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宗教の歴史2(他界観・来世観)

2016年09月16日 | 宗教
各宗教が示した死後の世界観

旧人も何らかの来世観をもっていた
宗教にとっての理想や最終日標(天国、極楽浄土)
前世(今生)の生き方、過ごし方で、死後の世界は変わる
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
本には、綺麗な絵画が記載されています
 ☆出典、『宗教史(成美堂出版)』詳細本で確認ください










宗教史(ネットより画像引用)


死後の世界を想定することで死の恐怖をやわらげた宗教
人はなぜ死ぬのか、死んだらどこへ行くのか
根源的な疑間に答え、死に対する不安や恐怖をやわらげるのが、宗教が果たす役割のひとつです
多くの宗教では、死んだ後にも何らかの世界(他界。来世)があると考える
『死』とは単なる通過点、あるいは新たな生への出発点と考えられてきた

来世観の起源
旧人の埋葬跡が出土したことは、旧人も何らかの来世観をもっていた
古代文明(エジプト)でも、ファラオ(王)の墳墓からはミイラや豪華な副葬品、殉死者の遺骨などが発掘される
次の世界でも王は王として生きる、という来世観に基づくものです
キリスト教など「幸せな天国」と「業火で焼かれる地獄」と、具体的なイメージの来世観が導入される
今生の行いが死後の行き先に影響を与えるとすることで、現世における人々の宗教的倫理観を醸成した

宗教にとっての理想や最終日標
仏教における「輪廻転生からの解脱」という来世観
キリスト教、イスラーム教における「最後の審判ののちに天国に行く」という来世観
教義などを理解するうえでも重要な思想です

イスラム教他界観・来世観
非イスラーム教徒(墓の中で天使から罰を受け続ける)
イスラーム教徒(天国の記録簿に名前を書いたのち、墓の中で復活を待つ)
殉教者(ジェハード(聖戦)での死者には天国が約束されている)

キリスト教他界観・来世観
地獄(非キリスト教徒と完全な悪人が送られる)
天国(キリスト教徒が送られる)
煉獄(キリスト教徒のなかで小罪を犯した者が送られ、魂を浄化する場所)

仏教の他界観・来世観
輪廻思想(前世の生き方で次の生まれ先が決まる)
六道輪廻(「天道」「人道」「修羅道」「畜生道」「餓鬼道」「地獄道」)の何れかに生まれ変わる
解脱=涅槃(真理を悟ることで解脱し、涅槃にいたる)
極楽浄土(あらゆる苦しみから解放された世界)

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