メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『任侠ヘルパー』(2009)

2013-11-10 11:36:33 | ドラマ
ドラマ『任侠ヘルパー』(2009)
ヤクザドラマに似つかわしくない草くんや、黒木メイサさんまで出て、かなり意外だった。
「なにが最後の任侠だよ。ヤクザが老衰で死んでどーすんだよ」て、いい人な草くんらしからぬセリフだけど、
みんな芝居がいいから見応えあって、引きこまれるうちに、それらしく見えてくるからドラマってフシギ。

●第1話 極道から老人介護への華麗なる転身!!
隼会の彦一らは振り込め詐欺などで稼いでいたが、ある日、頭から突然、ライバルの鷲津組内の介護施設タイヨウで研修を命じられ、
そこでの働き具合によって、次の幹部を決めると言われる。
施設にいる認知症の老女から息子と勘違いされた彦一は、小遣いをもらって時計を買う。

●第2話 頑固ジジイの涙
柔道選手だった老人役の津川雅彦さん、いい芝居だねえ。

●第3話 阻止せよ 老人虐待 孫が祖母を虐待
田中さんはリコの部下・久米武雄役。女組長に文句ありげ。

ヤクの売人をしていた男を警察に引き渡すって言われた時の「あぁ?」て返事の顔がワルいねえ!
「好きにしてくださいやぁ!」黒シャツを開襟で着て、フェロモン出しまくりv
この2009年の仕事ぶりを見るだけでも、全く違うタイプの人物を演じててスゴイなあ!驚

●第4話 詐欺ヘルパー現る
老人から金を盗んでいたボランティアの女性の話。羽鳥晶に刺青がバレる彦一。晶が若年性認知症と分かる。

●第5話 憎き母との再会
アルコール依存症の父のもとを去って出た彦一の母が、今の夫の介護に疲れて自殺未遂をはかり再会する。「老老介護問題」の話。
母子の人情話にホロっとくる/涙

●第6話 認知症患者の恋
ミッキー・カーチスさん演じる風間のセリフが泣ける。
「昔から女の支度の遅いのはしょうがねんだよ。でも待ってやる。それがモテる男だ。
 女はそうゆう男が誠実で、心底自分に惚れてるって思うんだ。お前も今からやっとけ。・・・女はしょうがねえなあ」

●第7話 非婚アラフォーのシングル介護
いろんな介護形態があるんだね。羽鳥晶は認知症の母を置いて、男と逃げた後、母は死亡。

●第8話 敵対組長の襲来!! そして女の覚悟

鷲津組組長が事故って不随となりタイヨウに入所してくる。
久米は鷲津組員に刺される。田中さん頭から倒れてたけど大丈夫?!
鷲津組員が、結束力の弱いリコの支部を襲った。なんか「セーラー服と機関銃」みたくなってますよw

「研修の邪魔はしたくなかったんで。あんた、それでもオレらの組長なんだよ」

●第9話 愛の討ち入り!! 任侠おくりびと
鷲津にも彦一らの素性が知れる。「看取り介護」ってのもあるのか。施設では延命治療はしない方針。
病院で延命治療をすれば、施設には送られないってシステムらしい。
リコらが捕われ、彦一らが助けに行く。手打ちって痛み分けみたいなものか?

●第10話 正体がバレ、告白・自殺そして火災発生
晶はとうとう涼太を忘れてしまい、リストカットする。所長は晶を施設で預かる。
ヘルパーの晴菜に写真が届き、彦一らの正体がバレ、フランチャイズ契約は解除。所長は次のヘルパーを探す間みんなを残す。
加藤清史郎くんの演技には泣いちゃうねえ/涙 元夫は厚生労働省職員。妻子持ちだが涼太を預かるという。
写真はマスコミにも流出。施設から火事が出て、営業停止命令が下る。

●最終話 最後の手段
経営が失敗してバスで放浪している介護難民の話。
低料金・低サービスの無届施設も多い。高齢者専用賃貸として登録することで回避する。
施設内感染で肺炎が蔓延。受け入れ先も決まったが、老人たちは戻ってくる。。


「ったくしょうがねえなあ、ウチのお嬢ちゃんはあ!」


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