私が直面している技術的課題を解くためには"grobner"や"affine"のようなパッケージを検討するのが正しいのですが、どうしても「絵の描き方」に心惹かれてしまいます。Maxima自体には描画機能は無くて、同時にインストールされるgnuplotを通してグラフを描いています。初心者にしてみればMaximaを学ぶのに難儀しているのに、更にgnuplotを覚えるのは辛いものがあります。これがMaximaの人気が上がらない最大の理由かもしれません。
この「かったるさ」を解消するために作られたのがdrawパッケージです。開発者のマリオさんのページ
A Maxima-Gnuplot interface
に行くと、このパッケージの使い方が実例で示されています。まず
load(draw)$
としてパッケージを読み込みます。以下のようにターミナルをpngに指定してやると冒頭の放物面がpngで得られます。
draw3d(terminal = png,
explicit(20*exp(-x^2-y^2)-10,x,-3,3,y,-3,3));
その他にjpg,eps,pdfでも出力出来ます。シーンを並べてdelayを調整してやればアニメーションgifを描き出すことが出来ます。
またimplicit function(陰関数)を細かい条件をつけて描くことが出来るのも嬉しいでしょう。
このdrawパッケージに関する詳しい日本語情報はポンポコさんの「はじめてのMaxima(改訂α15 版)」の「11.7 drawパッケージ」(924ページ~)にあります。
こうして見るとマリオさんの功績は大変大きいことが分かります。彼はスペインのガルシア州にあるフェロルという地方都市に住んでいます。
海に面した美しい町です。この町の出身者で一番の有名人はあの独裁者フランコですね。
町の画像から海岸が「リアス式」と分かるでしょう。
リアス式海岸という呼称は、スペイン北西部のガリシア地方で入り江が多く見られた事に由来し、スペイン語で「入り江」を意味するリア(ri'a)あるいは、入り江の多い地方の名前(Costa de Ri'as Altas)等を元に、1886年にドイツの地理学者のフェルディナント・フォン・リヒトホーフェンが命名しました。
こんな美しい町なら一度行ってみたいですね。海産物も美味しそう。
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explicit(20*exp(-x^2-y^2)-10,x,-3,3,y,-3,3));
その他にjpg,eps,pdfでも出力出来ます。シーンを並べてdelayを調整してやればアニメーションgifを描き出すことが出来ます。
またimplicit function(陰関数)を細かい条件をつけて描くことが出来るのも嬉しいでしょう。
このdrawパッケージに関する詳しい日本語情報はポンポコさんの「はじめてのMaxima(改訂α15 版)」の「11.7 drawパッケージ」(924ページ~)にあります。
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海に面した美しい町です。この町の出身者で一番の有名人はあの独裁者フランコですね。
町の画像から海岸が「リアス式」と分かるでしょう。
リアス式海岸という呼称は、スペイン北西部のガリシア地方で入り江が多く見られた事に由来し、スペイン語で「入り江」を意味するリア(ri'a)あるいは、入り江の多い地方の名前(Costa de Ri'as Altas)等を元に、1886年にドイツの地理学者のフェルディナント・フォン・リヒトホーフェンが命名しました。
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