いやもうそれださんでええでしょ。(爆)
ええわ~このギャップ。(爆)
この世に1冊しか存在しない「図書館法規要覧」の一般展示が行われる芸術の祭典の会場を警備せよ。
・・・実際は内部の裏切りにあって、この場所へ「いのちがけで本を届ける」ってのがstoryなんですけども。
こんな大変なドンパチになるとは思いませんでした。
数違いすぎるし。タスクフォースの壊滅ってとこまで追い込まれるわけです。
しかも裏には手塚のお兄ちゃんて。
有川浩の「図書館戦争」は結局読まずじまいで今回も第2作目を鑑賞したわけですが、
とにかくミリタリー×ラブコメというむちゃくちゃな設定にもかかわらず
大変楽しゅうございました。・・・血が止まらへん言うてたかて主人公は不死身です。(わわわわわ)
・・・そうそうあの状況下であれだけ撃たれてよく死者が出なかったもんだ。
ひどい言い方なんだけども1冊の本をめぐって渡せ、渡さないで「戦争ごっこ」をしている。
(制限時間内だけドンパチってのも不思議なセカイでしょ?)
現実離れしていて最初は抵抗がありました。「このひとらだけ何を熱くなってるん?」って。
・・・で、そのこと自体が問題やねんってのが今回特に前面にでていた気がしました。
今回はその制限時間も越えて、良化隊が大群で攻めてくるという不公平な話。
この「本のためにドンパチ」ってのが原作を知らない人間にはやっぱりネックになってました。
まわりの人間を巻き込まない、それはよしとして、「まわりが無関心」で
図書隊と良化隊だけがいつもいつも一触即発っていうそのこと自体を誰もおかしいと思わない世界が間違ってるんですが
彼らと彼ら以外の人々との認識がこうも違うんだってことを
ここまでいかないにせよ、リアルな現実の世界に置き換えてあかんやろそれってのをものすごくメッセージとして
感じました。
武装こそしないものの、言葉の凶器を振りかざすひとがいて、傷つくひとがいて。
流行語大賞なんてのを表彰する一方で言葉の乱れをなげくひとがいて。
・・・文字通り石坂浩二がいうてたことばそのものなんですけども
歪んだセカイのなかで自分がどう生きるか・・・なんでしょうね。
言論の自由・表現の自由って何やってもいいわけじゃないし、無関心でいたら
知らないうちにあれもこれも規制されてしまう。
ボキャブラリー不足でうまく言えないけど。
・・・ミリタリーは有川さんが泣いて喜ぶシュミで、小説によく登場するモチーフだし、
あくまでもすべてはパラレルワールドの空想の世界なんだけども
・・・言わんとしてることは案外大真面目ですよと。(;´∀`)
で、ほとんどがアクションシーンのなかで堂上と笠原のラブコメがとにかく可愛い。
・・・ついでに岡田くんがますます背が低く見えてワロタワロタ。
今回は体型を絞らなかったというから、そのぶん貫禄あるオッサ・・(わわわわわ)もとい、
教官に見えましたね~。ちっちゃいけど。(爆)
んで、教官としては尊敬できるひとでも恋に関しては不器用この上なく
あんだけ言いたいこと言うてる二人なのにま~まどろっこしいったらない!でもそこがマジウケるし可愛い!
命懸けの作戦が話のほとんどだっちゅうに、メインはラブストーリーだったりするから好きだったりするんですよね~。
「はじまりの国のさいごの話」でしたっけ?
笠原が必死で守ろうとした本を、堂上が助けてあげた出会いの場所から
今度は笠原が堂上のかわりに本を持って走る。いや~シチュエーションばっちりでしたね~。
あそこで好きっていうたらええのにま~ひっぱるひっぱる。
んでわかっててまだ、堂上も言わせたがる言わせたがる。このこの~~~(≧∇≦*)
失礼いたしました。こういうの大好物です。(≧∇≦*)
PS:最近どこにでも出ている松阪桃李。倒れないでね~~忙しすぎやで~~~。(^_^;)