立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

5月5日は菖蒲湯です

2013-05-05 14:55:13 | 銭湯

5月5日といえば、子供の日・・・子供の日と言えば風呂屋にとっては1年で最も大切な日の一つ・・・そうです、「菖蒲湯」の日ですからね!これは冬至の「ゆず湯」と並んで、伝統的なイベントですから、力も入ります。

東京都の銭湯の菖蒲は茨城から調達しているんですけど、4日の早朝、菖蒲をたっぷり積んだトラックが茨城を出発し、八王子・府中・中野・・・ってな感じで、あちこちで、菖蒲を卸しながら都心に向かうんですけど、若旦那は午前9時に国分寺某所にてトラックと待ち合わせ、多摩地域の菖蒲を引き取ります。

数人の銭湯主と待ち合わせし、車に目いっぱい積みこんで、各浴場に配ってまわるんですけど、車の中がなんとも青臭い匂いで充満していく・・・これは・・・癒される香り・・・なのかな?^^

ウィキペディアによれば、江戸時代、武家社会で菖蒲と尚武をかけて5月5日を尚武の節日として祝うようになったのが端午の節句の始まりだと言われ、その結果、今日でも5月5日には菖蒲湯に入る習慣が受け継がれているのだという。

中国では季節の変わり目は体調を崩しやすいことから、薬草として用いられていた菖蒲を湯に入れて、長寿や健康を願ってきたそうで、日本では江戸時代から庶民の間でも親しまれているようだ・・・これは、絶対に未来に残さねばならない大切なお風呂なのだ!

効果としては、菖蒲にはアサロンやオイゲノールという精油成分が多く含まれていて、腰痛や神経痛を和らげる効果が期待できるそうだ。また、菖蒲には独特の香りがある為、菖蒲湯にはアロマセラピー効果もあり、心身ともリラックスすることを期待できるそうだ!

ちなみに梅の湯では、上下とも露天風呂に菖蒲を入れさせて頂いています。こんな感じです!

 

是非、ご家族お揃いでお入り頂きたいお風呂です。菖蒲は根元の赤い部分を折ると強い香りを発しますので、浮いている葉で是非、お試しください・・・他の方の為に、全部折るとかはやめてくださいね^^

今年の菖蒲は大変良い品が届きました!きっと満足いただけるはず!このあと、3時開店です・・・皆さんのお越しをお待ちしております。

 

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