この番組は、NHK BSプレミアムの「プレミアムアーカイブス」で、8月27日(火)の午前9:00~9:48に放送されました。
「プレミアムアーカイブス」は、NHKのBSや総合テレビで放送された番組の中から、反響の大きかったものを再放送する番組です。
“すばらしき犬の世界 ”は、日本で人気の高い4種類の犬 を取り上げ、その生れ故郷を訪ね、誕生や風土と人との関わりの様子を4回連続で紹介しました。
我が家で、ミニチュアダックスフンドの『グリフィン君』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130828 を飼っているので、シリーズ第3回目の「穴にもぐる小さなハンター ~ダックスフンド~」を観ました。
【グリフィン君】
日本では愛玩用として人気の高いダックスフンドですが、生まれ故郷・ドイツでは、狩猟用としても飼育されています。
番組では、ドイツを訪問し、その訓練の様子等を紹介してくれます。
ダックスフンドは、19世紀のドイツで、アナグマを捕獲する為に改良を重ねて作られました。
ドイツ語で、Dachsは“アナグマ”で、Hundは“犬”の事です。
この番組で初めて知ったのですが、当時のドイツではアナグマを食料としていたそうです。
しかし、アナグマの数が減った現在では、ダックスフンドは、害獣であるキツネを捕獲する役目を担っています。
狩猟犬として、ダックスフンドを育てている農家では、生後6ヶ月から狩猟の訓練を始めます。
犬は、幼い内に訓練をする必要があります。
そう言えば、我が家でも『グリフィン君』が小さい頃に、東大構内で土曜日に開かれる「犬のしつけ教室」に連れて行った事があります。
「犬のしつけ教室」が嫌いだったグリフィン君は、訓練の途中に、猛スピードで逃げ出した事を思い出しました。
さて、ドイツの農家での狩猟犬としての訓練ですが、訓練用に作られた人工のほら穴で行います。
ダックスフンドも、本来は、暗い穴に入るのは怖いそうです。それを、訓練によって克服させます。
この番組を観て、改めて狩猟犬としてのダックスフンドの本能的な行動を理解することが出来ました。