言葉って面白い!

この日本語、英語でなんていうの?その奥に深い文化の違いが見えてきませんか。

春の雷

2008年03月10日 | 四季
今日は全国的に荒れる天気になりそうです。
真冬並みの低気圧が接近していて、大気の状況は不安定。
気温も昨日に比べて大幅に下がりそうです。

春先に起こる嵐を「春雷」と言います。

かつては、春の到来を告げる雷としてめでたいものと考えられていました。
冬眠していた地中の虫たちがこの雷に驚いて地上に現れる、とも考えられ、「虫出しの雷」という言葉もあります。

調べてみると分かりますが、日本には季節の移り変わりを表す言葉が、本当にたくさんあります。
天気予報を見て、今日の天気のことを何というのだろう、と調べると、ほとんどの場合、何らかの固有名詞が存在する、といっても過言ではないくらいです。
「晴れ」「雨」だけではない、天気の言葉の数が、日本人の季節の変遷に対する敏感さを表しているのだと思います。

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