2月10日 「花森安治の仕事」展 を世田谷美術館へ見に行きました。
デザインする手、編集長の眼 2月11日~4月9日(日)
この日、オープン前日の「開会式・特別内覧会」に招待されました。
館長の挨拶に「例によって、此の館の特別セレモニーがある日は 雨、風、
嵐が多いのですが、今日は雪まで降って大変な日になりました。・・・・」
それでも立ち見の人も沢山いて、大盛況。翌日からの展覧会も賑わうでしょう。
一人娘の藍生(あおい)さんが、亡き父の在りし日の思い出、生き方、仕事への
姿勢などを話され、この展覧会の出来上がるまでのプロセスや苦労を
話されました。ゆっくりとした口調、低めの声、簡潔でとどこうりのないリズム、
真実味があってよかった!
花森さんは、夫の叔父にあたる人で、ご夫妻が亡くなられた今も親戚のつながりが
続いています。
この展覧会は、昨年の朝ドラの流れではなくて、10年も前から計画されていたものが
やっと結実したのが、この時期だったのだのだそうです。
朝ドラで主人公とともに雑誌を立ち上げた花森安治
日曜美術館 2016-7-17 に放映されたものからお借りしました。
創刊号(1948年)
100万部をほこる国民的人気雑誌となって、名物・編集長といわれるようになった
絵を描き、編集をした 机
晩年、病で入院していたころの自画像
「日曜美術館」の生け花はいつも感心します!
この日は、開会式・特別内覧会でしたが、6時の閉館の時間までに、レストランで
軽い食事、飲み物を頂いたりしたので、展示物の半分は集中して見られない
時間切れ状態でした。
お土産に頂いた図録は、ほんとうに素晴らしい。「暮らしの手帳」のエッセンスを
集めたさすがの傑作で、じっくり読むたのしみが増えました。
もう一度、出来たらなるべく空いた時間を目がけて来館しなくては、、と思っています。
偶然の発見(?)
世田美のレストランの名前は、「ル・ジャルダン」(庭の意味)
2~3日前に友達とカワズザクラを見に行った椿山荘のレストランも「ル・ジャルダン」
庭が美しいレストランはフランス語の名前がお好きらしい。
椿山荘のカワズサクラは見ごろです。