カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

アムリトサルの大虐殺

2006年07月23日 22時01分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
アムリトサルを語る上で、
やはりこの悲劇に触れないわけにはいくまい・・。

1919年4月13日、
イギリスの発布した集会禁止令に反対するインド民衆は、
黄金寺院の近くにある広場に集まっていた。

包囲していたイギリスのダイヤー将軍は、
武器を持たない無抵抗の民衆に対して
「土民に思い知らせる為に。」機銃掃射を命令した。

逃げ道を失った人々は折り重なって倒れた・・・・。
中には銃弾を避けるために、
広場にある井戸の中に飛び込んだ人々もいた・・・。
死者379名、負傷者1137名。

この広場は、ジャリヤーンワーラー庭園として、
写真の慰霊碑が建ち、
銃撃の弾痕や人々が飛び込んだ井戸も
そのまま残されている。

この事件後、ガンディーの掲げる「非暴力・不服従運動」が、
いっそう高まっていった。

 ≪ 関連記事 ≫ 

【インドの寺院】 ~ 黄金寺院:昼の部 ~(アムリトサル)
【インドの寺院】 ~ 黄金寺院:夜の部 ~(アムリトサル)
【インドの聖地】 ~ アムリトサル ~

ガンジー―インドを独立にみちびき、非暴力によって世界を変えた人

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コメント (2)
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