小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

肖像画の部屋…開設いたします!〜と言いながら、まだ開設してませんが、GW中のアテが外れた方に対応し、休み中の受付をいたします!

2021-04-30 08:53:41 | Weblog

▲アパ社長 元谷芙美子社長の肖像です。

「肖像画の部屋、開設いたします!」と言っておきながら、すみません。まだ実はホームページ内には、まだそのような部屋は出来ておりません。

肖像の種類による料金体系、描く時のシステムはほぼ決まっているのですが、それをhp上にアップのは、けっこうな手間でして…。

zoomやSkype対応、あるいは対面による対応。
色紙による肖像描きか、水彩画による肖像、油彩による肖像など、一口に肖像と言っても様々なやり方があり、かかる時間や手間、制作費などはそれによって変わるからです。

ちゃんと、それを決めてからアップすれば一番良いのですが、GWに予定していたことが出来なくなった方も多いでしょうから、少し早めに、このような記事を出すことにしました。

ご興味のある方は、詳細などを直接お問い合わせいただければ幸いです。
休み中など、ご都合に合わせて受付…あるいは実際に描いたりなどを致します!

では、みなさま!
行き先々でどこも閉まってますでしょうけど、良いGWの休暇を!

小暮満寿雄へのメールフォーム

▼こちらが色紙による肖像描きです。

▼こちらが水彩画による肖像画。

▼こちらが油彩による本格的な肖像画です。

 

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英雄たちの選択「天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤」を見て〜なんだ、令和パンデミックもやってること一緒じゃないか。

2021-04-29 13:20:34 | Weblog

「天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤」

昨日は英雄たちの選択「天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤」を見ました。いやいや、タイムリーな企画…誠に興味深く見ました。

奈良の大仏建立が、ひとつには疫病退散という理由で事業が進められたというのは聞いたことがありましたが、それが天然痘だったとは知りませんでした。
死者120万人とも、130万人、人口の三分の一が命を落としたというのですから、驚きです。40万人死にますといった、ウソつき先生が言った数字をはるかに超える人間が、当時命を落としているんですね。

14世紀ヨーロッパのペストが、丁度そんな感じだったそうですが、どちらにしてもその恐怖たるや今のコロナ禍とは比較になりません。

ただ、天平ならず令和パンデミックの現在、やっていることが天平時代と大差ないのに驚いた次第です。

ウイルスや病原菌の存在が知られてなかった天平時代だから、疫病に大仏建立が何の効力がないのはわかりませんでした。
令和の現在、ウイルスの存在がわかっているはずなのに、やっている対策がバカのひつと覚えの緊急なんちゃらとか、まんぼうなんちゃらです。

こんな時に為政者というのは、どうやら悪手に手を染めるようですね。
病原体の存在を知らなかった聖武天皇は、遷都や大仏建立という悪手を打ちました。
番組では、聖武天皇は奈良から信楽に遷都しようとしたそうで、さすがにそれを橘逸勢が止めたとありました。

政を司る者としては、ともかくも「何かしないといけない」という意識があるのでしょうが、当時の人たちからすれば、生活を疲弊させる大仏建立などはとんでもない悪手に違いありません。

まあ、だからこそ今の私たちは奈良の大仏様のお姿を拝むことが出来るのですが。

病原菌やウイルスの存在を知るようになった現在ですが、それでも私たちの目に見えないことは間違いありません。

その結果、打った手が今回3回目になる緊急事態宣言による経済封鎖です。

やってることは奈良の大仏の時代と大して変わりませんね。
人が死んでいない分、何もしないほうがマシじゃないか。

天平時代も防衛手段として、今まで大皿を取り分けていたのを、小皿にして個々で食べる。生水を飲まないなど、やってることは一緒というのも納得でした。

そういうとヒンシュクを買いそうですが、番組を見ながら「歴史は繰り返す」という言葉をかみしめた次第です。

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コロナ禍で政治は誰がやっても同じではないことが、よくわかりました〜政治家や医者にナメられない国民を目指したい。

2021-04-26 09:49:47 | Weblog

▲こちらも滑り込みか? 金曜日は赤坂フレンチの名店オステルリー・スズキで、両家の会食ランチをいたしました。

緊急事態宣言なんちゃらにも関わらず、若者は路上で飲み食いをして、誠に頼もしい限りですね。
1年前とは状況が違います。頑張って、もっとやってください。

今回のコロナ禍で、東京都や大阪、首都圏の首長たちが、いかにモノを考えずに行動しているか、誰もがよくわかったと思います。
いや、ここまでとは私も思いませんでしたが。

私も小池百合子に1票を投じた人間なので、エラそうに言える立場ではありませんが、彼女がここまで愚かな判断をするとは、こういう事態になるまで誰も予想し得なかったことは確かです。

西村大臣「1年前を思い出し、その時以上に徹底したステイホームを」
緊急事態宣言初日に呼びかけ

▲こちらもそう。こんなに国民の心情を逆なでするような発言をする、無神経な愚か者が大臣です。
でも、そんな人たちを揃いも揃って選んだのは私たちですからね。

じゃあ都知事選の時に、百合子じゃなくて、宇都宮弁護士や山本太郎が仮に当選したとしたらどうなるかといえば、もっと酷い事態になっていたと思います。

不幸に底がないように、政治家はいくらでも悪くなり、さらに酷い事態を引き起こします。今回の事態はそれを如実に物語っていると思います。

そんな中、今回のコロナ禍で一番割食ってる人たちは、子供と若者ですね。

一方で政治がどちらの世代を向いているかと言えば、人口も多く、選挙にもマメに行く老人たちです。だから政治家は票になる彼らに忖度するわけです。

人間の死亡率は100%なので、 誰もが死を迎えることを前提に申し上げると、一番棺桶に近い人たちが彼らですね。いや、私もそろそろ、その一員の仲間入りなのであえて言わせてもらいましょう。

今回の事態が、選挙に行かない若者のせいだとは言えませんが、政治家が彼らをないがしろにするのは、そんな理由もあると思います。若者をナメてるんだよね。

いや…政治家も医者も、若者だけじゃなく国民をナメてるんです。

今回のことで身にしみましたが、政治は誰がやっても同じではありません。

有事の時はなおさらです。

都知事は百合子一択しかなかったと思いますが、だからと言って選挙に行かないの理由になりません。投票率が上がれば、少なくと国民をナメた政治家は少なくなるはず。

今回の非常事態宣言の縛りは、国民をナメきった判断ですが、実際に発令されたら、大阪府民が素直に従っているのもびっくりです。一番言うこと聞かなそうな人たちなのにねえ。

いわゆるヤカラが首長になってしまったからという意見もありましたがねえ。

寄席、無観客応じない決断 「社会生活に必要なもの」

さすがは江戸時代からお上を尊敬しなかった寄席の心意気ですね。

下らんこと指図するのは、“よせ”ってね・・・なんて、ウフッ♪

 

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コロナ禍は被害の少ない「天保の大飢饉」、緊急事態宣言は小粒な「天保の改革」に似たり。厳しいルールの押し付けは人心を得られず。

2021-04-25 08:18:25 | Weblog

昨日は日本橋三越で開催されていたイタリア展で、魚醤コラトゥーラやアンチョビ、塩漬けケッパーや生ハムなどを購入しました。

ところがイタリア展の会場に行って驚いたのが、29日まで開催予定だった本展が、茶番の緊急事態宣言を受けて、昨日の24日で終了になると聞いたことです。

ええええ? なんじゃ、そりゃ?

いきなりの非常事態宣言だったため、生食材を扱うお店などに被害が出ているそうです。

コロナで死亡した人は平均年齢82歳。年寄りに死ねとは申しませんが、じゃあ若い人の自殺が増えても良いのか。行政が何を向いているのか理解できません。

そればかりではない。一昨日、見に行った「鳥獣戯画展」など、1000平米以上の展覧会が中止。ジムや百貨店も休業要請、飲食店のアルコール提供禁止要請、おまけに20時以降は灯火管制。

私はイタリア展も鳥獣戯画も滑り込みで間に合いましたが、喜ぶ気には到底なれません。気の触れた無能な都知事たちに、真っ白な怒りを覚えます。

昨年の今頃と違い、コロナがどの程度のものか、明らかになりつつあることもあるのに、行政のやることはバカのひとつ覚えの自粛要請。病院のベッドや受け入れ態勢を整えるとか、ほかにやることがあるだろうに…。

似たケースの歴史をふりかえれば、江戸の天保の改革が例にあげられるでしょうか。
かの天保の大飢饉により財政難に陥った幕府が、人々の生活を厳しく制限したのが、かの田沼意次による天保の改革でした。

しかしながら、2年経っても思った成果が得られず、推進した田沼意次は早々失脚しています。厳しいルールの押し付けは、何の人心を得ることができないという歴史の良い例ですね。

東京都知事も大阪府知事らも遠からず、人心を失ったリーダーが辿る道を歩くことになると思いますが、たとえ彼らが失脚しようと不幸になろうと幸せになろうと、私たちの生活には関係ありません。

肝要なのは、これからどう過ごすかですね。

さらに言えば、125万人もの人口が減少したという天保の大飢饉に比べれば、今回のコロナ禍は比較になりません。今回もやってるフリの緊急事態宣言に過ぎませんから、多くの人の命に関わることはないでしょう。

公共施設の閉鎖や灯火管制など、誠につまらない悪手が打たれますが、肝要なことは悪手に惑わされない気持ちのコントロールでしょうね。

私個人としては、期間中はジムもやっていないので、散歩やヨガをするつもりです。
公共施設がやってない分、仕事にも集中できるので、そこはメリットと考えるつもりです。

緊急事態宣言、上等じゃねえか。
期間中、レポートもいたしますので、お楽しみに!

 

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憲法違反の疑いがある緊急事態宣言を前に、展覧会の自主行列、エスカレーターの片側空け、マスク警察を考える。

2021-04-24 09:20:47 | Weblog

みんな大好き、鳥獣戯画〜上野トーハクのギガ展に行って来ました!
ものすごく楽しかったです♪

昨日、トーハクで開催中の鳥獣戯画の「動く歩道」の素晴らしさについて書きましたが、展覧会における絵巻物というのは、とにかく混みます。

普通に壁掛けをした絵画や、四方から見ることの出来る彫刻と違って、絵巻物は一人当たりの空間が狭いから混むのですね。

それを解消すべく、絵巻物を一定時間、独り占めできるように工夫されたのが、動く歩道なんですね。その快適さ、素晴らしさは、ぜひ会場で体験して頂きたいものです。

南インド料理の名店、ヴェヌス赤坂店です。

さて、話は変わりますが、人気の展覧会に行くと、会場の一部で行列が出来ていることを、誰でも目にしたことがあると思います。

でも、みなさま…あの列に並ぶ義務はありません。大抵の展覧会は、好きなところから見て構わないことをご存知でしょうか。

会場に出来る行列は、何の義務もない自主行列なのです。

ところが、なぜかどの展覧会でも自然発生的に整然と列ができることが多く、並ばず空いているところから見ようとすると「横入りするな」という空気を出す人がいたり、中にはリアルに「並べ」と口にする人もいたりします。

鳥獣戯画展でも、係員の人が「空いているところからご覧になってけっこうです」と促しているのですが、それを耳にしても列から動かない人が多いのです。

ミュージアム側も、そんなことから知恵を絞ったのでしょうね。
鳥獣戯画の「動く歩道」は、そんな煩わしさを一掃してくれた素晴らしい工夫でした。ただ、そうでない場所では、相変わらず無意味な行列がそこかしこで出来ており、余計に動く歩道の快適さが際立ったというわけです。

鳥獣戯画の帰りは、上野松坂屋の美濃吉でおばんざいを買いました♪

同じことがエスカレーターの片側空けや、マスク着用にも言えると思います。

エスカレーターの片側は本来空けていけません。
最近はどの鉄道でも「歩かないでください」と書いてあるのですが、エスカレーターを歩く(あるいは走る)人の同調圧力に屈し、多くの人が片側を開けようとします。

混雑時、両側に立てば良いのに、片側しか空けないから無駄な行列が出来る。

私はエスカレーターでは、なるべく列をふさぐべく、右側に立つことにしています(ふろむホンマもん東京人)。
以前は、怒って押しのけてくる人もいましたが、さすがに最近は少なくなりました。

もう一歩です♪

自主マスクもこれに同じです。
百歩譲って、マスクをつけないと入れない会場ならいざ知らず。

道を歩く時のマスクや、まして自転車のマスクなど、花粉症や黄砂防止でない限り、意味がありません。まして、子供の体育の授業でマスクなど言語道断です。

今から民主主義を脅かす、憲法違反の疑いさえある緊急事態宣言が発令されようとしています。

それを前に、私はこうした自粛や自主規制のあり方を考え、納得がいかぬものに従わない態度を示していきたいと思います。まずは小さなことから始めたいですね。

みなさまは如何お考えしょうか。

 

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みんな大好き、鳥獣戯画〜上野トーハクのギガ展に行って来ました! ものすごく楽しかったです♪

2021-04-23 11:26:03 | Weblog

昨日は好天の中、上野トーハクで開催中の「国宝 鳥獣戯画のすべて」展に行って参りました。

私の記憶する限りで「鳥獣戯画」の展覧会は、2007年のサントリー美術館、そして2015年トーハク開催と、15年足らずの間に三度行われています。

それでも今回の展覧会は「イッキ見」ということで大人気。
日曜美術館でも取り上げられたおかげか、ネットでは最終日までは完売で、私も1週間ごととかに発券するセブンチケットでようやく入手しました。

ゆったり見られるかと思いきや、意外な人出に(人気だったので、最初より入場者数を増やしたのだと思います)びっくりでした。

こちら、サントリー美術館のパンフより。修復前のものですね。

鳥獣戯画には甲乙丙丁の4巻がありますが、やはりカエルとウサギとサルが登場する甲巻が圧倒的に素晴らしい。

手塚治虫先生をして、マンガの原点と言わしめるすべてがここにありました。

今回、画期的だったのが「動く歩道」ですね。

展覧会によく行く人ならご存知だと思いますが、絵巻物のコーナーは見下ろして、その空間を独り占めしますから、とにかく混むのです。
それを解消すべく登場したのが動く歩道でしょうが、これが案外良いのです。

もう動く歩道の少しスピードをゆっくりにしてほしいと思いはしたものの、甲巻まるごと、鳥獣戯画を独り占めにできるのですから、これは実に素晴らしい!

昔から鳥獣戯画は人気だったようで、何と狩野探幽や土佐光信による模写もあって、これも楽しい!

模写や写本の良いところは、原画で失われた部分も、“このようになっていた”ということがわかることでしょう。失われた部分を含めて、鳥獣戯画の全体図が見られるところも魅力です。

愛嬌たっぷり、ユーモラスな鳥獣戯画ですが、甲巻は伝・鳥羽僧正の筆と呼ばれるだけあって、その中にも仏教的な香りが漂います。
あの伊藤若冲の「果蔬涅槃図(かりゅうねはんず)」も、実は鳥獣戯画を見たのではないかと勝手に想像をふくらませたりして、楽しいことこの上ありません。

昔から日本人は鳥獣戯画が大好きだったのですね!

バカのひとつ覚えの緊急事態宣言を目前に、ぜひ心が安らぎ、笑みがこぼれる鳥獣戯画を見に行きましょう。ネット以外でしたら、まだ入手できますよ!

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アホくさ!〜コロナという亡霊に取り憑かれた緊急事態宣言の愚行〜サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展(其の三)

2021-04-22 06:23:32 | Weblog

三度目の緊急事態宣言を前に、徹夜開けの目だと指摘された、東京&大阪府知事の目…いや、まさにその通り、言い得て妙ですね。
加えて言うなら怪談によくある、亡霊に取り憑かれて通行人を斬り殺してしまう、浪人の目とでも言いましょうか。

怪談の浪人は見知らぬ人を斬り殺したあとに、正気に戻ってアワアワしますが、知事ズたちが正気に戻ることはありません。
引き続き自殺者を出して、何人も斬り殺すことになるでしょう。
実に痛ましいことです。

みなさんも正気を失った人の言うことをバカ正直に聞くと、斬り殺される通行人になってしまいますよ。十分気をつけましょう。

居るか居ないかわからない亡霊と違って、今やコロナウイルスはどの程度に怖いのか、どうすれば取り憑かれずに済むのか、だいたいわかってきました。

外出も外食もストレスがたまらないよう、遠慮せず行うのが精神衛生上よろしいかと思います。

そんな意味で、サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」はオススメ。予約なしで入れますし、今のところゆったり見らえて良いですよ♪

▼やっぱり歌麿は良いですね!

▼わ〜い、写楽はんや〜!

▼広重はんの箱根。ほんまに現地に行ったんかいな(ふろむニセ関西人)。

▼三畠上龍(みはた・じょうりゅう)の「舞妓覗き見図」。舞妓はんの着物が風でめくれる様子を、童子が覗く図だそうです。いや〜ん(と、昭和の響き)♡

▼おやおや、おあつらえ向けに、亡霊の絵があるじゃないですか♡
北斎はんの「百物語 さらやしき」。おのれ、出たか妖怪!

▼葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」もあります!

▼同じく北斎、「諸國瀧廻り 下野 黒髪山 きりふりの滝」。

▼これが版画!? 北斎の「蛙に朝顔」

▼浦上玉堂の娘、春琴による「春秋山水図屛風」

▼川鍋暁斎はんもあります。何て楽しい展覧会なんだ♪

 

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サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展(其の二)〜琳派も浮世絵もあるけど、やっぱり白眉は伊藤若冲でした!

2021-04-21 06:06:15 | Weblog

▲こちらは池田孤邨(いけだ・こそん)の三十六歌仙図屛風。

昨日からの続きです。ここから、みなさまご存知の琳派です。
琳派とは、 印象派のように同時代に近いスタイルで描いた画家のひとかたまりではありません。以下wikiより。

琳派とは桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称である。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。

▼こちらがその俵屋宗達(伝)の源氏物語図屛風。

あらかじめ描いた絵を屏風に貼り付け、コラージュしているのは面白いですね。

並んだ様子はこんな感じ。

▼こちらも伝・宗達。伊勢物語の布引の滝ですね。神戸にある滝です。

▼こちらは鈴木其一(すずき・きいつ)の三夕図。さすが其一、実に洒脱です。

▼さて、本展いちばんの白眉は何と言っても若冲ですね!

とにかく若冲先生の鶏をご覧あれ!

おや、こんなところに別の叭々鳥(はっかちょう)が!

相変わらず、日本語を喋りそうな叭々鳥ですね(笑)。

▼こちらは曾我蕭白(そが・しょうはく)。私は実は苦手です。

きゃあああああああ、やめてええええええええ!

さて、まだ浮世絵や南画があるけど、本日はここまで。続きをお楽しみに!

▼こちらは歌麿の描いた珍しい写実画。さすがに達者です!

 

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サントリー美術館「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展に行って来ました!

2021-04-20 15:26:03 | Weblog

先週の日曜日は快晴の中、サントリー美術館の「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」展に行って来ました。サントリー美術館の企画にハズレなしですが、今回の展覧会も素晴らしい。

そもそも、日本絵画の名品は明治初期から多数、海外に流出してしまったものの、欧米は湿気が少ないのに加えて、美術館の保存方法がしっかりしているため、日本にあるものより良好な状態のものが多いのです。

皮肉なことに、外国に渡ってしまったからこそ、今でも輝きを保っている作品が少なくありません。そんな意味で、芸術の都でもあるミネアポリス美術館の日本絵画は実に粒ぞろいでした。

▼こちら山田道安の龍虎図屏風。

▼狩野探幽の瀟湘八景図屛風。

▼雪舟のオマージュか?

▼西行物語図屛風

▼こちらきりぎりす絵巻。きりぎりすから生まれたセミの赤ちゃんを産湯につけているという、とんでもない作品!

▼武蔵野図屛風。昔の東京って、こんな感じだったんだ!

続きは、また後日!

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土井善晴先生のレシピで初めてロールキャベツを作りました!

2021-04-18 06:58:34 | Weblog

▲わが家で使用頻度の高いレシピ本はこれ!

土井善晴先生のレシピは、さほど手間がかからず簡単に出来て、しかも失敗知らずですが、さすがにロールキャベツは今まで手付かずでした。

昨日は天気もイマイチで外出もする気にならず、早めにお風呂に入って、夕食の準備をゆっくりすることにしました。おうちでスローフードというわけです♪

昨日までの残りものや、簡単なお惣菜をいただきながら、土井レシピを見ながらロールキャベツの準備です。

▼先ずは春キャベツを茹でてから塩胡椒。巻きやすいよう叩いて伸ばします。

牛肉はひき肉ではなく、ざっくり叩き、玉ねぎのみじん切りも大雑把に(笑)。
小麦粉、卵、塩胡椒を入れてサクッとあわせます。

▼巻き巻きして、重たい重たいル・クルーゼに敷き詰めます。

大きなキャベツの葉っぱだと、きちんと巻けますが、小さいものだとなかなか難しい。楊枝の代わりに乾燥スパゲッティを使います。

ひたひたの水にマギーブイヨンと塩、好みのスパイスを入れ火にかけます。
固形ブイヨンは崩したりせず、そのままで大丈夫。

出来上がり!

ちなみに上の写真は私の撮影。
▼こちらが妻の撮影。さあ、どっちが上手かな(笑)?

 

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中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?(其の一)〜中華人民共和国の歴史は72年、中国の本質とは中元の地を取った者。

2021-04-17 08:34:34 | Weblog

昨日は柔道仲間の「自主稽古報告会」でしたが、いい加減何回もやってると、その話題は飽きてきたのか、する人もおらず。

代わりに出た話題が「中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?」でした。

米国大統領がトランプさんでしたら、こんな話題は出ないでしょうが、不正を指摘される選挙の結果といい、香港の一件といい、そして何よりコロナ太りしている発信国の件などなど。東アジアはもちろん、かつてないほど世界が中国の脅威にさらされているのが現在と言えましょう。

まあ、昨日の話は酒場のオヤジの話題にすぎませんが、それは置いておいて、洒落にならない脅威がすぐそこまで来ていると私も思っています。

大国とはいくらでも領土を広げたい体質があります。
食わせる人間が増える分、 領土が必要になるからでしょうね。
小国が領土を守ることに腐心するのと対照的です。

現在の中国の領土の大きさは、おそらくは元と清についで広大な土地を占めていると思います。中にはチベットのように、歴史上一度も他国の一部になったことのない地も領土になっているのが象徴的ですね。

しかしながら「中国四千年の歴史」なんて言いますが、とんでもない!
中華人民共和国の歴史はたかだか72年に過ぎず、アメリカ合衆国の245年にも遠く及ばない若輩国です。
中国四千年という言葉は、インスタントラーメンの宣伝文句として、サヨクのコピーライターが作った言葉ですので、誤解なきよう。

中国…支那と言いたいところですが、ここではわかりやすく中国と呼びましょう。

中国の本質とは、いわゆる中元の地。
中華文化の発祥地である黄河中下流域にある平原(wikiより)を獲った者が、そこの皇帝、支配者たる存在になります。それが中国です。

そのためモンゴル人によって支配された元、女真族によって支配された清、契丹人によって支配されたという唐など、漢民族以外の民族による王朝が、幾つも中国四千年の歴史(笑)に存在します。そもそも漢民族というものが、本当にあるのかどうか疑問ですが。

中国の歴史は前の王朝を倒し破壊しつくした後、別の王朝が生まれるという歴史を繰り返してきました。俗に易姓革命と呼ばれ、天命による王朝の返還と言いますが、それは天下を取った者の方便ですね。

不思議なことに、元や清朝のような異民族であろうと、中元の地を支配した者は、前の支配者と同じ存在になってしまいます。
いや〜、日本も中元の地を取らなくて幸運でしたね(不謹慎と怒られそう)。

怪物を殺した者が怪物になる。

それは水木しげる先生が描いた牛鬼みたいに、牛鬼を殺した者が牛鬼になるようなものであります。

現在の中華人民共和国も同様で、皇帝という存在はなくなったものの、その本質は変わりません。

中国の強さは、その実態のなさにあると私は思っています。支配者や為政者が変わっても、その中身は変わらないからですね。

タイトルに上げた「中国の台湾侵攻、6年以内にあるかないか?」に、ちっともたどり着いてませんが、長くなりましたので、続きはまた明日以降に。

 

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見回り隊、何し隊?〜不安や恐怖から邪鬼が生まれる。

2021-04-16 10:20:35 | Weblog

吉村府知事はドヤ顔だが…大阪市「見回り隊」の成果はピント外れ

大阪では見回り隊とやらに学生を募集しているそうですが、大学に行くことができないのに見回りはOKなんて、なんてダブルスタンダードなのやら(笑)。

もはや行政も首長の思考停止で、やってるところ見せるだけのアリバイ作りにしか思えない状態かな。

最近は知り合いや友人にコロナにかかったという人もいらっしゃいますが、同じくらい「ガンになった」とか、「心臓が」という深刻な症状の方もおりまして、あまりびっくりしないのが現状です。緊張感が足りんかな(笑)。

「下手の考え休むに似たり」なんて言いますが、コロナを経験して、最近は余計にそう思うようになりました。いや、下手な考えなら、休んだ方がマシなくらいです。

こういう世の中で最も害悪なのが「不安」と「恐怖」でしょう。
よく映画などでは、不安や恐怖から保身を図ろうとして自滅してしまうパターンが登場しますが、今、まさにそんな状況だと言えるでしょう。

不安は恐怖は生存本能だと言いますが、過度に感じた場合は、本当に必要な判断を鈍らせます。
よく、心配性の人が、そのおかげで自分が助かっていると言いますが、助かったことを覚えているだけで、実際にはそうでもないように思えます。
ま、知らんけどな(ふろむニセ関西人)。

私の場合、先ずはテレビはニュースやワイドショーなどを見ないようにしました。あ、元々見てないけど(笑)。
テレビの情報は色に染まっていて、必ずしも正しい情報が入ってこないこともあり、見れば見るほど思考がグルグル回りします。

必要な情報はネットで自分で判断して選べば困ることはありません。間違えることはありますが、それでもテレビの情報を鵜呑みにするより良いです。

あと、食べるものに幸せを見出す。
美しいものを見る、好きな音楽を聴く、好きな香りを家に満たす。
ヨガをやってみる。運動で汗を流す。

などなど、不安や恐怖を心から追い出す方法は色々ありますので、自分に合った方法を試してみるのが良いかと思います。

そんな意味で見回り隊の出動判断は、不安や恐怖から生まれた邪鬼のように思えます。

まったく役に立ちそうもないものを税金使って、まあ…。

そんなことを思いつつ、本日は柔道仲間の自主稽古報告会があり、楽しみ〜♪
プールで泳いでから出席しようと思っています。

え? 肝心の仕事の方はどうなんだって?

ああああ、やってます。やってます。
今やってます(笑)。

 

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確定申告あれこれで、更新が途切れました!

2021-04-15 17:26:46 | Weblog

言うほどアクセス数のない私のブログですが、それでも毎日見てくださる方がいるようです。

ここ数日、ギリギリの確定申告やら締め切りなどが重なり、更新が途切れましたが、私は元気です。
明日からもまた更新を続けたいと思いますので、 どうぞよろしくお願いいたします。

そう言いつつ、家のみは欠かさず続けておりますが(笑)。

写真は御徒町のお蕎麦やさん「ゆき庵」と、デリカテッセン「Aキッチンラボ」のお惣菜。どちらも言うことなしの美味しさです♪

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パーフェクトな “ゆで玉子” の茹で方を発見しました!

2021-04-12 08:54:58 | Weblog

水からゆでる!<プロ直伝>ゆで卵の簡単&上手な作り方

新鮮な卵ほど剥きにくい茹で玉子。
ある程度、古いとすぐに剥けるのですが、そういうものは硫黄の匂いがしたりして、なかなか塩梅の難しいものです。

また平均、1日に2人で6コは卵を消費するわが家では、スーパーから買ったばかりの卵を使うと、茹でた玉子の身が殻にへばりついて、けっこうイライラいたします。

意外に調理法の難しい茹で玉子ですが、上記三越伊勢丹のレシピがけっこうオススメですが、それでも買いたての卵は剥きにくいこともあったりします。

そこで、三越伊勢丹のレシピを参考に編み出した、わが家のゆで玉子レシピをご紹介します。

1、卵を冷蔵庫から出し、黄身が動く感触がするように振る。

2、常温に戻す。

3、鍋に卵が半分浸かるくらいの水を入れる。

4、鍋に蓋をして中火にかけ、5〜6分沸騰させる(玉子の大きさで時間は調整)。

5、火を止め、蓋を外さず5〜6分そのまま放置。

6、玉子を急冷させる。

良かったらお試しあれ!

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エリックサウスのレシピで、ケララ風シュリンプ・モーレを作りました!〜たった3種類のスパイスで魔法のお味です。

2021-04-09 10:36:08 | Weblog

 

イナダシュンスケのシュリンプモーレー実演 前編

イナダシュンスケのシュリンプモーレー実演 後編

ここ2年くらい、今まで作って来なかった海産物のカレーに手をつけています。

以前は日本でカレーというと、「スパイス35種類使用。100時間煮込んだカレー」というキャッチコピーが主流でしたが、それとは真逆に作れるシンプルなものが、今ではそこかしこに見られるようになりました。

実際インド人のカレー(と言って良いのかどうか、ですが)のレシピを聞くと、使っている香辛料は少なく、素材によって色々ローテーションをするものが多いのですが、いざ、それを自分で作るとなると、ちょっと勇気がいりました。

ところが最近になって、余計に煮込んだり手を加えないことが、なぜか出来るようになったので(いわば手抜き料理が出来るようになっただけですが)、これは作るしかないと、昨日エリックサウスのレシピにより、ケララ風シュリンプ・モーレを作ってみました。

使う粉スパイスはターメリックのみ。
ホールスパイスは、マスタードシードとフェヌグリーク。合わせて3種のみのシンプルなスパイスです。

その代わりと言っては何ですが、具材の種類は多く以下の通り。

青唐辛子、ココナッツミルク、パクチー、タマネギ、トマト、カレーリーフ(入手できなかったので、ケララの風特性のカレーリーフソルトを使用)、エビ(大ぶり5尾)、レモン汁。

興味のある方は動画を見てお試しを。
美味しい一皿が出来上がります。

それにしても、こうした料理を何皿も作って味をキープさせながら出せる、インド料理のシェフって本当に凄い! 趣味に留めて置くのが一番と思いました(笑)。

 

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