花歩る木

山と旅がすきです

高尾山ビジターセンターのイベント

2018-09-30 14:24:51 | 山歩き

2018年9月23日ビジターセンターのイベントに参加しました。
      今回のテーマは、「高尾山の新七不思議」をたどる・・・という企画でした。

      1、高尾山が生き物の宝庫ってどうして?
      2、高尾山と天狗ってどんな関係があるの?
      3、薬王院のご本尊ってどんな顔?
      4、仏の世界にも格がある?
      5、ここってお寺?神社?
      6、高尾山には仙人もいるの?
      7、どうしてブナが生えているの?     と言うのが七不思議です。

      約60人ほどの人数が参加したようで、1組に2名のボランティア自然指導員が
      ついて、10時ごろから2時頃まで、混雑の高尾を歩きました。

      
      1号路  登りがほとんど終わって、11丁目への道
         
      11丁目の道しるべ                     伝説のある「蛸杉」           
      
       神変堂
          
      男坂の108段の階段
           
      硫黄島の戦没者慰霊碑    ⇈ 永代供養の碑は時の「厚生大臣小泉純一郎」
           
      薬王院大本堂   お寺でもあり、神社でもある。

      高尾山は、新宿から電車で約1時間で行ける東京都八王子市にあり、明治の森高尾国定公園
      に指定されている標高599mの低山で、一年を通して多くの人々に親しまれています。
      特に、ミシュラン・グリーンガイドで三ツ星を頂いてからは、年間320万人の登山客(観光客)が
      訪れる人気の山です。(山で三ツ星を頂いたのは、富士山と高尾山だけ。)

      歴史は古く、744年奈良時代に聖武天皇の勅命をうけた行基によって開山されたそうです。
      信仰の山であり、八王子城を守る重要な場所にあったため、時の権力者によって、山一帯の
      植物(6000種)や寺院が保護されて、生き物の宝庫と言われているのです。

      久しぶりの好天に恵まれて、ガイドさんの知識、教養をひとかけら分けて戴いて、楽しかったです。

 

 

 

 

 


日光ウオーキング

2018-09-17 10:27:05 | ウオーキング

2018年9月13日山の会の9月のイベントは、「日光杉並木街道と瀧尾道探勝路を歩く」
     でした。集合は今市宿でしたが、3時間ほどの街道歩きを省略させてもらって、
     神橋から、弘法大師空海が開いたと伝えられる瀧尾神社(たきのお)までの
     二社一寺境内の外周をたどるルートを歩きました。

     午前中は、「田母沢御用邸記念公園」とそのほんの隣の「植物園」を訪ねました。

      日光田母沢御用邸記念公園
      
       かっての天皇の静養地と庭園を整備してつくられた歴史ある公園
       建物内も庭園も一般公開されています。   510円

      
      内謁見所  天皇陛下に謁見する部屋
      
      
      
      廊下の杉戸絵
      
      4月20日頃見事に開花する枝垂れ桜、樹齢400年、樹高15m、幹回り4m
      
      
      3階(御展望室)があるのはこの棟だけ。合計106の部屋があるという広さ。

      東京大学大学院理学系研究科付属植物園 日光分園

      
      
      通称「日光植物園」と親しまれています。今の季節、夏の終わりの花と、秋の花が
      ほんの少し、キレンゲショウマは、これからさかりを向かえるようで、勢いがありました。

      滝尾の道

      
      
      仏岩  切り立った断崖一帯に仏に似た岩がならんでいたというが地震で壊れたそうだ。

      神橋と滝尾神社を結ぶ滝尾古道は、老杉が生い茂ってひんやりした浄域でした。
     「女性に道案内をしましょうか?と誘う心無い男がいるからご用心」との警告看板が
     立っていましたが、あの行くへ不明のフランス人女性は、まだ見つかっていません。
     一人で歩いている外国女性によく合いましたが、怖くないんですか?   
 
           


小金井市立「はけの森美術館」へ

2018-09-12 09:51:56 | 美術館

2018年9月8日 小金井市立「はけの森美術館」へ行ってきました。
      「絵画で国立公園巡り~巨匠が描いた日本の自然~」    昭和9年に日本で初めて
      国立公園が指定され、当時を代表する洋画家たちに製作を頼んで、最終的に
      80点のコレクションとなったようです。

       各地を巡回して、関東地域で、「はけの森美術館」が開催することになったようです。

           
       
       館内は撮影禁止。唯一カメラOKはこの布の写真絵だけ。     「三保富士」和田英作

      「Musashino はけの森カフェ」 への入口

      「中村研一記念はけの森美術館」の敷地内にあります。洋画家の中村研一がここにアトリエと
      住まいを構えたのは戦後すぐのこと。さまざまな文化人が彼のアトリエを訪れたそうです。

      
      
      

      
       研一が夫人とともに住んだ住まいを改装したのがこのカフェ   靴を脱いで上がる
      
      「美術の森」のところどころから湧水が流れ出ています。
      
      かなりな傾斜の森の道を登って、美術の森北門へ続きます。
      
      美術の森北門

      「美術館」「はけの森カフェ」のある「はけ」とは、この一帯の崖状の地形の事で、
     このあたりは
武蔵野の森と野川の流れに挟まれた、とても風光明媚な場所です。  

     カフェのスタッフは全員が元・幼稚園のママ友達だと聞いて、和やかな雰囲気、商売
     臭さのない空気に癒されました。  



清澄庭園と平成庭園 散策

2018-09-09 21:34:51 | 散策

2018年9月7日 猛暑が少し緩んで、外歩きが出来るようになりました。
      山へ行きたかったのですが、「曇り、時に雨」という予報なので、山はまずい。
      都内のまだいったことのない
公園へ行くことにしました。

      東京には、9ヶ所の都立庭園があります。その1つ、江東区にある「清澄庭園」
      目指しました。明治期に岩崎弥太郎が造成した「回遊式林泉庭園」で、その後
      東京市に寄付して昭和7年に開園したものです。(江東区)  シニアは70円


       
       清澄庭園 入口
       
      受付横に咲いていた「サフランモドキ」
      
      各所に配された影石は、岩崎家が汽船で日本各地から集めたもの。
      
      岩崎家三代が築いた名石と水、緑の景観。涼亭が全体を引き締めています。

      隅田川にかかる永代橋ですが、角度が悪くて「国の重要文化財」に指定されている雰囲気が出なかった。

      
      
      平成庭園  (江戸川区)  無料
      
      
      
      

      江戸川平成庭園は、昭和初期の政治家・田中源が土地を寄贈し、そこに行船公園が開園。
      「平成庭園」は平成元年に園北側に造園されました。大きな池を中心に配し、ほとりにある
      「源心庵」が日本情緒を醸していました。

      明治期にできた「清澄庭園」と、平成にできた「平成庭園」がくしくも似たようなデザインに
      なっていたのが、興味ありました。


琉球・美の宝庫

2018-09-09 17:08:26 | 美術館

2018年8月31日 サントリー美術館で行われている 「琉球・美の宝庫」展に行ってきました。

      沖縄は、かって琉球と呼ばれて、東アジアを舞台に繁栄した海上王国でした。
      展示品は紅型の染織、絵画、国王尚家の財宝、漆芸…等、超一級品ばかり。
      

      
      サントリー美術館入口

                                 写真はテレビ「ぶらぶら美術・博物館」より
       
       首里城  尚巴志が統一して拠点にした城
       
      3国に分かれていた琉球を尚巴志が1429年に統一した。

      
      染織の部  王族ら高貴な人々の衣装は貝摺奉行所というところにいた
           絵師が下絵を担当していたそうです。黄色は王家のイメージカラー

      
      絵画の部   琉球美術の元ネタになっている花鳥図巻
      
      琉球人舞楽の図    10代の少年達、アイドルとして超人気だった

      
      国宝 玉冠  
      
      尚育王御後絵
      
      
      黒漆雲龍螺鈿大盆

      明治12年、琉球は処分され、沖縄県になり、王家は東京へ移りました。
      1995年~6年に王家の品々は、尚家から那覇市へ寄贈され、2006年に
      1200点まとめて国宝に指定されました。      

      雅で、豪華で、細密で本当にすばらしい宝物ばかりを見せていただきました。
      沖縄・・・ってすごい歴史があって、すごい文化があったんですね。

      

        「安室奈美恵」さんと言う、大スターが育ったのもこの沖縄。最高にきれいで、一番
       いい年頃に「やめる」なんて、、、、、、、なんで??、、、、、沖縄の潔さ??