花歩る木

山と旅がすきです

鎌倉散策(神奈川県)

2019-07-25 12:16:47 | 散策

2019年7月19日鎌倉を散策してきました。
     
      江ノ電極楽寺駅でおりて、極楽寺→成就院→御霊神社→光則寺
      →鎌倉文学館→古我邸(でお茶をしたかったのですがウェディングの
      ため、全館入れず)。新しいパン屋さんで並んでパン買って
      帰りました。
     
      
      極楽寺 風情ある茅葺の山門
      
      
      門をくぐると桜の参道が続く花の寺
                                              
      成就院
       
      
      参道(アジサイでいっぱいになる道)から由比が浜が望める
        
         縁結び不動が人気の寺

      
      御霊神社の手前に江ノ電が走っている
    
      光則寺  長谷寺を通り越して、静かな寺へ向かいました

      
      
      草木の美しい寺。裏山に日蓮の弟子・日朗を幽閉した土牢がある

      鎌倉文学館   「角野英子の世界展」が~9月23日まで

      
             
      バラはもう期待していなかったのに、よく剪定されていて
      まだまだ十分鑑賞できました。

      角野栄子さんは、鎌倉市在住の童話作家。「魔女の宅急便」や
      「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどをあらわしました。      
      40周年を迎え、昨年国際アンデルセン賞作家賞を受賞されました。
      84歳になられるのに、おかっぱのグレーヘアに色鮮やかな眼鏡、
      はっきりした色合いのワンピースに大きめのアクセサリーを
      組み合わせたワードロープは本当に素敵。テレビでお目にかかりましたが
      あこがれます。帰りに「角野栄子の毎日いろいろ」という本を買いました。
     

   

      


戦場ヶ原(奥日光・栃木県)

2019-07-23 14:30:54 | Weblog

2019年7月10日本当に梅雨の晴れ間、この前日も次の日も雨でした。
      山の会の7月のプログラムは、奥日光、戦場ヶ原のウオーキング。
      
      一行22名は、新宿よりバスで湯本温泉へ。標高1500mの
      湯の湖の西側を半周して、湯滝へおりました。

      
      湯の湖は、湧き水の湖。5月上旬はシャクナゲの群生が見られます

       
      湯滝です。奥日光の三大滝(華厳の滝、竜頭の滝、湯滝)に
      数えられています。落差50m 幅25m。ここで急に雨に
      ふられましたが、滝の轟音と重なって水の激しさを感じました。

      戦場ヶ原
              戦場ヶ原の伝説  ⇊
      
      
      湿原の中に小さなカラマツやシラカバの木がたくさん見られます。
      幼木に見えますが50年以上も経っているそうです。湿原は
      木にとって厳しい環境なので成長が遅いためだそうです。
      
      イギリス、イタリア大使館別荘記念公園

      
      イギリス大使館別荘の湖側

      イタリア大使館別荘記念公園
      
      1階 様々な杉皮が天井、壁に張り巡らされた書斎
       イタリア製生地のソファー 寛げますね。
      
      1階 広縁から望む中禅寺湖

      
      帰り道、歌ヶ浜あたりから雲がはれて男体山が見えてきました 

      つゆの雨続きの毎日なのに、この日だけハイキング日和に恵まれ
      ました。リーダーご夫妻が、余程徳の高い人だからでしょう。

      ただ、うちに車のあった2~3年前までは、私たちの大好きな
      ハイキングエリアだったので、毎年、花を見に来ていたところ
      なのですが今回は感激する花に全く出会えなかったのが残念
      でした。  端境期だったようですね。
      

      


松方コレクション(国立西洋美術館)

2019-07-17 17:42:17 | 美術館

 2019年7月3日梅雨の暗い空の日が続いています。
     
     国立西洋美術館で、「松方コレクション」を見てきました。(~9月23日まで)
     この美術館は、松方コレクションを収蔵する目的で設立されています。

     100年前の日本に松方幸次郎という神戸の川崎造船所の社長だった人が
      自分のためではなく、多くの日本の若者に西洋画を見せたいと1916~1927
     年頃ロンドンやパリで、名画を3000点以上買い集めました。
     その後、造船所の経営破綻、ロンドンの倉庫火災、第二次世界大戦・・・・
     などの苦難の道をたどった名画たちが、今回「松方コレクション」として
     展覧されています。

     開館60周年を迎える今年、「松方コレクション展」を館長着任時から構想
     していたという馬淵明子館長の思いと、実業家であり、美術コレクター
     でもあった松方幸次郎のドラマと、印象派の作品の数々が拝見できました。

     
     モネの「睡蓮」 コレクション展の中でも大きいので破格の輝きでした。
     西美の顔、宝です。松方さんが直接ジベルニーのモネの家へ行って買わせて
     もらったそうです。新館1階の展示室(常設展)にいつも飾ってあります。

     
     「カレーの市民」オーギュスト・ロダン
       中世百年戦争の時代、フランス・カレーの町を守るために犠牲になった
       6人の市民の記念碑として制作。     前庭にいつも見られます。

     
     「葉を落としたジャ・ド・ブッファンの木々」ポール・セザンヌ
     
     「座る女」油彩 藤田嗣治   この絵は初めて見ました

             
     中庭、と、1979年に増設された新館は、ル・コルビュジェ門下の前川国男が
     設計担当したそうです。
     
          常設展示室は、写真撮影が許されていますので、(企画展は勿論ダメ)                                    コ         コレクション展以外の写真を使用させていただきました。                                                                                                    

     松方幸次郎は、50歳すぎから、「時間つぶし」だと言って美術収集を始めた
     そうですが、潔く豪快で人間味あふれる、魅力のある人物であるのが
     関連書物からうかがえて、こんな人を 映画かテレビドラマにしてくれたら
     いいのに・・・と、思ってしまいました。