地元の人たちとの交流、あるいは、自身の誇りになり、ビジネスを正々堂々と実行できたことを理解して欲しい。

海外で生活し、日本の現地企業で働く。そこで必要なのは、不戦、世界平和の上に経済関係が成立しているという現実だ。

靖国問題で、海外で抗議のデモが発生する。そのことを一番残念に思っているのは、そういった日本のビジネスマンや家族だろう。

不戦の誓いというほど、威圧感のある武力はないのではないか。いつでも武力を準備できる経済力、国民の信念。それが平和の力だろう。

靖国だなんだという時代ではない。19世紀的な世界ではない。すでに世界は、グローバル市民と為政者の二つに分かれている。

テロは、グローバル市民と為政者の戦い。

それが本当の話。