小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

すみません、長いコロナ禍で意見が変わりました〜今はハロウィン歓迎です!

2022-10-30 08:51:36 | Weblog

一昨日は池袋で展覧会とは別口の仕事の打ち合わせ&あおもり屋で食事会でした。

夜の池袋は久しぶりでしたが、それにしても凄い人出ですね。
長いコロナ禍でじっとしていた人たちが、わんさか外に飛び出してきた感じでしたが、そういえば10月31日はハロウィンなんですね。

数年前はハロウィンを批判していた私でしたが、今は意見が変わりました。
ハロウィン歓迎です。

▼ハロウィンをディスっていた時のブログはこちら。すみません、君子豹変すではないですが(君子じゃないですが)、人の意見は変わるものとご参考くださいませ。

ハロウィンは西洋なまはげ?

毎年感じていたハロウィンの違和感が、長雨で消えました!

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どうやら私はハロウィンそのものでなく、ホラー映画に出て仮装イメージと、渋谷界隈で人に迷惑をかける様子がきらいだったようです。これについては今でも変わらず好きではありません。

ただハロウィンというのはクリスマス同様、元々キリスト教にあるものではなく、ケルト民族の民間信仰が広まったもので、実はこのことは多神教を是とする、私たち日本人とは相性が良いのですね。何で今まで、そのことに気づかなかったのかな(笑)。

私見では「日本人に宗教心がない」というのは、完全な誤解だと思っています。
これは一神教であるキリスト教から見た宗教観ですね。

正月は神社にお参りし、結婚式は教会で挙げ、葬式はお寺でする。
八百万の神々を尊崇する日本人にとって、これはなんの違和感もありません。

むしろ日本人にとって最も忌むべき宗教観は「この神以外は信じてはならない」という考え方だと思います。私たちにとって神様がひとつである理由はありません。

神社ではキリスト教もお祝いしますし、お寺でもクリスマスを「もみの木祭り」と呼んで祝うことがあります。その寛容さが日本の良いところではないかと思います。

そういう意味ではハロウィンも同様、楽しければ受け入れるというのが日本人のスタンスというところでしょうか。

ただ、馬鹿騒ぎで人に迷惑はやめてほしいものですね。
明日はハロウィンですが、節度を保って楽しんでほしいところです。

▼写真はあおもり屋の素晴らしいラインナップです!

 

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11月30日からの小暮満寿雄展、古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」から良いものを頂きました♪

2022-10-27 11:23:58 | Weblog

妻が義母のためにキッチンを一新してくれました!
〜あ、私も少しは働きましたけどね(笑)♪

先日見て参りました「ヒンドゥーの神々の物語」ですが、実は池袋サンシャインで開催されていた、アウトレットに行った帰りに立ち寄ったと、昨日の記事で申し上げました。

サンシャイン文化会館3Fで3時間、キッチンのテーブルと長椅子を選んだ帰り、エレベーターの案内を見たら、同じビル7Fで「ヒンドゥーの神々の物語」展覧会が開催されており、吸い寄せられるように見に行った次第です。

いや、もちろんついでに見たわけではありません。
前から見たいと思っていた展覧会だったのですが、まさか同じビルで開催しているとは思わず…これも縁という感じでした。

勢いで見た「ヒンドゥーの神々の物語」ですが、自分が知らないうちに良いものを頂いたなあ♪

▼11月末からの個展に出そうと思って描いているこの絵ですが…

▼こんな風になっています。

▼そして、最初のシリーズはこれ!

小暮満寿雄展、11月30日(水)〜12月6日(火)銀座一丁目にて開催!
お楽しみに!

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▲生きていれば避けられないトラブル。
そこから脱け出す知恵がこの本には詰まっています

 

 

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妻が義母のためにキッチンを一新してくれました!〜あ、私も少しは働きましたけどね(笑)♪

2022-10-25 13:23:52 | Weblog

義母が拙宅に移り住んで早や5ヶ月。

色々落ち着いてきましたが、なにしろ狭いわが家なので義母の部屋がありません。
昼はキッチンの椅子に座って本を読んだり、テレビを見ていますが、高齢ゆえにゆったり休めるソファがほしいと、妻は義母が引っ越してきた時から常々言っていました。

そこで御徒町や蔵前などで家具を探していたのですが、いざソファを買おうという段になってみると、お目当だった家具屋さんの評価がイマイチだったり、サイズが合わなかったりと、なかなか良いものが見当たりません。

そもそも東京の家具屋さんはスペースの関係で、撤退したり縮小しているところが多いのですが…ありました、ありました!

SNSでアウトレットの宣伝をみかけ、池袋サンシャインでやってるとのことなので、早速予約! 

実は東京の家具屋さんは減ってる一方で、アウトレット一掃のイベントは増えているのです。そりゃそうだよね、在宅で家具の需要は増えてるはずだもん。

先日行った古代オリエント博物館で行われていた「ヒンドゥーの神々の物語」展は、池袋サンシャインで開催されていたアウトレットに寄った時に見たもの。
たまたま同じビルの7階だったので立ち寄ったものでした。

広い会場に所狭しとソファやベッド、テーブルなどがひしめいている様子は圧巻。
なるほど、このスペースで家具の常設は都心では難しいよね。

迷うこと3時間、決めたのはこちらでした。ソファではなく長椅子を採用。

義母のかわりに横になってみました。

まさに人をダメにする椅子…もう、どうせダメだからいっか(笑)♪

ちなみに前の部屋はこんな感じです。

ひとりだけ顔出しをされているのは七戸じゅん港区議です(笑)。
許可は特に取ってませんが…区議、良いですよね?

義母は親孝行な娘に感激。

私も実家とは色々ありましたが、今回の展覧会はコラボ展という名目ではなく、母も何点か出品という形に落ち着きました。
親子なんで、めんどくさいことは多いのですが、ようやく落ち着いてきた感じです。

続きはまた次回!

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芸術は必ずしも自由なものではない(其の二)〜アーチストは意外に権威に弱い?

2022-10-24 11:08:41 | Weblog

「それでも私はピアノを弾く〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて」
〜しかしながら芸術は必ずしも自由なものではありません。

一昨日の記事で「芸術は必ずしも自由なものではない」ということを述べましたが、これは「芸術」という分野だけでなく、アーチストという個人でも同じだと思います。

私見ですが「芸術家が自由な心を持つべし」、というのは、欧州においては18世紀末に起こったフランス革命以降の考え方だと思っています。
詳細は省きますがフランス革命以降に、史上初のフリーランス音楽家として、モーツァルトやベートーベンが活躍。絵画においては19世紀後半の印象派が勃興する。

それ以前、音楽も絵画も貴族や王様のものでした。
印象派はフランス絵画界で権威を持っていた“サロン・ド・パリ”に落選した、マネを中心とした画家が、ナポレオン三世の命で落選展を開催したのがはじまりです。

もちろん音楽や美術、文学、舞踊や演劇など、芸術に関わる人というのは、とかく自己主張が強くわがままになりがちです。
しかしながら、簡単にその分野で飯が食べられるわけでないので、一方で権威に弱くなりがちで、利権に目ざとくなるというジレンマがあると思います。もちろん、そのあり方は人それぞれですが、そのバランスの取り方はなかなか難しいものがあります。

ともかくもアーチストの職業は不安定そのもの。
モーツァルトのような大天才でも、ザルツブルグ大司教と衝突したおかげで解雇…なんてことがありますから推して知るべしでしょう。

▼来月末から開催です!

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そういえば先日、花風社の浅見社長が今回のコロナ禍において、「アーティスト系が意外とコロナ脳」だとおっしゃていましたが、私はそんなに意外でもありませんでした。

アーチストは以上の理由で、わりと権威に従順な傾向があります。もちろん人によりけりですが、失うものが大きな人ほど、その傾向はあるかもしれません。加えて言うとアーチスト系は左系の人が多いこともあるのかな。

普段は反戦だ平和だというアーチストが、コロナ禍でまったく役に立たなかったのは、そんな理由だと思います。まあ自分が役に立ったかといえば、食うに精一杯で何も出来ませんでしたけどね。

ともかくも先に申し上げた通り、自由な考えを持てた方が、モノづくりは良い仕事ができるだけの話で、心だけはアーチストという人ほどハタ迷惑なものはありませんか。あ、自分がそうならないよう気をつけんと!(笑)

個人的にはアーチストに必要なものの一つが、飲食店における接客だと思っていますが、その話はまた次回ということで。

今回も▼古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」のアップは続きます。

 

 

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「それでも私はピアノを弾く〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて」〜しかしながら芸術は必ずしも自由なものではありません。

2022-10-22 11:32:40 | Weblog

昨日オンエアされていた「それでも私はピアノを弾く〜天才ピアニスト・ブーニン 9年の空白を越えて」を視聴しました。衝撃でした。

1985年、ブーニンがショパン・コンクールで優勝した時は、「いや〜、すごい天才があらわれた」とみな驚いたものです。ちょうど反田恭平さんが2位になった時以上の感じだったでしょうか。
その後、何度も日本を訪れ、当時はまるでアイドルのような人気でしたが、あれから数10年経った今…そういえばブーニンのことを聞かなくなったなと思っていたところ、昨日のオンエアでした。

ブーニンさんが日本びいきで妻が日本人なこと、日本で暮らしているらしいとは聞いていましたが、まさか左足、左手が不自由になっていたとは驚きです。

左手はピアニストに多い、酷使による障害(病名は忘れました)。
左足は自宅内で転倒による骨折。持病の糖尿から壊疽が起こり、切断の一歩手前になり、骨折部分だけ切除するという大手術だったようです。

番組は9年の空白を乗り越えたブーニンさんと妻・栄子さんの姿をとらえたものですが、若い頃の演奏と、経験を積んで生まれた音が同時に感じられて印象的でした。
障害が残るためショパンコンクールの時のテクニックには及ばぬものの、音の美しさはより磨かれた感じで、実際に生演奏を聴いてみたいと思いました。
でも、チケット入手は困難だろうな。

別のことで驚いたのが、ソビエト時代のブーニンです。
共産主義下の例に漏れず、監視がすごかったみたいね。

それだけに最初に銀座を訪れた時、「自由」というものを体で感じてびっくりしたようです。共産主義下で優遇されたアーチストは、皆ソビエト共産党に阿る人ばかりだったそうで、ブーニンはそういうタイプじゃなかったし、有名人だったからなおさら監視の目が光ったのでしょう。

当時の西ドイツに、母親と一緒に亡命した脱出劇は映画さながらでびっくりでした。

余談ながら、多くの人は芸術が「自由で平等」なものだと思っているようですが、同じ人間の世界ですから「別にそんなことはない」というのが私の持論です。
ましてや共産主義下の世界ではなおさらですね。
ただ、自由な考えを持てた方が、モノづくりは良い仕事ができる。ただそれだけの話だと思います。芸術は必ずしも自由なものではありません。

ソビエト社会主義の下で生まれ育ったブーニンさんだからこそ、自由がタダではないことを知っていたわけですが…体の自由が奪わられた現在、それを何とか取り戻そうとする姿には心打たれるものを感じました。

奥様の栄子さんとの二人三脚の姿も素敵でした。人生は美しい。

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▼古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」東インドミティラー画です。

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古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」展見てきました(其の二)〜ヒンドゥー教、実は一神教だった?

2022-10-21 09:22:05 | Weblog

▲黒く激烈な女神カーリーです。

古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」展、激烈でしたね〜。本日も作品の画像をいくつかアップします。

教科書にも出ていることですが、俗に仏教、キリスト教、イスラム教というのが、世界三大宗教だとされていますが、もちろんヒンドゥー教はその中に含まれていません。

しかしながら、単純計算で2022年現在の人口が80億弱。
インド人口が14億で、その8割がヒンドゥー教ですから11億。
世界の人口の8人に一人がヒンドゥー教だという、大変な人数になるわけですね。
いや、周辺国にもヒンドゥーは多いから、もっと多くなるのかな。

▼小暮満寿雄展は11月30日(水)〜12月6日(火)、銀座一丁目ナカノギンザ・ギャラリーにて開催予定です!

もっともヒンドゥー教は、インド周辺のローカル信仰に過ぎませんから、三大宗教に入らないのも致し方ないこと(もっとも私個人は、この三大宗教というランキングに疑問を持っていますけど)。

そんなわけで、日本人にはあまり馴染みのない宗教だと思われてますが、それぞれの地方が持っている原始信仰という意味では日本の神道や、ギリシャ・ローマ神話、ゲルマン、ケルト神話などに近いと言えましょう。

見た目、多神教で特定の教祖がおらず、とくに決まった教義も経典もない。場合によると神様が乱暴狼藉をして、善悪の判断もしないというのが、これら宗教の特徴です。

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三大宗教は民族やローカルの教えから一歩脱却したことで、世界中に広まったわけですね。

ところが教科書には「多神教」と明記されているのに、実際は一神教というのがヒンドゥー教の驚くべき教えです。
それはイスラム教やキリスト教のような「神はひとつ」という、トップダウンの考え方ではなく、汎神教という宇宙全体を神とする考えですね。

ですから宇宙の化身である神様がいっぱい出てくるわけです。

続きはまた次回。

▼日本の会社がデザインしたマッチ箱のデザインです。けっこう輸出用に日本の会社がヒンドゥーの神々をデザインしていますが、大人しめだけど相当に変(笑)。

 

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池袋サンシャイン・古代オリエント博物館「ヒンドゥーの神々の物語」展見てきました〜同じ時間に準暴力団チャイニーズ・ドラゴンの乱闘があったそうでびっくり!

2022-10-19 13:45:34 | Weblog


▲インド植民地時代の作品だったように覚えてます。クリシュナ像ですね♪

16日の日曜、サンシャインの古代オリエント博物館で開催されている「ヒンドゥーの神々の物語」展を見てきました。

いや〜、すごい展覧会だったなあ!

古代から21世紀にかけて、ヒンドゥー教のアートを一堂に介したという展覧会で、普通のものが一つもないというとてつもないイベントでした。

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撮影がOKということで、気になったものを撮ってきたのですが、後で見たらすごい量じゃありませんか! ということで、何度かに分けてアップしますので、順繰りにお楽しみいただければ幸いです。

展覧会と全然関係ないのですが、家に戻ってからニュースを見てびっくり!

棟は違うものの、同じサンシャインの58階で準暴力団チャイニーズ・ドラゴンとやらが100人単位で大暴れしていたそうです。巻き込まれなかったどころか、まったく気づかなかったのはヒンドゥーの神々のおかげしょうか?

あ、タイトルには同じ時間と書きましたが、どうやら乱闘がはじまる少し前に見終わっていたようです。ニアミスにもならなかったようですが。

被害に遭ったレストランはいい迷惑ですが、このクルーズクルーズ というお店…昔、今は閉店になった銀座店でなんども勉強会をお願いしたことがありました。良いお店だったんだけどね。
これもなんとも残念ですが、次回はヒンドゥーの神々の話を少々致しましょう。

本日はここまで。次回をお楽しみに!

▲おっさんのシヴァ神です。

▼圧巻! ヒンドゥーのポスターズ!

▼そしてこれは、そのポスターの一部。

▼2022年、モダンヒンドゥーの作家による作品。牛のような巨大獣神の鼻の穴から、怪光線もしくは炎が吹き出ています。ぜったいフツーじゃないよね(笑)。

 

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小暮満寿雄展は11月30日(水)〜12月6日(火)、銀座一丁目ナカノギンザ・ギャラリーにて開催されます!

2022-10-18 08:52:54 | Weblog

▲こちらは「アチャールくんカレンダー2023」の原画、11月の出雲大社です。

業務連絡になります。

来たる11月30日(水)〜12月6日(火)
銀座一丁目ナカノギンザ・ギャラリーにて開催されます。
 
さて、今回の展覧会は、例年のように書家の母も出品するものの、
コラボとまでは行かず、書の点数は少なくなる予定です。
 
母も高齢になり、それなり何かと大変になってはおりますが、
一緒に開催できるのは良いことだと思っています。
 
その分、私の点数が増えるのですが、
今回はリニューアルを含め、1からの新作も披露できそうです。
 
お忙しい中とは存じますが、皆様のお越しを心待ちにしております。
 
この後も、何度か告知をしておやかましくなりますが、
ご了承いただければ幸いです。

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赤小クラス会、3年ぶりに開催〜「神様のレッスン」Q太のモデルになったQくんの追悼にもなりました。

2022-10-17 10:38:35 | Weblog

一昨日の土曜は旧赤坂小学校時代のクラス会でした。

毎年のようにやっていたクラス会でしたが、今回はコロナ禍で3年ぶり。
心臓の大手術から見事復活した友達もいれば、 白血病から生還した友達もいました。
そんな中、世を去ってしまった友達もおりました。

彼の名はQくん。
拙著「神様のレッスン」のQ太のモデルで、およそ3年前に亡くなった後に彼のことを書こうと思いました。

 ▲ヒデのモデルになった友達は元気にクラス会に出席しておりました♪

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Qくんは小学1年の半ばくらいに台湾からやってきました。学年は一緒ですが、年は一つ上でした。
来た時は言葉も不自由だったようですが、すぐに流暢に喋れるようになり、 運動神経も良かった彼はクラスのガキ大将(今では死語ですが)となりました。
いや〜私なんかはよくイジメられたよね。

小学4年の時、新卒の先生が担任になったことをきっかけに、Qくんが中心になり学級崩壊が起こりました。後できいたら、彼はその先生のことが好きで気を惹こうとして暴れていたそうです(笑)。
当時、台湾に徴兵があったことで、勝手に軍隊なるものを作って、同級生の男子に軍曹だ伍長だと階級を作って呼んでおりました。ちなみに私は二等兵だったかな。

彼が亡くなってから聞いたことですが、当時、Qくんが荒れていたのは、実は上級生からいじめを受けていたことが理由のひとつだったそうです。
台湾人であることや、学年で目立っていたことがその原因で、実際の暴力以外に言葉の暴力がひどかったみたいね。でも小学校のクラス会には出ていましたから、赤小時代の友達のことは好きだったのでしょう。

その後、語学を生かして中国でビジネスをしていたQくんでしたが、長いこと上海や台北、香港を行き来して、しばらくクラス会から遠ざかっていました。

それが丁度3年前、中国の不穏な動きから脱するためか、日本に永住することを決めて戻ってきました。同時にクラス会も開催。みんな良い人なので、再会を喜んだことは言うまでもありません。

Qくんはその前に何度か脳梗塞を起こしていて、多少言葉に不自由がありましたが、元気で出席。医者の友人のトークを交えて、倒れた時のエピソードを面白おかしく話してくれました。

「またQちゃんが来てくれて嬉しいよ。来年もやるから来てくれよ」

「これからずっと日本にいるから、大丈夫。グレコからの連絡し待ってるよ」

それがQくんとの最後の会話になりました。

クラス会からまだ日が経っていない、これからという時になんと残念なこと!
亡くなった原因は心筋梗塞だったそうです。

これまでも何人か、世を去った友人はおりますが、考えてみれば人間の死亡率は100%。残された私たちとすれば、これからも元気で会えるようにしていければ良いなと考えています。クラス会、幸せな時間です。

そう言いつつ、二次会の席では沈没してずっと寝ていた私ですが…(呆)

 

 

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「見えない世界」あるか、ないか?〜5年前、映画制作のヨタ話でやってきた生き霊のお話です。

2022-10-15 10:02:14 | Weblog

小暮満寿雄展 
銀座一丁目にて11月30日(水)〜12月6日(火) 開催します!

「見えない世界」あるか、ないか?〜本日は生き霊の話です。

今から5年ほど前…結婚した当時でしたが、私は奇妙な映画制作のお話に翻弄されていました。いや、ようやくブログに書けるようになったかな。
今考えると、まったくのヨタ話だったのですが、月に何度か自宅に人を呼び宴会をするというけしからん生活をしておりました。

今思うと、結婚してすぐの妻には申し訳なかったのですが、映画制作という名の下に何やら欲望の化身のような人たちが、大勢拙宅に集まってきたのです。そうでない人もそれなりにいましたが、同じように魑魅魍魎も相当数おりました。旧知の友人たちに混ざって、ウマい話に乗ろうとする人たちです。

中には私が誘ったわけでもない人たちが数珠つなぎになって、わが家にやってきてはタダ飯タダ酒をいっぱい召し上がって行かれました。

こちらはプロジェクトを進めているつもりなのに翌日はグッタリ。

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最初から妻は、この映画制作の話は形にならないと思っていたそうで、引き返せなくなる前の段階で私に言おうと思っていたようです。同じように思っていた人も、ほかに大勢いたかもしれませんね。

ともかくも拙宅でタダ飯を食べようという人たちが、狭いキッチンに多い時で1ダースほど集まるのですから、磁場的に良いわけはありません。

中にはご飯やお酒だけでなく、私たちのエネルギーも吸い取っていった人がいたかもしれません(苦笑)。

そんな頃、拙宅のキッチンのすりガラスにへばりつき、そこから家の中に入って来ようという中年過ぎの男女二人がいるではありませんか。
その二人は揃って目を閉じていて、手ですりガラスを探りながら、しきりに入りたがるのですが、どういうわけか彼らはどうしても拙宅には入ってこれない。

言い知れぬイヤな雰囲気を感じた瞬間、それが夢だということがわかって目が覚めました。あれはうちに来ていた、あの人とあの人…?
まあ、何の根拠も証拠もありませんが。

あれから5年。

さまざまなことが清算できました。

おかげで作品も余計なものがとれた気がします。展覧会をお楽しみに!

 

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「見えない世界」あるか、ないか?(其の四)〜「狸の怨霊」で思い出した動物霊が執念深い。忘却力も能力のうち!

2022-10-13 10:11:13 | Weblog

「見えない世界」あるか、ないか?〜続きです。

SNSでは“次回は生き霊の話でもいたしましょう”、と申しましたが、今回は動物霊のお話です。

それというのも、広島の亀山神社の元宮司が書いた「鎮守の杜の神々」という本を、最近拾い読みをしているのですが、その中で「狸の怨霊」という話が興味深いなと思ったからです。

宮司の仕事には「お祓い」という分野があるのですが、この本はそれらを通じてご自身が体験した不思議なお話を綴ってあります。一話が2〜3ページと短く、しかも体験談なのでオチがありません。

中には「ほんまかいな?」というような話がいっぱいで、このエピソードは宮司の義弟が狸の怨霊に取り憑かれていた、ことがわかるいう話でした(以下、話半分に聞いてください)。

それによれば、宮司と義弟が死後の霊魂のあり方について議論したが、結論が出なかったので霊媒にかけてみたら、用倉山の狸という妙なものが出てきたと言う。

狸の怨霊曰く…
『俺はお前の親父に殺されたんだ。 腹に子が居ったんで、撃つなと、手を合わせて頼んだが聞いてはくれなんだ。怨んどる。 中略
いいか、いつかお前の家のものを取り殺し、お前も必ず殺してやる』

事情を知っていた宮司は驚きました。
義弟が生まれたその時から27年前、 義父が用倉山に兎狩りをした際、思いがけず子持ちの狸を仕留め、みんなで狸汁にして食べたというのです。その後、義父も義弟も原因不明の病気で亡くなったのですが…。

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▲過去からやってくる「恐れ」、未来からやってくる「不安」。
そこから脱却する知恵がこの本には詰まっています▲

 

そもそも狸が何で日本語を喋るのかというところで、突っ込みどころ満載のお話ではあるのですが、私にはこのエピソードがけっこう腑に落ちました。
本当に狸の霊があると仮定した場合、狸が言葉を理解できなくとも、霊媒は狸の気持ちを言語化できるので、そのように喋ったとしても不思議はない。

また野生の動物というのは大変執念深く、クマなどは獲物に対する執着心が強烈で、それで実際に年間何人も被害者が出る。また、カラスは人の顔を覚えるらしく、意地悪した人間の顔はぜったい忘れない…など、撃たれた狸が義父を覚えているのは不思議ない。
…などといった説明ができるからです。

それにしても、よく「動物霊は執念深い」と聞きますが、動物であるがゆえに忘れないというのはあるのでしょうね。

「見えない世界」あるか、ないか?〜
医療の世界でマイナスエネルギーは感情労働と呼ぶそうです

さて、ここで以下…先日、感情労働という言葉を教えてくれたドクターのコメントです。

「視覚の話」から思い出しました。
「見つけてしまい過ぎる」タイプも他人より苦労が多いですが、「いつまでも記憶が消えない」タイプも苦労が多いとのこと。
「あの時のあの悔しさは一生忘れない!」と言った凡人レベルの話ではなくて、「ここ1か月の新聞記事と日付が全て明確に記憶に残っていて消えてくれない」というモノ。
受験にはうってつけなのですが、日常生活では「頭がパンクしそう」なのだとか。

そーなんだよね。
「あの時のあの悔しさは一生忘れない!」というのは、実際に凡人レベルの話なんですよね。

記憶って、貯める力が称えられるけど、忘れるのも能力のうち。
シャーロック・ホームズは脳内の整理をするのに、必要のないものを片付けるということをしますけど、動物はそんな意味で忘れる能力が低いのか、それとも恨みを忘れると野生で生きていけないのか?

この話でそんなことを思いました。
まあ、私の場合に忘れる能力は問題ないのですが、覚える力をもう少しつけないといけないようです(笑)。

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「見えない世界」あるか、ないか?〜医療の世界でマイナスエネルギーは感情労働と呼ぶそうです(ぴったり同じ意味ではないと思いますが)。

2022-10-11 11:05:25 | Weblog

「見えない世界」あるか、ないか?〜その第三弾です。

「見えない世界」あるか、ないか?〜マイナスのメンタルエネルギーについて。

先日、SNSにこの話をアップしたところ、「病院でも付き添いで行くと、とてつもなくグッタリする」ことについて、「だから医療従事者は性格がわるくなる」という書き込みがありました。たしかにその傾向、大ですね。

ところが、私の友人の歯科医でそうでない人がいます。
彼は子供の頃、勉強は抜群に出来たのですが、憎まれ口が玉に瑕でみんなの嫌われ者だった男でした。それが長じて開業してから変わった…というか、そんなマイナスのエネルギーを出さなくなりました。
あ、元からマイナスエネルギーは出してなかったかな。実は正直者なんで、本当のことを包み隠さず言ってたので嫌われていたのでしょう(笑)。

歯科医という商売をしているのだから、社会的に練れてきたというのもあるのでしょうか、それだけではありません。だって世の中、性格のわるい医者の方が多いくらいだもんね。

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▲生きていれば避けられないトラブル。
そこから脱け出す知恵がこの本には詰まっています

考えてみると歯医者というのは、医者の世界では身分が低い(失礼ながら)カテゴリーですが、実はどの分野の医師より「治す」人たちです。治さなかったら患者が来ませんからね。

その人は治療が何より好きという人なので、患者のマイナスエネルギーを受けない方法を知っているのかと思っていたのですが、その後、彼からSNSにこんな書き込みがありました。

「マイナスのエネルギー」とはうまい表現ですね。
「感情労働」と言う表現もすでにありますよ。医療の現場は感情労働の連続ですが、歳取ってスッカリこらえ性がなくなった今では、極力感情労働をしないで済む臨床を選択しております。

おおお、なんだ、そうなんだ!
私の言ったマイナスのエネルギー…感情労働って言うんですね。
(ぴったり同じ意味ではないと思いますが)。

で、そのドクターはけっきょく「受け流して」いるんではなく、最初から避ける選択をしていたんですね。そうそう、関わらないという選択は大切だよね。

「見えない世界」あるか、ないか?(其の二)〜なぜ見る、なぜ見つける?

それで前回の話につながるのですが、妻が変なものを見てしまうというのは同じことで、これも関わらない方が良いということに繋がると思います。
もっとも、妻は変なものも見つけるのですが、良いものも見つけるのが実に早く、そのおかげで私は何度も助かっていたりします。
「長所は短所の中にあり」という神田橋先生の言葉ではありませんが、塩梅が大切ということかもしれませんね。

▼写真は稲荷町のケバブ&ビリヤニの絶品ビリヤニとタンドリーチキンです。

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赤坂サカスにマルエツプチがやって来ました!〜すべてケータイでレジが出来てしまいます。

2022-10-09 11:54:34 | Weblog

スーパー難民が多かった赤坂の住民に朗報です!

と言っても、みんな知ってる話ですが、赤坂サカスの地下1Fにマルエツプチが戻ってきました。

千代田線赤坂駅前の国際ツインビルだった場所にあったマルエツプチですが、再開発にともない今年6月に閉店。
ただでさえスーパーの少ない赤坂ですが、はやばや4ヶ月後に赤坂サカスに戻ってきました。前にTSUTAYAがあった場所ですね。

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一昨日に開店ということで、昨日早速行ってまいりました。

国際ビルにあった時より、新しい分明るく清潔な感じ!
品揃えもなかなかで、ワインなどお酒の品揃えが豊富なのも嬉しいところ。

開店2日目とあって、カードを作らないかというお誘いがあり、今回は妻の方で作ってもらうことにしました。
レジを通さず、ケータイですべて買い物できるのも便利なところ。ポイントもいっぱいつくので楽しみです。

これで赤坂周辺は自転車を駆使すれば、マルエツプチ、吉池赤坂店、ハナマサ、プレッセ、オリンピックの選択肢があり、アークヒルズのマルシェを使えば、スーパー難民から解放ということになりましょうか。

今後の展開が楽しみです。

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「見えない世界」あるか、ないか?(其の二)〜なぜ見る、なぜ見つける?

2022-10-08 18:00:00 | Weblog

「見えない世界」あるか、ないか?〜続きです。

先にも申し上げたように、紫外線や放射線、重力波のように、物理的に言っても見えない世界は確かにこの世に存在します。
ただ、ここで取り上げる 「見えない世界」とは、物理学の世界とは違う話ですね。
まだ、物理学の世界では発見されていない、ある意味いかがわしい「見えない世界」です。

そういえば妻はよく変なモノを発見します。

それは虫やネズミやその死骸、スッポンの頭、死にかけていたアオスジアゲハの幼虫といった、あまり見たくないものを、なぜか敏感に見つけるのです。

「あそこ、あそこ」と言われても、探さないと私には見つけられず。

「なぜ見る」
「なぜ変なものを見つける」

見つける度に私は妻にそういうのですが、見てしまうものは仕方ない。
しかしながら、どうやらこれには理由があるようです。

妻は何か気になることがあると、その都度調べたり勉強するタイプ。それに加えて、けっこう何事にも敏感に反応する体質が変なものを見つけてしまうようです。

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そういえば、30年ほど前に私にも同じようなことあったことを思い出しました。

インドやチベット方面には鳥葬という習慣がある地域があるのですが、それは当然ながら撮影が禁じられています。
ところが、ある大手出版社から出ていた写真集に、鳥葬の写真が掲載されていたのを発見! よせば良いのに、むらむらと妙な興味が湧いてきました。そこで出版社に問い合わせたところ、意外にも写真家ではない高名な人物が撮影したものだとわかりました。

個人情報保護法がなかった時代なので、簡単にその人の電話番号まで知ることができたので、直接かけてみてお話をしてみたところ…その方からは「そんな写真は知りません」という答えが返ってきたのです。

(あ…これ以上は踏み込んではいけないんだ)。

私は背筋が寒くなるのを感じ、すぐさま電話を切りました。
それ以来、立ち入らない方が良いもの、見なくて良いものは、なるべく避けるようになりました。

もっとも生来、粗忽な性格なので、その後にもインドで撮影禁止の儀式をうっかり撮ってエライ目に遭ったりと、時々過ちをおかしてはいるのですが(苦笑)。

とりとめのない話になりましたが、世の中には見えない方が幸せということがあるようです。

妻が見つけてしまうものは具体的に存在するものですが、世の中には見えないものが「見える」人も存在するらしく、あれはなかなか鬱陶しいみたいですね。

続きはまた次回。

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「見えない世界」あるか、ないか?〜マイナスのメンタルエネルギーについて。

2022-10-06 11:06:10 | Weblog

最近、神社にお参りする機会が多くなっているためか、目に見えない世界について考えることが多くなってきました。

実は世の中、目に見えないもの、人間に感じられないものは、実は物理学的なものでもいっぱいあります。

たとえば紫外線、赤外線、放射線、重力波、 超音波などがそうですね。
細菌やウイルスなどもこれと同様で、目に見えなくても間違いなく、この世に存在しています。
加えて言えば、人の心というのも間違いなく世に存在していながら、五感で感じにくいもののひとつでしょう。

この宇宙のほとんどが、そんな五感で知り得ないものばかりで出来ているのに、これが宗教や神様、霊魂や幽霊、精霊の話になると、途端にうさんくさいと感じるのは、逆に言えば不思議な話です。

まあ重力波のように微弱きわまりない力が発見されてるにも関わらず、神様の存在を発見したり、人の心や霊の類を物理学的な手法で、未だ見つけることが出来ないのですから、「そんなものない」と決めつけた方が簡単かもしれません。

これから何度かに分けて、「見えない世界」というものをテーマにブログにアップしたり、または作品にして発表したりして行きたいと思います。
展覧会も2ヶ月後に控えているしね(笑)。

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さて、そんなオカルト的な話ではないのですが、ちょっと最近感じたマイナスのメンタルエネルギーについて書こうと思います。

私の知り合いでボランティアで高齢者のメンタルケアをしている人がいます。
メンタルケアと言っても、ただお年寄りの話を聞くだけのことなのですが、高齢者4人各30分ほどの話を聞きと終わったらグッタリするんだとか。

何でもこれは、マイナスのエネルギーを吸い込むからだそうですね。吐き出した方はスッキリするのだそうですが、吸い込んだ方はマイナスエネルギーだから、自分の中にある元気なプラスエネルギーを削られグッタリくるんだとか。

病院でも付き添いで行くと、とてつもなくグッタリするのと一緒なのかな。言われてみれば、自分にも思い当たることが…(笑)。

お年寄りの話というのは、とかくグチっぽくなる傾向があるようで、80年、90年生きてきた澱が積み重なるのですかね。もっと若い頃は、人間は年齢を重ねるほどに出来上がってくると思っていましたが、どうやらそうではないようです。

マイナスのエネルギー…どうしたら溜めないでいられるか。
すぐに同じ立場になる年齢ですので、これから考えていかないといかんよな。
そこで大切なことが、世の中には見えない世界があるということを、どう認識することのように思えます。

見えない世界…続きはまた次回。

 

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