花歩る木

山と旅がすきです

四国・花の庭(3)

2022-05-31 11:54:36 | 植物 花

2022年5月25日「モネの庭」の後、高知県立「牧野植物園」へきました。  

    「植物園を作るなら五台山がええ」90才を超えた牧野博士の一言で
    四国霊場31番札所五台山竹林寺の一角を譲り受け1958年に開園したそうです。

    記念館は、建築家・内藤廣氏
    園地や建物は五台山の自然に調和した、すばらしい作品で、何よりも
    豊かな自然が観察できる設計だと素人目ながら、一番感心しました。

 

     今、一番見ごろの花は「ガンゼキラン

     
   

               
                
   カフェのケーキの名前は「牧野ロール」     ユーモラスな表情の富太郎

    時間が限られていて、園内の1/5も見てなかったんじゃないかしら?

    竹林寺へ通じる「遍路道」も所々に見え隠れして、歴史も感じました。

    朝井まかてさんの新刊「ボタニカ」をショップで知りました。
    牧野富太郎の生涯を描いたものらしい。すぐにそこから図書館に
    申し込んだら60番目でした。

    

     2日間 好天に恵まれ、21人のツアーでしたが、心地よく観光できました。
    うちのパーティは、夫、娘(サポート役)と私の3人。楽しかったです。


四国・花の庭 (2)

2022-05-29 11:09:16 | 植物 花

2022年5月25日快晴の花めぐり日和になりました。

     
                  「モネの庭」マルモッタンにやってきました。

        高知県東部に位置する
     典型的な山村である北川村に「モネの庭」マルモッタン」があります。

    * 水の庭

           
    遊歩道に咲いていた花

             
      左;庭園管理責任者・川上裕さん 朝一番から私たちのガイドを務めて
        下さいました。花好きのおばさま達は大喜び。有名な人ですよ。
      右;絵画「睡蓮」の世界が現れました・

               
      
               
           
             
     睡蓮は、鉢植えですって。深さ1Mの池に190鉢ほど、花の配色を計算し、
     葉が楕円に集まるように沈めてあるそうです。

    赤や白の温帯性の睡蓮は、本国のモネの庭から株分けされたものだそうです。
    モネが憧れた熱帯性の青い睡蓮は気候のせいで叶わなかったそうですが、
    北川村では、6月下旬から咲くそうです。私達残念ながら見られませんでした。

     コクリコの丘を通りすぎて「ボルディゲラの庭」に行きます。

           
       


     ⁑ ボルディゲラの庭

           
    モネが訪れた地中海に感激して描いた作品からイメージして、作られた
   オリジナルの庭。2020年からオープンしているそうで、見られて良かったです。

   
     ⁂ 花の庭

       花の庭の出入り口

           
           
       

             
        左; モネが来客用に使っていたというデザインの食器。
     貴重な田野屋塩次郎さんの柚子塩を使った特別料理のランチでした。
   右;入園券に、「本半券で フランスのモネの庭に入園できます」って。
     2027年までに。
 
       本家フランスから世界で唯一モネの庭を名のることを許されたのが
   この北川村の「モネの庭」マルモッタンです。私は、20年以上前にジベルニーへ
   行ってきましたが、ここは、ジベルニーより少し狭いのかな~・・・と思った
   ぐらいで花々の色彩の組み合わせはみごとで感心しました。

   
           この後、高知県立牧野富太郎記念館へ行きました

 


四国・花の庭(1)

2022-05-28 15:56:19 | 植物 花

2022年5月24日香川県のバラ園へ行って来ました。
  
    高松空港から丸亀市に入り、「レオマワールド」という大きな
    テーマパークへ行きました。その一角にアジアの遺跡を忠実に
    再現した「オリエンタルトリップ」という散策エリアがあって
    今は、❝春の大バラ祭り❞が開催されていました。


      
     アンコール王朝の貴重な寺院を忠実に再現した建築物

       
   手入れのおばさん       おばさんの好きな「オマージュ・バルバラ」

         

     
     「プラサット・ヒン・アルン」という寺院の周辺は、約6万本のバラが
     咲き誇っていました。

     

      

         
   春と秋には、世界各国約10万本のバラが咲き誇る・・・そうです。

               
     香川県の飯野山(422m)・讃岐富士と呼ばれています。
    バスの中から。

         

                                                      高知県へ入って 泊り


ピーターラビット展(世田谷美術館・東京)

2022-05-19 14:49:30 | 美術館

2022年5月17日世田谷美術館の「ピーターラビット展」を見てきました。

    

  「ピーターラビットのお話」は、今年出版120年を迎えるそうです。そのお祝いに
  物語の原点となった絵手紙や彩色原画など約170点が展示されていました。

      
                
           ハッピーバースデイ❣ ピーターラビット
              本展のためにイギリス湖水地方のビアトリス・ポター・アトラクション
    が特別に制作した高さ180㎝の特大バースデイケーキ

                                            *            *          *          *          *
              今回の展示品は、小さくて、色彩が薄い。それに撮影OKが少ないので、
        2013年4月に湖水地方を旅した時の私の写真を使ってみました。
                  
                                    *    *    *    *           * 

        湖水地方は、2017年に世界遺産に登録されています。

    
    40ほどある湖の1つに小雨の中船にのりました。寒かったのを覚えています。 

         
    ザ・ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター・アトラクション

          
    館内は、明るく、カラフルでビアトリクス・ポターさんがwelcomeして
    くれました。

       
             館内は仲良し動物たちがいっぱい!   ショップもあって、孫への
    お土産(絵本、ぬいぐるみ)を買いました。

                       
          *    *    *    *    *

   イギリスの中西部にある「湖水地方」にもかってこの絶景がこわされる
   危機に陥ったことがありました。その時、美しい景観を守るために
   立ち上がったのが、「ピーターラビット」の作者だったのです。

   ビアトリクス・ポターは「ピーターラビット」の印税で湖水地方の農場
           や土地を購入し、ナショナルトラストに寄贈したのです。
    「ピーターラビット」のおかげで湖水地方の絶景が守られているのです。