このシーンのあと恋のハッピーエンドが待っている。
(え?そういう映画なの?ってまあそれは実際劇場で確かめてくださいな)
そんな絵に書いたようなキューンキューンあるかいって思うんだけど
このラストを盛り上げるために
広末涼子の「感情を封印したような」このキャラがあとでめっちゃ生きてくるんだよな。
こっちは堺さんのワンシーン。
殺し屋になりきって凄んでみせるんですが
ここはホントにさっきまでのヘタレ役者が嘘みたいに
目つきも物腰も変わります。この一瞬のためにそこまで抑えてたのかと思うと
これはこれでびっくり。
そうそう、荒川良々が組長て。(^^ゞんで、気の弱い子分たちが笑かしてくれます。
しっかし、香川さんが堺さんに演技指導するって
役の中の展開だとしてもなんかすんごく贅沢なシーンでしたよん。
「堺雅人目当てに”コメディ”を見に行った」つもりだったんだが
完全に香川照之オンステージだったような気がしましたがどうでしょ?
記憶喪失の前とあとで全然違うキャラクターを演じるわけですが
基本真面目だとか几帳面だとか計画的で緻密なとこはもともとの性格にあるとして
自分が誰だかわからないとこんなにも別人になるのかというくらい
その演じ分けがすごかったですね。
でも、彼がそれだけセンターでキラキラしてたのは
堺雅人と広末涼子の演技がそれだけサポートしてたんやないかなって
今は思います。この二人はそれぞれ自分の見せ場以外はホントに抑えた演技をしてて
それが自分にも香川さんとの絡みにもすごくいい化学反応をしてたんやないかなって。
で、結局のところこれラブストーリーです。(笑)なんでやねんって思う方はぜひ劇場ヘ。
PS:広末涼子演じる香苗のお父さんが残したDVDは実の娘でなくても泣けます。
そういう人生を送りたいものだと思いました。
まるで就活のように淡々と、でも、ガツガツと結婚を急いだオンナも、
有り余るお金をもったある意味勝ち組の男も、自殺に失敗した貧乏役者も、
一番ほしいものは愛だったというオチは、
劇場を出たあと
なんかあったかい気持ちにさせてくれるもんがありましたよ☆
あたしはダメだわ~。ここまで几帳面はパス。
スマホとカレンダーで事足りるから
スケジュール帳はもたないし、
自分で置いた場所が自分で思い出せなくなるから
「部屋を片付けるとものがなくなる」(^_^;)
あんましきちっとしすぎてると息がつまるよぉ~。
おおらかなほうがええです・・(^_^;)
もしくは「メモ魔」とか(^▽^;)
メモ魔同士の恋愛映画でしたね(笑)
あんな無表情でちょっとずれてる編集長が
クライマックスでまさかの活躍で
んでキューンキューンキューンでしょ?
騙されたと思いましたよ。
そうきたか~~☆って。
演技下手とかいわれてましたけど(わ)今回ははなまるでございました~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
さっきも書いたんですけど水を得たさかな。
なんていうか、魅力全開フルスロットルでした。
メッチャイケてるやん、
かっこいいと思ったのは初めてだし。(わわわわわ)
後半まだまだ映画ありますけど
現時点での主演男優かもかもかも・・・(笑)
るろうに剣心もそうでしたけど
個性派バイプレーヤーの位置づけでみてたはずだったんですが
今回は完全にセンターポジションでしかもかっこいい。
びっくりしました。
まだまだこの人の魅力がわかってなかった。
香川さん、まあ家庭の事情もあるのでしょうけど
幼少からではなく正直おっちゃんになってからの
歌舞伎の道はそないに楽じゃない。
息抜きとはいいませんが、
映画の世界での水を得たさかな・・なかれをみてると
なんとか両立して欲しいもんだと思います。
ホンマ、映画界には貴重なひとやとおもうし。(^^ゞ
広末さんも堺さんも
どうやったら面白くなるかってのを
わかってるんでしょうね。
ちょっと引いたところで香川さんの演技を
受け止めるのにも技量がいるんだろうし
それでいて自分がキラッとひかるとこもちゃんとあるって
今回3人のコラボが実に良かったと思います。
伏線が見事に回収された瞬間、観ている観客
の胸もキューン♪て鳴ったことでしょう~
というか、この役者さんの巧さが全てこの映画に詰まっていたような気がしましたよ。
俳優でこんだけスゴイ香川さんはなんで今更歌舞伎~とか思うのだけど、俳優業は辞める必要ないし、これからもいろいろな役で活躍して欲しいものです。
堺さんは、「大奥」が楽しみ!
堺さんも時代劇に相性が良さそうですよねw
そうそう、手の込んだラブコメだったですね~。
香川さんの圧倒的存在感がインパクトあり、観客を飽きさせなかったと思いますが、
映画を面白くするのは、キャストの理解力なんだといつも思います。
このキャスト、やはり堺さんの出過ぎない桜井。
マジメに計画を練って婚活のヒロスエあっての面白さでしたね~