WBC世界バンタム級チャンピオン
長谷川 穂積(千里馬神戸)
21勝(7KO)2敗
WBC同級4位
シンピヴェ・ベチェカ(南アフリカ)
16勝(9KO)
写真右側:白いトランクスが長谷川選手。
写真左側:チェッカー柄のトランクスが、
南アフリカからやって来た無敗の挑戦者ベチェカ選手。
情報が少なく得体の知れない不気味な挑戦者を
長谷川選手がどうさばくか
1ラウンド:シーンと静まり返ったコロシアム、
長谷川選手が先に仕掛けるが距離が遠い。
ベチェカ選手は、それほど動きなし。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
2ラウンド:ベチェカ選手は、手を出さない。
長谷川選手もそれに付き合うかのように見合う、距離の探りあい。
盛り上がらないのでヤジが飛ぶ。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
3ラウンド:レフェリーが積極的に打ち合うように促すが、
お互いにジャブ(それも攻撃的ジャブではなく、けん制)を
出し合うのみ。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
4ラウンド:長谷川選手が前に出て距離をつめるが、
相変わらず両選手共に積極的な攻撃は見せず、
コロシアムにブーイングとヤジが響く。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
ここで、オープン・スコアリング・システムを採用しているので、
ジャッジの採点が公開された。これほど動きがないラウンドで、
プロのジャッジはどちらにポイントを振るのか?
40-36が1人、39-37が2人で長谷川選手を支持。
流石はプロである、マストシステムなので、
きちんんとポイントを振り分けていた。
私はプロじゃないので40-39で長谷川選手。
5ラウンド:またもやレフェリーに促され、
ポイントで負けているベチェカ選手は、
手数を出し始めるがヒットは単発。
迎え撃つ長谷川選手の左のヒット数が多い。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
6ラウンド:ベチェカ選手の左ジャブ、
右ストレートが有効にヒット。
長谷川選手は左を返すがやや浅い。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
7ラウンド:ベチェカ選手の右ストレートがヒットするが、
長谷川選手は左を連打しつめていく。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
8ラウンド:長谷川選手の左、ベチェカ選手の右ストレート。
特に終了間際の右ストレートがクリーンヒット。
長谷川選手は効いてないポーズをしたが、
これはこの試合一番の有効打だった。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
ここまでの採点は、3人共に77-75で長谷川選手を支持。
私の採点は78-77で長谷川選手。
9ラウンド:ベチェカ選手は手数が少ない。
手数とヒット数で長谷川選手。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
10ラウンド:ベチェカ選手が左ジャブ、右ストレートと当てる。
長谷川選手も左を出すが単発。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
11ラウンド:ベチェカ選手が前に出るが右ストレート以外は
空振りが目立つ。を長谷川選手がロープにつめ、
左ストレート、左フックと攻める。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
12ラウンド:長谷川選手が強引に連打でラッシュをかけ、
ダウン寸前に追い込む。圧倒したのはこのラウンドのみ。
初回からこの攻めが欲しかった。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
私の採点では、117-114で長谷川選手の勝利。
公式採点は、フォード(米)とサザーランド(米)が116-112、
セルバンデス(メキシコ)115-113、
3-0の判定で長谷川選手が勝った。
≪ 関連記事 ≫
WBC世界バンタム級タイトルマッチ 長谷川穂積へナロ・ガルシア
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写真右側:白いトランクスが長谷川選手。
写真左側:チェッカー柄のトランクスが、
南アフリカからやって来た無敗の挑戦者ベチェカ選手。
情報が少なく得体の知れない不気味な挑戦者を
長谷川選手がどうさばくか
1ラウンド:シーンと静まり返ったコロシアム、
長谷川選手が先に仕掛けるが距離が遠い。
ベチェカ選手は、それほど動きなし。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
2ラウンド:ベチェカ選手は、手を出さない。
長谷川選手もそれに付き合うかのように見合う、距離の探りあい。
盛り上がらないのでヤジが飛ぶ。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
3ラウンド:レフェリーが積極的に打ち合うように促すが、
お互いにジャブ(それも攻撃的ジャブではなく、けん制)を
出し合うのみ。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
4ラウンド:長谷川選手が前に出て距離をつめるが、
相変わらず両選手共に積極的な攻撃は見せず、
コロシアムにブーイングとヤジが響く。
(長谷川選手:10-10:ベチェカ選手)
ここで、オープン・スコアリング・システムを採用しているので、
ジャッジの採点が公開された。これほど動きがないラウンドで、
プロのジャッジはどちらにポイントを振るのか?
40-36が1人、39-37が2人で長谷川選手を支持。
流石はプロである、マストシステムなので、
きちんんとポイントを振り分けていた。
私はプロじゃないので40-39で長谷川選手。
5ラウンド:またもやレフェリーに促され、
ポイントで負けているベチェカ選手は、
手数を出し始めるがヒットは単発。
迎え撃つ長谷川選手の左のヒット数が多い。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
6ラウンド:ベチェカ選手の左ジャブ、
右ストレートが有効にヒット。
長谷川選手は左を返すがやや浅い。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
7ラウンド:ベチェカ選手の右ストレートがヒットするが、
長谷川選手は左を連打しつめていく。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
8ラウンド:長谷川選手の左、ベチェカ選手の右ストレート。
特に終了間際の右ストレートがクリーンヒット。
長谷川選手は効いてないポーズをしたが、
これはこの試合一番の有効打だった。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
ここまでの採点は、3人共に77-75で長谷川選手を支持。
私の採点は78-77で長谷川選手。
9ラウンド:ベチェカ選手は手数が少ない。
手数とヒット数で長谷川選手。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
10ラウンド:ベチェカ選手が左ジャブ、右ストレートと当てる。
長谷川選手も左を出すが単発。
(長谷川選手:9-10:ベチェカ選手)
11ラウンド:ベチェカ選手が前に出るが右ストレート以外は
空振りが目立つ。を長谷川選手がロープにつめ、
左ストレート、左フックと攻める。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
12ラウンド:長谷川選手が強引に連打でラッシュをかけ、
ダウン寸前に追い込む。圧倒したのはこのラウンドのみ。
初回からこの攻めが欲しかった。
(長谷川選手:10-9:ベチェカ選手)
私の採点では、117-114で長谷川選手の勝利。
公式採点は、フォード(米)とサザーランド(米)が116-112、
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