高校時代に、腎臓の不具合から発症した「全盲のハンデ」と戦い続けている友人がいる。少なくとも年一回はワシが訪問して、元気を分け与えられるよう励ましに行くのだが、今年も彼のご実家から
「八朔(はっさく)」が送られてきた。彼のご実家(下の画像:天理市乙木)は、昔から「みかん農家」で、ノーマルなみかんも数多く出荷されていたし、八朔はご家族で食べらるように作られているようだが、今年は寒くなかなか苦味が抜けなかったそうだ。
この八朔は、昨年の暮れに収獲され保存し果実の熟成を待つことになる。その手法を「追熟(ついじゅく)」といい、酸っぱさは適度に残す感じで酸味をおさえ、独特のコク・旨味・甘味で、パサパサ感は無くフルーティーでシットリと仕上がっている。「やっと仕上がった」と自信を持たれる
「みかん農家」の傑作は素晴らしく美味しい。そう……これが甘くて瑞々しくて最高の八朔なのだ。
小売店で買う八朔と違って、置いておくだけで芳香剤のようなよい香りが漂う……。奈良から届いたこの香りで「春」の訪れを知り、お礼の電話で
彼の健康が守られていることを知る。そんな規則的な戴き物になったことを感謝した。こちらは自分でお取り寄せしたブランド物の「柑橘類」で、何気に甘く良い感じであるけれど「みかん農家・八朔」の足元にも及ばないのだ。
・・・・・・・・・<切り取り線>・・・・・・・・・
ここを訪問してくださってありがとうです。
どなたさまでも、お気軽にコメント戴けると嬉しいです。
何とか自力で修理した「CANON IXY」と、「iPad-Air2」での撮影です。
日本ブログ村 こだわり料理部門、写真ブログ部門に参戦しております。
下部をポチ(クリック)して頂くと励みになります。
イイネ