立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

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若旦那 衛生に関して考える① 「食中毒」

2015-01-22 17:05:39 | 健康

衛生に関する商売をさせて頂いている関係で、「保険医療協議会」なるものの委員をさせて頂いている若旦那・・・本日も会議に出席したのですが、まぁ、なんといっても風呂屋の若旦那ですからね、たいした意見も言えず、イマイチ、貢献できていない気がします・・・ので、せめて、情報を一人でも多くの方に広めるという広報?周知?啓蒙?・・・ともかくそういう活動ぐらいはしてみようかなと思いまして、本日はその第1弾!

本日のテーマは「食中毒」です^^

東京都で年間、どれくらいの食中毒がおこっているのかご存じですか?もちろん、その年によってマチマチなのですが、約100件の報告があるようです。多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれでしょうが、ただ、死亡者はいないということで、その点は、ほっとさせられます。

ちなみに、多摩立川保健所管内では、昨年9件の報告があるんですが、ほとんどは生肉の摂取によるものだという報告があります、お肉のたたき、刺身、カルパッチョ(若旦那の大好物ばかりです)が原因で症状が出るようです・・・このケースは「カンピロバクター」という菌が見つかるタイプですが、この「カンピロバクター」という菌は、あらゆる動物が保有しているそうで、中でも牛や豚よりも鳥が多く保有しているんだそうです、新鮮な肉でも繁殖するので、やはり火を通す以外に手はないということです、生食好きには天敵ですね・・・皆さん、お肉はよく焼いて食べましょう!!^^

もう一つ、よく耳にするやつに「ノロウィルス」っていうのがありますよね、冬場に発生しやすいもので、集団発生につながり場合があるので、恐れられてますよね。

このウィルスはオハイオ州ノーウォークの小学校ではじめて検出されたことから、その名がついたのだそうですが、カキを含む2枚貝から検出されることが多いということで、これまた若旦那の天敵と言えます!なにしろ、若旦那は生カキが大好きなんですから!!(いや、そんなに力入れなくてもね)

「サルモネラ」ってのも忘れちゃいけませんね、自然界に普通に存在しまくっているこの菌は、ペットなどを介して食品を汚染することもあるようです、生肉やうなぎやスッポンなどが原因になることもあるのですが、鶏卵による食中毒も報告されているそうで、十分な加熱工程を経ていない玉子料理が要注意だそうです、もっとも、最近は、鶏卵の予防がすすんでおり、減少の傾向にあるのだそうです。新鮮な卵を割卵後、速やかに食べることで、かなり予防できるようです、もちろん、完全に加熱するのが一番なんでしょうけど^^

こうした微生物の情報は東京都福祉保健局の食品衛生安全情報サイト「食品衛生の窓」などで詳しく知ることができますので、是非、チェックしてみてください。

 

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