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『ドラマスペシャル 緊急取調室~女ともだち~』(2015年9月27日OA)

2015-10-27 21:45:03 | ドラマ
『ドラマスペシャル 緊急取調室~女ともだち~』(2015年9月27日OA)
出演:天海祐希、
田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、松下由樹、斉藤由貴、でんでん、大杉漣、小日向文世 ほか

【ブログ内関連記事】
ドラマ『緊急取調室』(1話~5話)(2014)
ドラマ『緊急取調室』(6話~9話)(2014)

久々の復活! それぞれ他にもいろんな役を演ってるのに、しばらくぶりに演ってもブレないって、
役者さんって改めてすごいなあって思った。




あらすじ(ネタバレ注意

毒舌が売りの人気キャスター三沢早苗が、キントリに取材に来て、
真壁はオープンな警察をアピールしているのを見つめる矢島聖美。

キヨミは、元美容師で模範囚だったが、出所後、わずか3時間後に「人を殺しました」と自首。
警察が自供通り調べると、山中から上村という男性の絞殺死体、凶器のヒモも見つかった。
しかし、死亡推定時刻のとき、キヨミは刑務所内にいた。
作業報奨金なんていうのが出所後にもらえるのね。今回の場合は10万円

部長は「月曜までに解決しろ」と命令。3日間しかない。

梶山「みなさん、出番です」(出た、哲さんの決めゼリフ!



メディアもこぞって取り上げるが、サナエは動揺していた。
キヨミが逮捕された6年前の事件は、サナエの結婚式に来た元交際相手・ミゾタとモメているうちに、転落死。

キヨミの取り調べ担当は真壁。
この取り調べの模様は録画され、裁判で証拠として採用される場合もあると説明。
キヨミは、出所後、レストランで上村にナンパされついて行くと、所持金を奪われそうになり、発作的に殺したと自供。

死亡推定時刻が合わないことから「誰かをかばっているの?」と真壁。
キヨミは「間違っているのは警察のほうじゃないですか?」と挑発し、
「取り調べの模様を生中継してください。中継しないならこれ以上なにも話しません」と条件を出す。

アメリカでは、取り調べも裁判もテレビでフツーに放送しているが、
日本ではまだ時期尚早と、却下する部長。梶山もそれに同意。



真壁は脱獄も疑うが、梶山「日本史上、女性の脱獄犯はいない」と否定。
実際、刑務官もキヨミは模範囚で人格者、囚人たちに慕われていたと話す。
新田という若い女性囚もその一人。

キヨミの所持品の中に高校時代のアルバムがあり、その中にサナエもいたことから、
学校を訪ねて校長に聞くと、同じ演劇部員で親友だったことが分かる。
逮捕後の番組内でサナエが泣いて友人をかばう様子も録画で確認。




他の捜査では、上村が「女がシャバに出たらひと稼ぎしてもらわないと」と言っていたという。

梶山から「中継はしない」と聞くと、急にキレるキヨミ。
「たったひと言で傷つくことあります。信じてたのに、どうして裏切ったのよ。死ねーーー!!」

そして、新宿にもう1人殺した男・今田の死体のことも自供する
死体は刃物での刺殺で、半年前くらい。白骨化していた。その頃もキヨミは刑務所内。
梶山はこれ以上、被害が拡大しないよう中継したほうがいいと部長に提案する。
彼が出世コースをひた走るのは、そのほうが正義を果たせるという信念からだったんだ。


真壁はサナエと会う。

サナエ「正反対な性格だった。私は人に注目されるのが好き。キヨミは地味。
   キヨミの父は事業で失敗して自殺。認知症の母も亡くなった。
   キヨミのことは記憶から消したい。事件後、離婚もしたし・・・
   早く本当のことを言ってほしい」


取調べの映像がネットで流され、アクセス数は1万3000人。
キヨミ「私は今田を愛していました。だから裏切られて許せなかった」
中継が始まると同時に、サナエは姿を消す。

今田の同僚の話だと、「あいつはモテたが、若いコが好き。30以上は手を出さない」

コンビニの映像でもキヨミは駅とは反対の方向に行き、
中継を見たタクシー運転手の話では公園まで乗せて、
亡くなった母の話をしたら1万円の見舞金までくれたという。
その合計額は、ちょうど、上村から奪われたと言う額と同じ。

サナエは、通っていた高校で校舎に書かれている文字を見つめていた。

「すべて真実」


捜査が進み、新田は今田に裏切られた女だった。
上村から麻薬の運び屋を命令されていたシングルマザー・坂口との接点も分かる。


第3回目の取調べの担当は真壁。
キヨミが2人の囚人の罪をかぶっていたことを明かす。
(首絞めたヒモを子どものランドセルに結ぶって・・・

小石川「人間は割に合わないことはしないものです」

キヨミに、2人は刑がさらに延びること、刑務官は責任をとって辞職したことを告げる真壁。
キヨミ「私は復讐がしたかった。6年前の事件は、私が殺したんじゃありません」

犯人はサナエ。
「あなたがやったことにしてくれる? 私と違って、キヨミは失うものは何もないじゃない!
 罪をかぶってくれたら、友だちとして一生感謝する! これまで付き合ってきてあげたじゃない」

キヨミ「私は友だちのつもりだったのに。。。
    弱味を握って、高みからどう引きずり落とせるか考えたら、6年間なんてあっという間だったわ」

真壁「あなたの大切な6年を無駄にするなんて!」
キヨミ「私、淋しかったから。友だちは財産だって信じてたから」


サナエが逮捕され、キヨミは仮釈放のまま解放される。
しかし、「この最後はカンタンすぎる」と言う真壁。

サナエに面会に行く真壁。

「刑務所から届くキヨミからの手紙が怖かった。出所したら一生面倒をみなきゃと思うと・・・
 学生の頃、2人で夢を語り合った。私の夢は有名になること。
 キヨミの夢は、好きな人と星を見ること。あの時、ためらったのが間違いだった」

サナエはミゾタが転落したところを見ていないことを知る真壁。


新天地で美容室を開こうとしているキヨミを訪ねる。
ミゾタと付き合っていたのはキヨミだった。しかし、ミゾタの本命はサナエで、
これまでの自供の言葉に真実味があったのは、「すべて真実」だったから。

キヨミ「すでに殺人罪で刑務所に入った者は、裁判で裁けないでしょ?」
真壁「あなたは仮釈放中に、犯人隠避罪をおかした。残りの3年を務めることになるわ。
   これまで不幸な役ばかり引き受けてきたとゆってたけど、あなたと会った人たちは皆感謝していた。
   幸せを演じるためにムリしてきたサナエさんよりも、ずっと恵まれていたのよ!」

キヨミ「なぜ泣いているの?」
真壁「あなたが復讐のために生きていくのが悲しくてたまらないのよ!
   このレコーダーは消去するわ。あなたに本当の自首をしてほしいから」

キヨミ「刑事さん、私の友だちになってくれる?」


不登校ぎみになっていた長女も、友だちと和解して学校に行くという。

キントリメンバは「女の友情はあるか?」て話で盛り上がり、
梶山「私は、あり!」と即答。


真壁「私は、保留かな」
梶山「おい!」





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