慶喜

心意気
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怨霊(陰陽師と密教僧)7

2016年09月04日 | 歴史上の人物
平安京では、陰陽師と密教僧が怨霊と物の怪と戦う

朝廷は、超自然の力を振るう異界からの侵入者に対抗するスペシャリストを養成
秘術によって怨霊を鎮め、物の怪を追い払うことを使命とした陰陽師
怨霊や物の怪に対抗する超人的な能力を持った者としての密教僧
興味ある本なので、知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用してブログに自分のノートとして記載しました
出典、「京都魔界ガイド(東雅夫)」詳細本で確認ください













陰陽師と密教僧(ネットより画像引用)

安倍泰成・晴明(陰陽師の第一人者)
陰陽師の安倍泰成は宮中に忍び込んだ妖怪の正体を見破った
女官(玉藻の前)を見染めた鳥羽上皇が病に倒れる
安倍泰成は、上皇の精気が女官に吸い取られていることを見抜いて呪文を唱える
呪文により、女官は狐に姿を変えて逃げ去った?

密教と怨霊
密教僧も、怨霊や物の怪に対抗する超人的な能力を持った者として活躍をした
密教は、厳しい修行で、大日如来と一体化し、超人的な力を得て、仏の世界を現世に顕現させる
密教は、インドや中国で発展した宗派です
日本には、唐で学んだ空海によってもたらされた

空海・最澄(密教僧)の活躍
空海が、唐より帰国して密教を広めようとした時期、都が怨霊に充満していた
密教僧の力に、怨霊が鎮まるのを、朝廷は期待した
大千魃で、朝廷は空海に神泉苑で雨乞いの法要を行うよう命じた
空海は、祈薦によって天竺(インド)から善女龍王を呼び寄せた
善女龍王が神泉苑の池に舞い降りると黒雲が巻き起こり豪雨になったという
祈疇の力を証明した密教は平安時代に大流行することになる

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