ペパーミントの魔術師

ご挨拶が遅くなりました。
引っ越し先でも同じタイトルで
継続しております。

伊藤計劃版”人類補完計画”?~「ハーモニー」~

2015-11-29 23:08:28 | 映画


「屍者の帝国」よりは見やすかった。ビジュアルもstoryもまだわかりやすかった。

 


ただ、どっかしら、エヴァンゲリオンと攻殻機動隊を足したような世界観はどうだったんだろう?
私個人的にはこういうのは好きだけれども、
どっかに既視感があったことはたしか。


個人情報もへったくれもなく、健康だけやなく感情も行動もいちいち指図されるってのはいかがなもんか?
SFの世界とはいえ、大災厄の反動でひとは管理されてしまうことにさえもなんにも感じなくなってくんかね~?




そもそも、心おだやかに、誰かに対して特に喜怒哀楽も持たない「恍惚の人」みたいな種族がいることもびっくりだったけど
・・・・・そのひとりだったミャハがあまりにも残酷な状況にほおりだされて「覚醒」してしまったことで
極端に平和すぎる世界に、死ぬ自由もないセカイに一石を投じようとして自殺した・・・・はずだったのに
・・・・・その彼女が一石どころかセカイに刃を向け始めたというお話。

マーニーのときも横道にそれたけど、なんなんだこのユリっぽい描写は。
いや、エヴァのカヲルとシンジの関係そっくりやないかい。


そういえば、エヴァでいうところの人類補完計画も
人と人の垣根を突破らって誰かを恨むことも羨むこともしないで済む世界を作るには
人の器を捨てて魂も一つになって、誰かと自分を隔てるものをすべて壊すってことじゃなかったか?
発動してしまった「ハーモニー」ってのはこれに似たものなんちゃうんかいな。

コンピューターに頼りすぎ、なにもかも数値化し、絶えずだれかにアドバイスされて自分で考えることもなく、
もうその段階で自分が自分じゃないわな。私だってやだな。
生きてるのに死んでるみたいやん?


ハイテクとアナログの間。あくまでも作り話だからそこんとこは極論でしかないのだけど
平気で親を子供を友達を殺しちゃったりするような事件があるから、
大切なひとを不治の病で失っていつまでも立ち直れないとかもきっとあるから、
もしこんなwatch meで犯罪がなくなるなら、徹底的な管理で病気にかかることもなくなるなら
いいじゃん、身の危険がなくなるのだし、大切なひとを失わずにすむ・・・って
思う人もいるんだろうなって。映画見終わったあとのリアルな世界でもね。

その気持ちわからなくはない・・・ただ、とにかく何事も程ほどにって話で。
科学が化学がどんなに進歩してもそこは自分でやりましょうよというか。あれ?全然うまく説明できてないや。
結局は悲惨すぎても平凡すぎても「フツー」にむかって揺り返しがきて、
ただ、この「ハーモニー」の世界ではもう個人的な思惑などとっくにどっかにいっちゃってて
それで生きてるって言えるの?って状況で人々が穏やかに暮らしてるってのがほんとブキミでした。

あれ?右脳では感じれたのに左脳で文章変換できとりません。
・・・この辺も攻殻っぽかったかな。(^_^;)中途半端な感想でどうも。m(_ _)m




やっぱりやんちゃで肉体派なボンドやね~。(^_^;)~「007 スペクター」先行上映~

2015-11-29 21:57:32 | 映画
先行上映27日のお昼。平日金曜日だったからまだゆ~ったり見れました。




そもそもは「レイヤーケーキ」でハマってダニエルクレイグは大好物なわけです。(≧∇≦*)
ただ、007に関しては、ボンドガールよりも自分のムキムキを自慢してますね~。
何作目だったか、海からあがってくるのはフツービキニのボンドガールやろが~ってツッコミを入れたおもひで。(;´∀`)

いきなり、オープニングでやたらタコがくねくね絡む歌色っぽかったね~。(^_^;)
やっぱりダニエルクレイグがムキムキを自慢してます。(;´∀`)


アクションはめちゃかっこいいよ。でもさすがに2時間越えはちょっとね~・・・。
何が不満てわけじゃないのだけど、長くなかった?


レア・セドゥって最近「美女と野獣」見たけどこんな感じだっけ?
いやそもそも「イングロリアス・バスターズ」見てたのにすっかり忘れてたな~。


クリストフ・ヴァルツの悪役はもうハマりまくりだったけど。
つくづくやな役がうまいね~~~。(≧∇≦*)
この手の役はオファーバンバンだろうな。


こっちがボンドガール?(レディとも言うてますが)あっけなく退場しちゃって
ぶっちゃけレア・セドゥが大活躍してましたけども。



お父さんの愛情を独占したくて、ジェームズに対して逆恨みみたくなっちゃって
それがここまでの組織を作ってジェームズの大切な人たちをどんどんあんな結末にしていった・・・のだとしたら
その怨恨たるや尋常じゃない。ほかのことに頭使えばビルゲイツにもなれたろうに。


やんちゃで独走しちゃって結果MI6が解散の危機になって・・・って誰かのスパイ映画とやってることいっしょで(わわわわわ)
あとは完全に役者の個性と力量でもってくしかないんですね。
私みたくダニエルクレイグが颯爽とアクションしてくれりゃそれでいいのよだったら


ノープロブレムなんですけども。(^_^;)




秘密兵器を駆使して何かやるって感じじゃなくて、己の肉体であちこち破壊しまくる。(爆)
ホテルで、ものを探すのも拳で壁壊すし。(^_^;)
彼の行くとこ行くとこやたらドッカーン!!!!!!


肉弾戦がやたら多いボンドって思うのは私だけですかね~。
改造車せっかくパクってきたのに、全然使えなくて
カーチェイスのシーンなのに笑いをもりこんでくるからニヤニヤしてました。
しかもあっけなく川にチャポーン・・・・あ~もったいない。(;´∀`)
セスナも両翼粉々。扱いもひどいけど、よう生きてるなって。



余談ですが、今回のM、レイフ・ファインズでしたっけ。
いかりや長介に見えて仕方なかったの~~~(^_^;)(^_^;)(^_^;)
というより、踊る・・・の和久さんとかぶってみえて仕方なかったんだよね~。(^_^;)(^_^;)(^_^;)

007てスマートに愛を語るけど決して「本気にならない」と思ってて、
そもそも「カジノロワイヤル」のときのヒロインを引きずってる段階で今までのボンドとちゃうんですよね~。
硬派というか一途というか意外と引きずってるというか。
これもまたダニエルクレイグのボンドの特徴なんやろか?
まだあの彼女の顔と名前が出てくるのか~ってそこびっくり。
んで、今回この終わり方は?007が終わるのではなくてダニエルクレイグ版のボンドが終わっちゃうってこと?
終わらせるにはちょうどいい終わり方だったかもしれないけど、まだまだダニエルボンドは見たいですよ。
このエンドは・・・ボンドは本気で恋をしたってことですかね?


機械と違って、その目を見て殺すのか殺さないのかもう一度考える
・・・・ことができるのは人間だけなんで、
あれはもうぜったい撃たないだろうなとは思ったけど
それゆえまだこの対決は続くんですかね~・・・。








必殺仕事人のオンパレード。~「グラスホッパー」~

2015-11-26 17:19:38 | 映画



いっこだけもしも物足りないとこをあげるとしたら。
鈴木と蝉と鯨がリンクしてないよ?って話で。
クライマックスの場所にそれぞれの事情で集結はするものの、
今までの伊坂作品だったら原作でも映画でも最後の最後にパズルのピースがカチッとハマったときに
ものすごい満足感があったんだけど
それぞれの話がそれぞれの話のまんまで進んでしまってたな~って。
鈴木、誰それ?のままで終わるなんて~~~~~~~!!!!!



本当であれば、押し屋はもっと命を狙われてもおかしくなかったのに
それもなかったし。



ただ、最後の最後パンプキンの少年に泣かされるとは思わなかったな~。
ここめっちゃうるうるポイントでした。


ハロウィンで賑わう渋谷の交差点ってあまりにタイムリーな景色からはいって
いきなり無差別なひき逃げ。ドラッグ。
・・・・なんていうか現実でも起こりそうでとっかかりから怖かったです。
まあ、殺し屋がなんパターンもでてくるわけですからやたら人が死ぬし
正直重たいしエグい。


それでもそこになんらかの安らぎをもたらすシーンがところどころにはいってくるのよね。

料理がおいしくなる一番の調味料か~・・・・。私も食べるひとのことを思って
ちゃんと愛情こめてつくらな。(そこ?!(^_^;))


ゴールデンスランバーにでていた青柳の先輩で「ロックだね~」ばっか言うてたひとに似てない?
脇役ではあるけど、超軽いけど、この今西役やってた村上淳さん個人的にはツボでした。(*^_^*)



浅野忠信がやってた鯨って魔法使いちゃうでしょ?俺の目を見ろなんにもいうな~ってなんだかサブちゃんみたいですが
それで人が自分の罪を悔いて自ら自殺したくなるようにしむけるなんてすごい能力だわな~。
・・・わたしはあの車で浅野さんにコーヒーいれてもらってのみたいわん。(そこかいな?!)

山田涼介くんもえらいかっこよくて小動物みたいでキュンキュンでございました。
多分これとのギャップもあって、鈴木演じる生田斗真は徹底的にジャニ系オーラをけして
フツーのひとを演じてたんでしょうね~。もちろんそういう役でもあるにはあるのでそこは演技力なんですが。


種明かしをすればなんてことない話なんですが、最初にもいうたように
別々の話が最後ひとつにまとまるのが伊坂作品のおもろいとこなんで
そこがちょこっとだけ。ほんとにちょっとだけ惜しかった気がします。


ほんとはたくさん死んでいて、殺し屋というものに感情移入ってのも変な話なんですけど
そこで立て続けに起こってしまったクライムの部分がいつもひとさじ加えられたええ話で
全部帳消しになっちゃうというか、殺人ばっか起こるエグいシーンをず~っとみてたのに
最後ほわんとして優しい気分でシネコンをあとにするというか・・・・・
このへんの「伊坂マジック」に関しては健在でした。
悪くいうたら最後ですっかり話をそっちにもっていってすり替えられちゃったなというか
騙されたというか(わわわわわ)

残虐なシーンのなかに優しくてあったかいほのぼのするシーンがすごいギャップなんだけども
その♪なんでもないようなことが~幸せだったとおもう~♪ってな場面のおかげで(爆)
どっちも引き立つし、なおかつなぜか
ええ話だったね~ええひとたちやったね~って
思ってしまうという作品でございました。

原作と映画はちゃいまんねん、盛り込む話に限界がありますねん。
・・・・さて映画だけ見た私は十分楽しめたわけですが(ちょっくら文句はいうたけども)
原作知ってるひとには深イイところまで描けてないで~ってのあるんかな~?


いっこわかってないことが。
押し屋とその家族(ごっこ)たちは鈴木の教え子と称してちかづいてきたエージェントとも
繋がってた?



「スカッとジャパン」ですっかりやな女役が板についてしまい、
「サイレーン」でも悪女やってる菜々緒。
・・・・・コモノ、小ボスとしてはごっつイケてました。
演技がうまいかどうかはこっちにおいといて。(わわわわわ)








う~ん、思ってたのと違ってた~。~「ミケランジェロ・プロジェクト」~

2015-11-26 17:01:58 | 映画


ドンパチやってる最中に命より美術品かよっていわれるとモガモガしちゃうけども
平和になったときにそれらが喪失してしまったことの歴史的なもったいなさって
たしかに半端ないわな。命と同様燃えて壊れてしまったらもう取り返せないんだから。

・・・・・ってことでそっち方面に詳しいメンバーが召集されて
簡単な軍事訓練ののち、戦争真っ只中の場所から貴重な作品を命懸けで救い出そうって話なんですけども。


これだって立派な戦いで、んで当然のごとく犠牲者もでちゃうわけで。


えっといつもよりみじか~い感想になっちまいますが
出てる俳優さんはごっつ豪華なんですよ。だもんだからそのひとらの演技にイチャモンをつける気は
これっぽっちもございません。
実際ちょっとした会話がおもろいとかやりとりが楽しいとか
そういうのはものすごちっちゃいとこでいっぱいあったんですけどね。

実際撃たれてなくなってしまったひともいるわけだからそれはものすごく緊張感のある
無茶な任務だったんですけども

なんだろな~、何が物足りなかったんだろう、盛り上がりに欠けるというたら失礼かな~・・・・。

ケイトブランシェットとマッドディモンがいつの間に仲良くなって
秘密事項を全部預けてお願いするわねっていう信頼感が出来上がったのかさっぱりわからんかったし。

ふ~ん、あのシチュエーションでラブシーンにはならんのか。(わわわわわ)


どっかでね、間一髪でやってのけました~へっへ~って口笛吹いて車で逃げるのを
ロシア軍があ~~~~~~って地団駄ふむようなのを期待してたんかな~。
会話がどっちかいうとクスクス笑えるような楽しいもんだったので、ストーリー展開にも
こうどっかギリギリのところで出し抜いたってのを見たかったのかもしれません。


完全に実話であるなら徹底的に実話で。映画を作る際に演出としてのフィクションを入れるならいれるで
もすこし盛り上げてほしかったな~と。
・・・・要はこういう話があったとさ~を結局面白おかしく見せて欲しかったというのが本音。
史実をもとにして完全にフィクションでアクションコメディにしてほしかったというかなんというかモガモガ。
これは単純に私の好みの問題で、極端な話、メンバーのほとんどがなくなってしまったけれど
語り部として一人生き残ったでもええわけで。
・・・・・って、自分でこんな映画にしてほしかったとかいうてどうすんねん。・・・・失礼いたしました。m(_ _)m




紀里谷版忠臣蔵はいかが?~「ラスト・ナイツ」~

2015-11-20 00:50:38 | 映画


相変わらず映像は暗め。ブルーグレーな色彩。
とっても美しいとは思ったけど見づらいっちゃ見づらいのよな・・・。
紀里谷流の、映像へのこだわりは半端ない。
ますそっから受け入れられるかどうかになっちゃったりしてね・・・。


話は忠臣蔵がベースで舞台を中世に置き換えて、武士道と騎士道は通じるもんがありまっせときたもんだ。
さしずめバルトーク卿は浅野内匠頭なわけですね。
不正を正し、何者にも屈しないというその姿勢はともかく
「もっと早く殺しておけばよかった」はさすがに言い過ぎで、自分の余命がわずかやからって
あとどうなるかあまりにも思慮がなさすぎ~。もっともらしく潔くかっこよく決めてますが
これモーガン・フリーマンをもってしてもええんかそれで。(わわわわわ)


・・・このあと、ライデンとその部下は、復讐する意思などないと思わせるまで芝居を続けるわけなんですが
そこを相当引っ張るため、展開はわかってるんだけども
イライラしたのなんのって。(;´∀`)


忠臣蔵やとわかった段階でオチもわかってるわけです。
あとは見せ方。

モーガン・フリーマンにしてもクライヴ・オーウェンにしても
よう出てくれましたね。しかもハリウッド進出て。
紀里谷監督の映像美とかこだわりってのは元奥さんの宇多田ヒカルのPVでも立証済みで
そっちはノープロブレムだと思うけど
映画そのものに関しては、CASSHARNもGOEMONもどっちかいうと
あまりいい評価はされてなかったはずなのに、どんどん規模が大きくなってすごい役者さんが参加して
・・・どうやって海外進出までこぎつけたんだろうなとかいうよけいな疑問をポロっと。(^_^;)



余談だけど、クライヴ・オーウェンがだんだん役所広司にみえてきてしょうがなかった。(;´∀`)




伊原剛志さんごっつかっこよかったんですけど。ハリウッドオファーバンバン来ないかな。
主役のライデンよりあたしゃ~こっちのほうがいいな。(おいおい)


見る前から忠臣蔵とわかってる話をどこまで楽しめるのか。多分それに尽きるでしょうね。
あと「美しいけど暗め」の映像美も好き嫌いがあると思う。
わたしは人間が単純なもんで、すっかり作り手の思惑にまんまとはまって
一気に乗り込んでいくクライマックスはどわ~っと気持ちハイテンションでワクワク見てました。
こういうやつは楽しめるのでしょうな。(;´∀`)

これも余談になるけど元奥さんに頼めとはいわないが、音楽もちっといじってほしかったな~。
最初から最後まで重々しい雰囲気にしなくてももすこしメリハリあってもよかったんちゃうかな。

去年キアヌでおもいっきりコケたのに、なぜまた忠臣蔵なのか?
キアヌよかずっとよかったとは思うが(わわわわわ)



・・・とまあ正直あんましホメてませんけど、伊原さんがごっつ渋かったことと
いわゆる四十七士のなかにごっつイケメンがひとりまじってましたので( ノ゜Д゜) よし!とします。(わわわわわ)




忘れないうちにDVDレビューを。「ストレイヤーズクロニクル」&「夫婦フーフー日記」

2015-11-19 23:30:23 | 映画

公開当時、気にはなってたんだけどえらく周りで不評だったな~という記憶。(わわわわわ)
う~・・・途中でウトウト。(わわわわわ)
 

2種類の方法で特殊能力を発現させることのできた少年少女が
なんで敵対して殺しあわなあかんのかもわからんし、何のために作られてしまって何をすべきだったのかも
さっぱりわからんまま。オトナの道楽で作られた実験動物みたいなもんで
何かやったといえば、チームスバルが政府要人の娘をひとり助け出したシーンくらいで。
アゲハにいたっては自分たちの出生にかかわる科学者を誘拐殺人て。

長生きできないことや結婚して子供をもうけることができないことやら
鬱々と悩んでて、それはそれで青春ものとして作ってたんだろうけども、
何かの目的でもって己が運命を受け入れて、
命と引き換えになにかとてつもないことを達成したとかいうんだったらまだよかったんだが、
最後にはチームスバルもチームアゲハも抹殺されそうになるしもうわけわかりません。
こんだけ好きな俳優さんがでていて、フツーそれだけでキャーキャー言うんですけど
全然盛り上がらなかったんですわ。そもそも持ってる能力自体が実写でやるには地味・・・。

X-MENとか見てるもんには葛藤もCGもちゃちすぎてなんともはやでしたね~・・・。゜(゜´Д`゜)゜

わたしはゲスの極み乙女は好きだし♪ロマンスがありあま~る♪も好きだけど
どう考えてもこれを主題歌にもってくるセンスがわかりませんでした・・・。
そうそう本郷奏多をそんな使い方せんといて~~~゜(゜´Д`゜)゜
散々無意味なバトルの果てにひとりだけ恋の予感てとこで希望を持たせたかったのかもしれんけど
この映画の途中とエンドにゲス乙女のこの歌はどう考えても浮いてました・・・。もったいない~~゜(゜´Д`゜)゜





四十九日に嫁の実家へ行ったら、死んだはずのヨメがハンバーガーをたべながらニコニコ待っていた。
んなアホな。(;´∀`)

17年もの長い付き合いのあとに結婚して妊娠するも妻は末期ガン。
無事出産できたこと自体が不思議でしかたないのだけども。・・・フツーそこにだって葛藤はあるんちゃうん?


余命一ヶ月の花嫁。サプライズしそこねた結婚式。めちゃ元気そう。
もちろんこの辺は出来うる限りハッピーに、美しい思い出として映像化しとります。
それ自体はええことなんだけども。

なんだろう、何が物足りないのだろう・・・・。
つとめてコメディで作ってるのに、泣けないとかイマイチ感動しないとか贅沢言うてるわたしって。

本当は辛く苦しく相当きつい日々が続いたはずで泣きたい叫びたいいっぱいあったろう。
それを自分を鼓舞するために努めて明るく前向きに「嘘を書き続けて」
その闘病記を本にしないかってとこまでこぎつけるわけです。
結果論だけいうとポシャってしまって、またその原稿を持って出版社へ交渉にいくんですが

「で、この話のウリは何?」
・・・わかってます、ビジネスですから。話を盛り上げるための、感動させるための何がしかの奇跡とか
人の心をぐっと掴むような言葉とかエピソード。
・・・でもそういうふうに、闘病記を書いた本人に”セールスポイントあるん?”ってつきつける
その言葉がごっつ引っかかりました。友達が書籍化にう~ん・・・っていうてたのはそのへんもあるんでしょうね。

ヨメは亡くなっても夫のことが心配で心配で幽霊になってもまだ書き続けろってハッパかけます。
丁々発止の夫婦のかけあいは永作さんと佐々木さんの演技のたまものでめっちゃほほえましくて楽しいです。
で、そのうしろにちゃんとお互いがお互いを大切に思ってることが伝わってきてあたたかい気持ちになるんです・・・。

でも。
エンドまで消えないヨメというのも・・・それどうなんすか?

結果的に書籍化して映画化してこういう形になったわけです。
実際のブログはどんなふうに書かれていたのかは未読ですが

ヨメが苦しんでいるシーンはもちろん入ってました。んで幽霊になって
今までの夫婦生活を回想していくことで、お互いがお互いをどんだけ思いやっていたのかを
改めて認識するようなその作り方はとてもハッピーなコメディでした。
・・・・ただ、笑いの影にいろんなことが隠れてしまってそれこそ
この映画のウリがどこにあったのか、焦点がぼやけてしまったような気がしたことだけが
ちょっともったいなかったです。
終わってみれば永作さんがやたら元気で可愛かったことばかりが焼きついてしまって・・・。(^_^;)
それはそれで楽しい映画だったのだけども「これ闘病記で、ダンナが立ち直るまでの話だよな」って。



風車とコスモス撮れた~(≧∇≦*)~鶴見緑地 10・30~

2015-11-08 16:24:09 | フォト・大阪
  

ほんとは、万博と近江八幡で十分だったんですけどね。
これもInstagram病でして。
たまたまフォロワーさんがアップしてきた写真に風車とコスモスがいっしょに写ったやつを
みてしまいまして。

大阪なら行かいでかってことでまたカメラもって行っちゃったのが先月の30日
ま~小学校の遠足だらけであちこちリュックに赤帽がワラワラおりました。
・・・だ~またかよっていいながら走り去っていく子供が自分よか背が高くて
相当凹みましたけども。(;´∀`)


これはスマホに魚眼のクリップレンズをつけて撮影したものなんですが

これをInstagramの加工で向きを変えて加工するとこんな感じになります。
実際コスモスと風車の大きさをほぼ同じにしようとして一眼で挫折してスマホで撮れちゃったとこが
なんともはやですが。要はこの1枚のためにアングルを探して2時間くらいかかりました。アホですな。
こんなことで解決するんですから。(残念ながらスマホで加工した元の写真を削除してしまって、縮小されてしまった写真は
ザラザラでした。もったいな~い。゜(゜´Д`゜)゜)

・・・あ~もちろんアングルだけやなくて人の映り込みもあるし、そりゃこれだけのコスモスだから
見に来てるひとも撮影するひともいっぱいで、そういうのは平日関係ないですから。(^_^;)

  

もちろんこういうので遊ぶことも忘れません。成功するまでやるから余計時間かかる。(;´∀`)

 
これは飼い主さんにお願いして撮らせていただきました。かわいいですよね~(≧∇≦*)

 


昼すぎてから行ったのと5時までに帰宅しなあかんかったのとでバラはあんまし撮る時間ありませんでした。
今年はやたらコスモスはいいのが撮れたけどバラぜんぜんいく余裕なかったな~。ひらパーも撮りそびれたし。゜(゜´Д`゜)゜



ま~それでも念願の風車とコスモスが撮れたことでよしとしましょ。
・・・花のアップばかりとってるとそれがどこで撮影したのかさっぱりわからなくなって
日付と同日に撮ったほかの写真で判別するしかなくなってくるんですが
今後は「ここにしか咲かない花」とか「ここでしか見れないもの」として
こういうもの残していけたらいいなと思いました。いや~今年のコスモスは満足いたしました。(^-^)/

劇場版「MOZU」試写会行ってきた~~~~(≧∇≦*)

2015-11-06 17:42:45 | 映画

本来ならば、ラスボスはダルマで、倉木が娘や妻が殺されなければならなかった真相に迫るという、
ある意味「ものすご個人的な復讐」が「国家を揺るがす」大物とつながっていてって話なんですが・・・。


すいません、ドラマみてません。
このレビューの前にざ~~~~~~っとシーズン1&2の概要見てきました。



工エエェェ(´д`)ェェエエ工


同じメンツでつくった「ダブルフェイス」しか知らず、
最初は大混乱でした。「MOZU」のほうが本編なのに
なんであのひとがいきていてこんな役でこんなことしてんのかな~から
頭カラカラカラカラカラ~ってまわしてましたんで大変でございました。(わわわわわ)

映画の前に「大杉探偵事務所」は見たんですけどもそれ以外まったくの予習復習なしで試写会ってのは
かな~り無謀でした。


でもいいんです。



あたしゃ~松坂桃李と長谷川博己が見たかったんだもん

 


「試写会行ってきた~!」のあとドラマみてないんか~~~いっ!!!!!!ってまあ
随分つっこまれましたが、
十分この劇場版単独でも私は楽しめました。
キアヌのファンには申し訳ないけど「ジョン・ウィック」どころちゃいますやん。
私は絶対こっちがいい~~~!!!!!

邦画でこんなむちゃくちゃなアクションができるんだね~っていうびっくりと
先ほどあげた、松坂桃李と長谷川博己のま~クレイジーなこと!!!サイコーでございました。
やっぱり長谷川さんはこういう役のほうがオモローです。むっちゃ似合ってる。
松坂くんもヒールのほうが似合ってるのかもね~。「図書館戦争」のときみたいな
やなやつもいいけど、こういうちょっとイカれてるのも板についてました。ついでにちょこっと女装もしてたし。
・・・これはあれか、「ピースオブケイク」の延長上にある完成品?(爆)
大杉の娘をさらうシーンなんてホラー映画ばりにドキ~っとしました。怖かった~~~(;´∀`)


ペナム大使館襲撃で狙われた女の子ってなんていうか、ダルマにとっては妖精の粉みたいなもんだったわけ?(わわわわわ)
寝込んでたおっちゃんがしゃきっとたって悪人オーラバリバリにかっこつけられるとこまで
復活するってどんだけすごいのよ。


ペナムに来たとたんに連れてきたはずの少女をいきなりさらわれて走り回るシーンになったり
クライマックスのビルのシーンも高柳に「よくここがわかったな」っていう一言で真実にたどりつきました居場所わかりましたって
とにかくいきなり話がすすんで画面が変わるのでそこはやたらツッコミいれてましたけど
映画そのものはとにかくアクションアクションでもうドンパチの傷だらけの
ようそれで生きとるな~という場面の連続でした。

・・・・逆に最後はうそ~~~!ぜったい死んでへんでしょ?って。



あくまでも主人公は西島さんだったり香川さんだったりするし、
ラスボスはビートたけし演じるダルマなわけなんですけども
個人的には松坂桃李VS池松壮亮のアクションシーンに釘付けだったし、
長谷川さんがハシャギながら
大音響で音楽かけて、西島さんののったトラックを破壊するシーンとかもう楽しくって楽しくって。
え?そんなむちゃくちゃな方法で「助けるの?こいつが」っていうそのアングリ。
この長谷川さんが演じる東ってなんなんですか?倉木LOVEなんすか?
苦しむのが見たいけど死んじゃや~よってまあなんちゅうキャラなんでしょね。(;´∀`)



そうそう、大杉とその娘の危機一髪もあんなかたちで救われるとは思わなかったから
とにかくあちこちでよう助かったな~というかそのひとがそこで割り込んでくるん?っていうのが
もうびっくりの連続で、
何が起こるかわからないノンストップアクションがとにかく全部かっこよかったですはい・・・。




ひまわり、さくら、どんぐりコロコロ。~万博記念公園 10・22~

2015-11-06 16:01:46 | フォト・大阪

今回の目的はこれ。


彼岸花の撮影で万博行ったときにたまたま、十月桜の話をトレインに乗ったときに聞いてて
秋になったら来ようと思ってたんですよ。ビンゴでした~~。
 
ついでに遊んできました。

ソメイヨシノみたくわ~~っと一面ピンクになるわけではないですが、文字通りの秋のサクラです。
これがみれたのは嬉しかったですね~。(*^_^*)


一応、秋らしいとこもちゃんといれつつ。
 
ダンボーをローアングルで撮ったのは初めてかな。なかなかいい感じ~♪


チコを連れて花の丘へ。
これだけ見たら何月かわからへんようになりますね。(^_^;)
 
実際にはコスモスが満開の場所にほんの一部分だけ咲いてるんですが、このへんはカメラマジック。




ダンボーフラ~~~イ(≧∇≦*)
・・・・こんなことしてるからゆうぱっくダンボーはもうボロボロです。(^_^;)
でもこんなふうに俯瞰で見下ろしたいくらい一面咲いていたコスモスはめっちゃくちゃきれいでした。(^-^)/


  
万博は広すぎるので、ある程度場所をしぼらないととても回れません。
それでもちゃっかり日本庭園でお茶。千里庵に立ち寄りました。


このときは紅葉らしきものはここくらいしか見ることができませんでしたが、またいつか。
紅葉というとついつい観光客ドワ~~~な京都へ行ってしまうので。(^_^;)


おまけ。今までこういう写真は撮らなかったんだけども、カメラ地べたにおいてバリアングルで夕焼け。
最近ローアングルの写真が面白くて仕方ないんです。もっともミニスカのおねーちゃんなんかが来ようものならえらいこっちゃなんで
そのへんはビクビクもんですけども。


チキンラーメンのラッピングモノレール。たま~にこういうのがホームにはいってくるとやっぱり撮りたくなります。(;´∀`)
鉄子ちゃんじゃないんだけどついつい。(;´∀`)




近江八幡のコスモス 2015.10.18

2015-11-06 10:56:51 | フォト・滋賀




あ~~~ん、もう。
今考えても悔しい~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

コスモスミートよりも先にダーリンが「仕事のついでにコスモスを見に連れて行ってやる」と言うてたんで
日にちが連続しておりますが
10月18日、こちらは近江八幡 野田町のコスモスでございます。

どうせならいちばんどわ~~~っと咲いてるとこに連れてって喜ばせてやろうという
その愛情はごっつうれしかったんですよ。わざわざ仕事仲間に聞いてリサーチもして
おそらくはいちばんすごいとこの一番満開なときにサプライズで感激させてやろうっての。
・・・そこまではよかったんだけども。も!!!!!!


いつもなら現地で降ろしてくれて、あとは自力で帰りますわ~・・・か、もしくは、
1,2時間放置してくれてあわよくば迎えにきてくれたらええな~と思ってたら

「これ、俺も見たかってん、すごいやろ~!こんなに咲いてるとは思ってなかったわ~!」って
本人も感動してたんですけど、


ひととおり、ひろい広いコスモスの花畑をものすご早足でまわったあと
道路のほうへでてたばこ2、3本吸ったところで「もうええか、まだか、行くぞ」

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

まわりにバス停はない、近江八幡の駅まで自力で行くにも何十分かかるかわからん、
そもそもスマホナビだけで帰れるかどうかもわからん・・・かくしてすごすご引き上げるしかなく。゜(゜´Д`゜)゜
こんな広いとこの満開コスモスはみたことがなくて、それもちょうど逆光で花びらがスケスケだったんですよ。

ダーリンのドアホ~~~~15分程度で撮れるか~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!


Instagramにアップした写真は、スマホにクリップレンズの魚眼をつけて撮ったものを
さかさまにしました。鉄塔とコスモスが撮りたかったのにうまくいかなかったんで
・・・ちょっと風船みたいに。(^_^;)



これでも頑張ったのよ、歩きながら望遠やらマクロやらそれなりにつけかえて何枚か撮ったあとスマホも使って
(だもんだから構図もへったくれもなくてピントがあってるのがもう奇跡としかいいようがない)
正直1時間は欲しかったけど、そのへんはカメラに興味のないやつにはわからんのだろうな~。
喜ぶ顔がみたくて連れてってくれたわりにはそこんとこ残酷や~~~っておもいつつ、
ありがとうしか言えないのだよ。(^_^;)(^_^;)(^_^;)


・・・来年は自力で行ってやる~~~!!!もしくはこれくらいすごいとこ探して撮りに行ってやる~~~!!!!!!