飲んだ後の〆として、絶対に和蕎麦が食べたくなる場合がある。そんな時にはワシの大好物の
「ラーメン」や
「天津飯」は影を潜め、和蕎麦と山葵がチラつきながら浮かんでくる。自分で山葵をすりおろし、蕎麦の味を引き上げるアイテムとして用いるのだ。
盛り蕎麦の場合は「本山葵」と「つゆ」があれば文句は無いが、これが
アツ蕎麦となると「餡かけ」と「生姜」と行きたいところだ。
ワシ達お客としては、最近の風潮で良くも悪くもチェーン店に慣らされているので、メニューにあるもの以外は、注文しないのがマナーと、滅多に
掟を破らないように心掛けている。先日も五目ラーメンに餡をかけて欲しいと要望すると、見事に断られた経緯もあるので、いつものお蕎麦屋さんで、恐る恐る口を開いた。
「天ぷらそばが食べたいんだけど、餡かけ蕎麦も食べたいし、どうすればいい?」って聞いてみた。いつものお蕎麦屋さんのご主人曰く「どの蕎麦でも餡かけられるよっ!」との返事。そうだ!これが本来の職人とお客の会話だと、この時点でワシは初心に戻って注文をやり直した。
「天ぷら蕎麦の餡かけ、おろし生姜たっぷりで!」厨房の奥から聞こえてきた返事は「あいよっ!」……実に気分が良かった。
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何とか自力で修理した「CANON IXY」と、「iPad-Air2」での撮影です。
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イイネ