教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

オリゼミ、学生指導、鳥取県史ブックレット発行

2015年04月11日 10時28分30秒 | Weblog

 7・8日と、福山市沼隈町のツネイシしまなみビレッジ・みろくの里で、オリエンテーションセミナー(通称オリゼミ)でした。基本的にこの合宿内容は学友会各局や上級生有志が企画運営します。初等教育学科の学科別オリエンテーションでは、2年生有志が企画運営するのですが、2年生離れした見事な采配を見せてくれました。1年生は、いろいろありましたが、結果的に落ち着きと満足、集団・所属意識が高まったように思います。オリゼミから帰ってからは、授業や1年生の履修・進路指導、実習・行事もろもろの準備調整など、忙しく働いております。もう3ヶ月くらい働いた気がします。(^_^)

 1日からここまで、1年生同士の集団・所属意識の形成や、履修・進路上の不安解消・方向性指導、教員・1年生との関係構築は十分できたと思うので、年度初めの1年チューター業務について自己評価で◎をつけてやりたい、と思います(笑)。ほとんど関わったことがなかった新2年生ともオリゼミ・授業で関係づくりができたし、これからが楽しみです。主任業務については…まだまだかな。今朝起きると、毎日夜中まで準備に明け暮れてきたので、さすがに疲れがたまって体に不具合が…。この土日で自己修復します。
 今は、勉強できないと自分で言っていた1年生が、できないならこの科目は履修しなよと勧めたのにしない、しかも周りの友達が履修しないからという理由で、という問題状況に悩んでおります(笑)。「勉強できない」という結果は、自分の才能とか素質とかよりも、周りに流されて主体的に学べてこなかった結果、ということに早く気づいて欲しいなぁ。まだ1年生だし、大学では主体的選択そのものが重要な学習機会なので、いっぺん失敗するのもありかなあ。失敗させたくないんだがなぁ。もやもや。
 それ以外にも課題をかかえている学生も少しずつ見えてきました。いずれも、入学前からずっと引きずってきた課題が背景にあります。これらをいかに解消して、大学生活に導入していくか。ほかのチューター先生方や学生支援部局といかに協力・分担していくか。主任業務、難しいです。

 あ、先の3月31日、拙著『鳥取県教育会と教師―学び続ける明治期の教師たち』(鳥取県史ブックレット16、鳥取県、2015年、全112頁、定価500円)が発行されました。寄贈先の何人もの方から、お礼とお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございます。販売は4月15日からだそうです。鳥取県外の方は、鳥取県公文書館のページから注文できます(鳥取県史ブックレットの配送による頒布方法)。鳥取県内では各書店で購入できます。

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