Windows Vista の個人向けエディションであるStarter(スターター)、Home Basic(ホーム・ベーシック)、Home Premium(ホーム・プレミアム)、Ultimate(アルティメット)などへのMicrosoftによるサポート期間が残すところ5カ月弱となりました。個人向けVistaユーザーは要注意です。2012年4月11日以降Vistaが使えなくなるのです。
XPは全てのエディションで2014年4月8日までサポートを受けられますが、個人向けのVistaは来年4月10日でサポートが終了します。ビジネス向けエディションのみ2017年4月11日までサポートがあります。
これにより、2012年4月11日以降は、個人向けVistaへの更新プログラム(UpDateやサービスパック)は提供されません。
セキュリティを重視するなら、個人向けVistaユーザーは、Windows 7など新たなOSへの移行を余儀なくされます。
サポート終了後もVistaを使い続けるのはセキュリティ上危険です。安全に、安心してWindowsを使い続けたいなら、サポート期間中にアップグレードパッケージを使ってWindows 7に移行しておきたいものです。
メインストリームサポートは個人向けエディションが対象で、期間中は無償の問い合わせサービス、セキュリティ関連の修正プログラムなどの提供を受けることができます。OSの発売から5年間が目安です。
Microsoftには、VistaにXPと同様の"特例措置"を設ける予定は無いようです。
2012年4月11日以降はサポートが止まるため、パソコンがウイルス、マルウェアに感染する危険性が高まります。
個人向けVistaユーザーに残された道は、サポート期間内にWindows 7に有料でアップグレードすることです。
ただし、発売当初のVista PCをWindows 7にアップグレードさせるには、PCのスペックが足りない場合があります。Microsoftがサポートサイトで公開している「アップグレード・アドバイザー」というソフト(無料でダウンロード)を使ってスペックが十分かどうか確認することができます。
スペック不足の場合は、PCごと新しいものに買い替えるしかありません。
【関連サイト】
Microsoft サポート ライフサイクル サイト
Windows 7 Upgrade Advisor Webサイト