言葉って面白い!

この日本語、英語でなんていうの?その奥に深い文化の違いが見えてきませんか。

新型コロナウイルスが言葉の世界にも・・・

2020年06月14日 | ニュース
これだけ大きく世界中を揺るがせた出来事ですから、宇宙人でも襲来してこない限り、今年の一番の出来事は「新型コロナウイルス」でしょう。
言葉から世間を見る、という意味で言えば、まだ少し気が早いですが、今年の流行語大賞を予測するのが面白いです。

ストレートに考えれば、「新型コロナウイルス」ということなのでしょうが、それではストレート過ぎて面白くない。
ちょっと広げて考えてみます。
「オーバーシュート」
「クラスター」
「緊急事態宣言」
「外出自粛」
「アベノマスク」
「PCR検査」
「三密」
「オンライン飲み会」
「リモートワーク」
「ソーシャルディスタンス」
「新生活様式」
「東京アラート」
ざっと世の中の動きの順番に並べてみたつもりですが、これらの言葉はすべて、コロナ騒ぎがなければ存在しなかったか、それまでほとんど一般に使われることがなかった言葉ばかりです。
「アベノマスク」や「三密」のように、造語として新たに生まれた言葉もあれば、「クラスター」や「オーバーシュート」のように専門家筋ではもともとあった言葉だが人口に膾炙していなかった、という言葉もあります。
いずれにしても、人々の印象に残る言葉というのは、「新しい」言葉だということなのでしょう。
わずか4ヶ月ほどの間に、これだけ「世の中を賑わす言葉」が生まれたというのは、いかに新型コロナという事象が大きな出来事だったか、ということの表れなのでしょう。
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