小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

安倍総理お疲れ様でした〜インターコンチネンタルに居たメディアと思しき人々

2020-08-30 10:45:43 | Weblog

一昨日は安倍総理辞任のニュースにびっくり。

7年8ヶ月って、前の任期も合わせてと思ってましたが、震災後に就任してからの任期なようですね。一時は猫の目のように変わった自民党総裁ですが、長いこと務めたものです。それにしてもお疲れ様でした。

私の仲間内でも、安倍総理の評価はびっくりするほど分かれますが、私個人としては、基本支持です。

今回のコロナ対策も、いろいろ言われていますが、このまま多くの死者が出なければ、まあ安倍さんで良かった、ということになるのではないかな。たぶん、コロナは今よりおおごとにならず、肝心なのは経済の復興になると思いますので。

私自身は政治にあまり目がなく、今までブログでも間違った見方も発信していますので、自分の見方が正しいとは思いませんが、少なくとも中韓に嫌われ、メディアや左翼系の人たちが安倍総理を批判しているのですから、その点は逆に評価できる人だったのではないかと思います。

誰に嫌われているのか…カタキの顔を見れば、政治家のスタンスを知ることになりますからね(笑)。

それにしてもメデイアが持ち上げる人は要注意ですね。あの民主党政権を押し出したのは、大いにメディアの力あってのことでしたから。

昨日、赤坂アークヒルズのマルシェに小坂農園のお野菜をもとめに行ったのですが、インターコンチネンタルのロビー…というか待合の休憩所に、メディア筋の方々と思しき人がごそっと集まっていました。

もちろん、その筋の人かは確証ありませんが、外にカメラなどのスタッフがいたことや、普段人のいない場所に大勢座り込んでいたのですから、多分そうでしょう。
集まってる人の様子から芸能人ではなさそう。でも、誰か知らないけど要人かな?

もし、そうならばフリーの休憩所に大勢座り込んで、占領しているのは感心しませんね。先日も熊本の災害で、勝手にヘリコプターを飛ばして救助のジャマをしていたと批判がありました。

メディアの情報、すべてを否定するわけでありませんが、この人たちがオシているものには気をつけないといかんなと、思った次第です。

あ、いやいや。あの人たちがメディアだったと決まったわけでなし。推測でモノを言うのはいけませんね。失礼いたしました。

写真は赤坂アークヒルズにある金子半之助の天ぷら。すこぶる美味しゅうございました♪

 

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日高良実シェフのお店「アクアパッツァ」に行ってきました〜鮎のコンフィのパスタなど、別次元の美味しさです!

2020-08-28 09:09:21 | Weblog

かねてから行こうと思っていた、日高良実シェフのお店「アクアパッツァ」に行ってきました。

日高シェフはアル・ケッチァーノ奥田シェフの師匠に当たる方で、日本にイタリアンが普及する前から草分けとして知られていましたが、お店に行くのは初めてです。

きっかけはYouTubeの動画で、わが家は食事時間にご飯を食べてる動画を見るのが趣味なのですが、中でも日高シェフのレシピレクチャーは好みの番組です。うるさいことを言わず、 要点だけ簡潔に述べ、スタッフに気遣いながら、時々ツッコミを入れるなど、なかなか楽しい。

「この人のお店は旨いに違いない」と思い、先日、妻の半休に合わせてランチに出かけることに。

これが…いや〜、言うことなしの美味しさですね!

上の写真、鮎のコンフィのパスタは絶品。鮎の苦味とオリーブオイルの苦味が合わさり、逆に苦味がまろやかになるという味付けです。鮎とオリーブオイルは相性が良いなんて聞きますが、ここまでパスタに合うとは驚きです。
パスタの茹で加減も「ツルッ、ポンッ」という食感で、どうしたら茹で上がるだろうという、 絶妙なアルデンテ! 素人はこれができない!

さすが奥田シェフの師匠だけあって、これほどのパスタはアル・ケッチァーノのパスタ以来ですが、もっと濃い味で本場イタリアの塩分に近い味わいなのが面白い。
先日行って来た、奥田シェフの東京駅新店「TO今日BAR(東京バル)」とは、同じ系統の食感ながら、味わいが違うのを思い出し楽しくなりました♪

 

▼こちらは生野菜のサラダ

サラダは生野菜を切っただけのものじゃありません。素材の選び方はもちろんですが、カットの仕方、水の切り方、塩やオイルの振り方で味は全然変わります。

▼また生野菜と茹で野菜で、完全に味付けを変えているのがプロの技ですね!

▼魚の一輪挿しなど、調度品もかわいい!

▼お店は外苑前の青山エムズタワーパサージュという小路にあります。

▼女神アンドロメダを描いた銅版画ですが、まるで魚が主役(笑)!

▼動画でおなじみのスタッフさんたちが、せっせとお料理を運びます。

良い店は、いかにも旨いものを運んできそうなスタッフがいるんですよね〜♪

▼こちらは豚バラのメインディッシュ。ソースはクレソンかな〜。
豚肉が柔らかく、フルーティーなのはオリーブオイルのためでしょうか?

イタリアンの基本を知り尽くした巨匠が、攻めの料理を出してくるところが、また素晴らしいですね!

▼最後にドルチェで3種のジェラート。塩ミルク、パイナップル、チョコレート!
塩ミルクは塩分と甘みがグイグイ攻め込んできます。そこに幸福感いっぱいのパイナップル。チョコレートはザッハトルテ風の濃厚でビターなもの。

言うことなし、ああご馳走さまでした!
今度は夜行って、看板メニューのアクアパッツァを頂こうっと♪

 

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大阪・関西万博のロゴマーク〜コロナ禍のもとで、このガラはあかんやつやろ(ふろむニセ関西人)!

2020-08-26 06:13:58 | Weblog

大阪万博のロゴマーク決定

高輪ゲートウエイといい、ローソンのPBといい、「なぜこれを?」というおかしなモノのが目立ちますが、これはさすがにあかんやろって感じです。

なぜ、これがいかんのか?

そりゃ、ぱっと見キモいからでしょう。
見た目が気持ち悪いものを、人目にさらされるところに置いてはいかんと思います。

ネットの反応も、これが良いと書いてあるものが、ほとんど見当たらず。

それにしてもコロナ禍真っ最中のご時世に、生理的に「気持ち悪い」ロゴを選ぶのか疑問です。デザイナーは良いと思って作っているのでしょうが、選ぶ方はご時世を考えてほしいな。

ちなみに、こちらがロゴ候補5作品

これだけは、あかんやろっていうものが選ばれてしまいました。
いや〜、これを2025年まで見ないといかんのはキツいなあ。

▼こちら絶賛制作ちう。「アチャールくん完全リメイク版」の一部です。

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インド鍋(小)で麻婆豆腐を作ってみました!

2020-08-24 14:12:15 | Weblog

大小2つ購入したインド鍋ですが、今回、小を初めて試してみたのは、カレーではなく麻婆豆腐です。形はほとんど中華鍋なので、たぶんできるだろうということで。

カレー研究家の水野仁輔さんに言わせると、麻婆豆腐はどこまで行っても麻婆豆腐であり、カレーではないということ。
私もまったく同意見ですが、和山椒と唐辛子というスパイスを使うので、多分大丈夫だろうと思い作ってみることにしました。

うちでは定番、陳建一レシピで作ったみたところ…

いつもはフライパンで作る麻婆ですが、やはりインド鍋で作った方が、スパイスが立つように思えます。

今度は胡椒を効かした炒飯でも作ってみようかな♪

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小坂農園の小坂良夫社長が、24時間TV前の「青空満点レストラン」に出演されてました。

2020-08-23 16:08:19 | Weblog

赤坂アークヒルズのマルシェにいつも出店している小坂農園の小坂社長が、24時間TV前の「青空満点レストラン」に出演すると聞き、待機して見てました。

農場主の小坂社長は、庄内アル・ケッチァーノで知り合った方です。
同じく、アル・ケッチァーノで知り合った人形町のお寿司やさんTOCHINOKIさんから聞いてそれを知ったというわけです。

取材に来ていたのがイノッチら有名芸能人でしたが、さすがは小坂社長。普段とまったく同じ天然の自然体で、いじられまくっていたのが可愛かったです♪

番組では「良夫ちゃん、良夫ちゃん」って言われてたけど、社長…お名前が良夫ちゃんなのね。なんだ、名前の通りじゃん。
地元じゃ、間違いなく名士の小坂社長ですが、けっこうザツな扱いですね(笑)。

こういう番組って、大抵は出ると聞いても出演時間は30秒くらいなものですが、 24時間TV前の「青空満点レストラン」。堂々の30分、ほとんどフルの出演にびっくり。

いじられキャラの小坂社長、これからもTV出演のオファーがあるにちがいありません。小坂家、影の権力者(推定)・息子さんのお嫁さんも、谷中ショウガの料理などに腕をふるってましたが、良い一家ですね〜♪

結婚前の妻と一度農園を訪れたことがありますが、また農園見学と体験をしたいものです。

良夫ちゃん…じゃない。
小坂社長、いつまでもお元気で!

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インド鍋はスパイスの香りの立ち方が最強です!〜取っ手がトッテも熱いので取り扱い注意・・・なんて、ウフッ♪

2020-08-21 06:58:22 | Weblog

インド食材、食器の輸入で名高いアジアハンター小林さんから、一昨日、インド鍋の大小が届きました。

入荷するとすぐ売り切れてしまうほど人気のインド鍋ですが、国どうしの行き来ができない中、先に入荷した時はアッという間にソルドアウトになり、悔しい思いをしました。

今回、2サイズも購入することが出来て嬉しい限りです♪

熱伝導率の高いアルミを使った鍋ですが、どっしり厚みがあって、中華鍋とは違う何かを感じさせるインド鍋…いやが上にも期待が高まります。

▼先ずは食用油と野菜の切れ端で鍋を焼いて慣らします。

いや〜、さすがはインド鍋!
鍋の大きさといい、厚みといい、存在感が半端じゃありません。
比重の軽いアルミですが、ガス台に置いて微動だにしないのは、何やらガネーシャ様がキッチンに鎮座されているような感じです。

ただ、インド人の友人から「取っ手が熱くなるので取り扱い注意」とのメッセージを受けたのですが、、その言葉通りに熱伝導率の高いアルミは、見る見る取っ手がトッテも熱くなる・・・なんて、ウフッ♪

▼早速、先日友人から頂いた川越野菜で、ナスとオクラのカレーを作ってみることに。

▼先ずは大鍋にグレープシードオイルでスパイスを炒めます。

ここは気分で、クミン、キャラウエイ、フェンネルと形の似たホールスパイスを使用。
川越野菜で頂いた、青唐辛子も入れてみました。

中華鍋と違うのは鍋底の油の溜まり方で、もうこの段階で香りの立ち方が違います♪

▼玉ねぎのみじん切り、缶入りトマトを入れます。

▼ここで頂いた川越野菜とパウダースパイスを投入♪
スパイスはクミン、ターメリック、川越チリ、コリアンダーの4種。
コリアンダーだけに、コリャ何ダー?・・・なんて、ウフッ♪

▼オクラとダル豆、ガラムマサラを入れてフツフツ煮込みます。

こうして出来上がった、オクラとナスとムングダルのカレー。

いや〜、いつもと同じ量のスパイスを入れたのに、香りの立ち方がまるで違うのにびっくり! 夏野菜の素材感がよく残り、この猛暑を乗り切れるビタミンが、体内に注入されるのを感じます!

恐るべしインド鍋!
そんな感想でしたが、これから色々な料理に活用できそうです。

炒飯や麻婆豆腐などの中華でも、もちろん具合よさそう。
特に麻婆豆腐はホアジャオの香りが立ちそうなので、近日ぜったいやってみたいな。

▼ところで、こちらがアジアハンター小林さんの近著「食べ歩くインド」ですが、20年もの間、インドと日本を行き来して食べ歩いたという、驚異の食の集大成です。

とにかく知らないインド料理が満載、こちらも近日ブログ記事にアップしますので、合わせてお楽しみに!

 

 

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「千里の道も一歩から」「百里の道は九十九歩をもって半ばとす」〜アチャールくん完全リメイク版、そろそろあと2エピソードになりそうです!

2020-08-20 08:38:01 | Weblog

以前にも、記事で書いたように、最初のアチャールくん「インドの教え」は、ストーリーを練るのと、企画を通すのに2年程の期間をかけたました。
ところが、いざ企画が通ってみれば、諸事情によって3ヶ月でペン入れを完了しなければいけないことになり、突貫工事で作品を完成させました。

それが今回は、その3ヶ月はとうに過ぎてしまいましたが、いよいよ残すところ、あと2エピソード…(正しくは3エピソードですが、そちらはもうすぐアップします)。

まだしばらくかかりそうですが、みなさまお楽しみにお待ちくださいませ。

▼原稿差し替え分のイラスト。大好きなフォトショ作業で編集です。

乞うご期待!

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サントリー美術館「生活の中の美」(其の四)〜残りの写真を全部アップします!

2020-08-19 09:44:39 | Weblog

 

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どうもコロナは大したことなさそうだが、それより怖いのは人の心〜サントリー美術館「生活の中の美」(其の三)

2020-08-18 08:52:24 | Weblog

どうもコロナは大したことなさそうだ。
あくまで私の勘ですが、何となくそう思うようになりました。まあ根拠は色々あるのですが、いちいち列挙すると面倒なので、ここでは割愛いたしましょう。

で、個人的な行動とすると…

歩いてる時や自転車に乗る時はマスクをしません。

エアコンが効いていて、人が集まるところでは息のしやすい布マスクをします。

外食や飲み会も行きます。
ただし不特定多数の飲み会や、もともと行かないカラオケなどは避けています。

美術館にも行きます。公共の施設にも行きます。

 

幸いなことに今では消毒液が各所にふんだんにあるので、お金をさわったりしたら、まめにシュッシュします。
もちろんこまめな手洗いは欠かしません。

まあ、これでかかったら仕方ないけど、たぶんかからないだろうな。

これはあくまで個人的な勘ですが、たぶん、第二波第三波などありません。

マスコミは秋冬のどこかの段階で、第二波第三波が来たと騒ぐと思いますが、たぶんそれはウソです。インフルエンザ並の対策で何とかなると思います。

コロナより恐ろしいのは、人の心ですね。

永井豪原作の「デビルマン」では、デーモン(魔物)が無差別に人と合体して死んでしまうという、自爆テロをする場面があります。

それを見て恐怖にかられた人間が、自爆テロの多い地域や国を核攻撃して、地球が滅亡の道を歩く…なんて場面でしたが、さすがは永井豪先生!
半世紀後の世界をそのまま予見してるではありませんか。

もちろん、コロナで世界は滅亡なんかいたしません。
ただ、コロナの恐怖に煽られた人々の行動は、このデビルマン(漫画原作です。アニメではない)そのままという感じかな。

こういう人たちの多くは、イソジンの買い占めにあるように、あまり理由とか原因と結果を考えません。イソジンがどんな薬なのか、どんな処方でどんな効果があるかわからず、「たぶん効くだろう」という一言に踊らされるわけですね。

このような人の心を変えることは難しいので、そうでない人たちがどう考えて、どう行動するかが肝要かな。

よく言われるように、人心が治る時がコロナ禍の治る時かもしれません。

 

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奥田シェフの新著「ゆで論」の発売を前に、東京駅グランスタにできた「TO今日BAR(東京バル)」で井上農場のトマトパスタを楽しんできました!

2020-08-17 09:33:47 | Weblog

一昨日は猛暑の中、リニューアルした東京駅グランスタに行ってまいりました。
お目当は奥田シェフプロデュースのパスタ専門店、「TO今日BAR」です。

シェフの新著「ゆで論」で、先日、本当にホントの脱稿を済ませたばかりなので、実際に今度できるお店がどんな感じなのか、食べてみたかったのです。

イタリアンでパスタを茹でる時は、通常、湯に対して1%(重さ)の塩を入れます。
この分量だと家庭で作る時、人によってはしょっぱい感じを受けるのですが、実際に作ってみるとこの塩の量が適量なのです。

ところが、奥田シェフが使う塩の量は2.5%と濃い目。でも、これをそのまま出すのではなく、ある程度茹で上がったあと、 真水のお湯を通すことで、塩味はもちろんちょうど良い食感のパスタを生み出す手法を用いています。

湯どうしの時間はソースによってまちまち。詳細は「ゆで論」でご確認くださいませ。

元来、料理は化学なので、理論通りに作れば美味しく同じものができます。
もちろん、そうはいかないのが技術の違いなのですが、 奥田シェフのお店はどこでも、この手法を守ってプリッ+モチモチ食感のパスタを出しています。

もちろん、こちらTO今日BARでも期待を裏切らないお味でした。

▼こちらは山形は井上農場のトマトを使ったパスタ。

通常、スパゲッティ・ポモドーロはソース状になったものを使うのですが、こちらは形を崩さずに火を通したトマト。

井上農場は7月の洪水で被害を受けたそうですので、そんな意味もあって注文したのですが、いや〜、そんな中で立派なトマトを育てたものです。

▼こちらは山形・舟形町で育てたマッシュルームのパスタ。

濃厚なクリームがパスタにからみ、トマトパスタとは、まったく別の味わいです。

▼こちらが前菜のバーニャ・カウダ。

ニンニクを使わず、ソースにカリフラワーを使った独特のソースが素晴らしい。

▼そして、食後のドルチェにアル・ケッチァーノ名物ズコットを頂きました。

ミルクじたての柔らかい生地に、ナッツなど歯ごたえのある食感がミックスして、久々にこのお味を堪能。

ズコットとは「法王の帽子」という意味で、ホールの状態だと、ちょうどそんな形をしているところから名付けられたイタリアの甘味です。

以前は流通の関係からか、東京では食することができなかったのですが、食べられるようになって感激!
お店に立ち寄った方は、ぜひパスタと一緒にこのズコットも召し上がってください。

東京グランスタに出来た「TO今日BAR」は、以前銀座のヤマガタ・サンダンデロで腕をふるっていた土田シェフが移ってきました。さすが元パティシエの土田シェフですね。

私の持論なのですが、甘味とスープが上手な料理人は、何を作らせても旨いものを出しますが、まさにこちらはその通りでした。

そろそろ完成する「ゆで論」を前に、奥田パスタを堪能した次第です。

東京駅の構内にありますので、何かのついでにぜひお立ち寄り頂けると、ちょっと別次元のパスタが味わえます。ぜひご賞味あれ!

 

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サントリー美術館「生活の中の美(Art in Life)」(其の二)〜75年目の8月15日に思う日本人の良いところ、わるいところ。

2020-08-16 07:10:21 | Weblog

75年目の8月15日は、コロナ渦の中で例年とは違った様相ですね。

昭和2年生まれだった父は、私が子供の時分にはよく先の大戦の話をしていましたが、たしかにどう聞いても明るい時代とは言えなかったようです。

まず食べ物がない、モノがない。

それから言論の自由はもちろんなかったわけですが、それとは別に、こんなことを言っておりました。

「それまで、普通の八百屋や肉屋だった人が、突然エラくなったような顔をして、ああだこうだと人に命令する。それが一番イヤだったな」

ううむ。
父は浅草生まれの浅草育ちだったのですが、そういえば生涯、浅草の話を私にしたことがありませんでした。おそらくは生意気だった父に、大人たちの風当たりは強かったのでしょうけれど、豹変した八百屋さんや肉屋さんは、そんな親父に強く当たっていたのかもしれません。

75年経った今も、コロナ渦の下で「マスク警察」や「自粛警察」が出て来るのは、日本人の気質がそんなに変わらないことを示しているのかもしれません。

よく父は「正義というのは、ある意味ですごく危険な思想だ」とも言ってました。

▼「いや〜ん」「オー、モーレツ!」なんて、昭和のセリフが出てきそうな江戸の風物画です。こういう日本人の国民性はええですなあ♪

もちろん正義という言葉のすべてが危険だとは、私は思いません。
ただ正義を裏返せば、あるひとつの考えが一番正しいという前提があって、はじめて成立する思想です。

極端に走れば、マスクをしてない奴に何を言っても、何をやっても良いということになる。そんな意味の正義は、たしかに危険です。

▼そんな日本人の同調圧力は、わが国民性のいちばん危うい部分かもしれませんが、一方で、そんなことバカバカしいと思う国民性も、このサントリー美術館の展示をアップしながら思った次第です。

こうした絵や工芸品を見ればわかることですが、日本人は真面目なようで、実にいい加減でだらしない面を持っています。

中国が宋や明、清だった時代の工芸品を見ると、皇帝に捧げる品は完璧なもの以外は許されなかったのに対して、日本のものは作りが甘い。

宋朝時代の青磁とおなじものを作ろうとしたのに、黄色くなってしまったから、「ま、こんなモンでええやろ」と黄瀬戸が生まれたように、良い意味でおおらかな国民性を持っています。

幕府が「贅沢はまかりならん」と言えば、裏地や鉢の中身を派手にしたりと、お上の言うことを聞くようで、聞かない気質もまた日本人です。

コロナ渦の下、お上が色々言ったり、マスク警察やら自粛警察がわいてきたりとの中、そんな気質も再確認できて、日本人も捨てたものではないなと思うこともしばしば。

こんな状況の中だからこそ、日本人のしたたかさは大事にしていきたいと思う次第です。

▼よく怠け、よく遊んでいた、昔の日本人の姿をお楽しみくださいませ♪

▼バックギャモンだそうです。

▼贅沢大好き、日本人!

▼お化粧指南の図。指南はこう、“しなん”さい・・・なんて、ウフッ♪

 

▼ううう、この人はキビしそうだ〜!

▼不思議な服装センス

▼いや〜、ええもんお持ちでんな〜(ふろむニセ関西人)♪

 

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赤坂・山ね家で昼飲み〜これが新しい日常です♪

2020-08-15 07:17:20 | Weblog

お盆なのに、他県からは「東京都民は帰って来るな」と言われ、知事からは「夜は10時以降、店で飲むな」と言われ、まことにつまらない世の中ですが、そんな中にも楽しいことは見出させるもの。

先日の平日、赤坂・山ね家で昼飲みをいたしました。
現在山ね家さんは、ランチ時間のみの営業ですが、頼めば昼飲みに対応してくれるということで、5000円お任せ(飲み物別料金)でお願いいたしました。

いや、料理が出来てきて、びっくり。
夜のコースとまったく同じ仕立てじゃありませんか♪

写真だとよくわかりませんが、黄色い鉢のオクラの下にあるのは冬瓜で、皮ギリギリに剥いてから、寿司屋さんの下ごしらえのように、切り込みが入れてあって、何とも絶妙な舌触りです。

黒豆の枝豆の下は、つるむらさき。実に品の良い仕立てです。

左下の鉢は鯛のワタを使った酒盗。広島出身の大将らしい一皿ですね。

▼カンパチ、サワラ、赤身のお造り。特に炙ったサワラは絶品です♪

▼見た目ではわかりませんが、シラスとトマトの茶碗蒸し!

昼飲みのお酒は、花垣にはじまり、みむろ杉、誠鏡、九頭龍などを頂きながら、四方山話に花が咲きます。

時代劇チャンネルの懸賞で90インチのテレビを当てた友達の話。
ポテサラじじい、冷凍餃子夫の話。
赤坂だいすけ港区議がわいせつ罪でつかまった話。
リモートワークで色々あぶりだされることが多くなった話。
実はコロナは大したことないだろうって話。etc.

▼サワラの西京焼き。これが日本酒に合う合う♡

▼完成したという「山ちゃんダレ」を使った、淡路島の玉ねぎと鶏肉の煮物♪

▼シメはタコとショウガの炊き込みご飯。食べきれずお持ち帰りをしましたが、時間が経つとさらに美味しくなったのにびっくりです!

▼ご飯で終わりと思いきや、サワラのお澄ましが出てきてびっくり。
昼間の1時から4時(閉店時間を過ぎてスミマセン)過ぎまで、たっぷり3時間半近くを堪能した昼飲みでしたが、これがホントの「新しい日常」ですね。

山ね家さん、また伺いますので、引き続きよろしくお願い致します!

 

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サントリー美術館「生活の中の美(Art in Life)」〜見事な収蔵作品、ええものお持ちでんな〜(ふろむニセ関西人)♪

2020-08-14 06:55:08 | Weblog

アート記事が続きますが、昨日、リニューアルオープンしたサントリー美術館に行って参りました。

なかなか娯楽を選べないお盆休みですが、これは楽しめますね!
撮影も一部作品を除いてOKなので、 アップいたします。

先日のドイグ展のブログで、実際に見に行った方もいらっしゃるようなので、ご興味お持ちの方はぜひサントリー美術館にもお立ち寄りくださいませ。

▼先ずは螺鈿を施した宝飾品の数々…!

宝飾箱の絵まであります。

漆塗りの盥(たらい)

まだまだあります。

豪華な櫛の数々

遊女の三部作。続きはまた明日!

 

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素晴らしかったピーター・ドイグ展(其の三)〜自主上映の映画ポスターが面白い!

2020-08-11 13:28:22 | Weblog

▲これ…「座頭市」です(笑)♪

ピーター・ドイグ展、油彩以外に映画のポスターが面白かったですね。

それも商業美術として依頼されたものではなく、トリニーダド・トバゴに住んでた時代に、近所の人相手に行っていたドイグ自身の自主上映のポスターです。

ビジネスがからまないので、好き勝手描けるって寸法ですね。

▼見たまんま。小津安二郎の「東京物語」。

▼マンガ「ピンポン」の映画化。日本映画が多いです。

▼黒澤明の「羅生門」

▼デヴィット・リンチの「ブルー・ベルベット」とフェリーニの「カビリアの夜」

▼ヴィスコンティの「若者のすべて」とサタジット・レイの「大樹のうた」

▼忘れました(笑)。

 

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素晴らしかったピーター・ドイグ展(其の二)〜久々の「半沢直樹」は面白かったけど、歌舞伎勢の濃厚な演技に疲れました。

2020-08-10 06:40:45 | Weblog

本日もピーター・ドイグ展を見に来られない方のために、撮影OKだった作品の様子をアップいたします。

いや〜、アートって良いですね♪

対照的に…と行っては何ですが、今話題になっている「半沢直樹」の新作を昨日初めて視聴することができました(4話目かな)。

感想を申し上げると、すごく面白いんだけど、歌舞伎勢の演技が濃すぎて疲れるのと、裏切ったり裏切られたりする話の連続で、見終わった後、正直良い気持ちにはならなかったというところです。

土下座するとか、土下座をさせるのも、やはりさすがTBSの制作というか…どこか近隣の国のメンタリティを思い起こさせ、愉快ではありませんでした。
土下座なんか人にされたいと思わないし、そんなことしてくれるくらいなら、なんか旨いモンでも食わしてくれよって感じかな(苦笑)。ヤクザも最近は指詰めたりしないそうですが、切断された小指なんかいらないから、代わりに金よこせってことなんでしょう。

半沢直樹は前作は全部見ているのですが、久しぶりに見たら、話が良く出来ている分、なんか疲れました。路線がそんなに変わってるわけはないので、こちらの気持ちが変わっただけかもしれません。

見終わったあと、Eテレでオンエアされていたクラシック番組を見てホッとした次第です。いや〜、アートって良いですね(笑)。

▼こちらはドイグがトリニータド・トバゴに暮らしていた時の作品です。

▼これも。

▼こちらも♪

▼もういっちょう!

サイトギャラリーまだまだ、続きますのでお楽しみに!

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