小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

重さ1個90~250kgの石、750個をネックレスのようにつるす万博休憩所〜これって是か非か ?

2024-08-29 10:03:48 | Weblog

(写真jは本文と関係ありません)
いや、この記事。
重さ1個90~250kgの石が約750個ネックレスのようにケーブルで並んだ休憩所だそうですが、ちょっと目を疑うような記事でした。安全性は計算済みなんだろうけど、人間のやることに絶対はありません。
こんなこと許されるのかな?
そう思って、Facebookのタイムラインにシェアしたところ、私の思っている以上のご意見をいただきました。以下、ご本人の許可をいただき転載します。 
ほんまの石にせなあかん理由はなんやろデザイン上「石」にこだわる理由があるとは思えない。しかも、熱中症対策とか機能的な部分での期待も無理かと。レプリカで十分やん。しかも、雨が降れば隙間から雨で役立たず休憩所。
奇抜な事をしたいのはようわかるけど、ワイヤーの強度、石の穴を空ける貫通処理の完成度に100%の自信を持つのはどうだろうか??
公園のブランコ、ジャングルジムの安全性を理由に撤去が進む昨今ですが、そこを指摘し、実際撤去される中を考えると、これはどうかと。
観賞用として人の安全を確保しての作品展示であればなんの問題もないかと思いますが、いささかこれは問題有りかと思うのは私も同感ですわ。


建築やポケットパークのデザインは、ただ単に、奇抜、誰もがやった事のないだけではダメなんですよね…アートとしてもそれだけではダメですが、まだアートとしての作品でやるなら…だけど。
そこに、安全を担保出来ないといけないのが、建築なんですよねぇ…。
秋田の業者がスポンサーになったとありましたが、凄いリスカを背負ったなと正直思いました。



みなさまは、いかがお考えでしょうか?

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『七夕の国』配信、全話見ました〜面白かったです!

2024-08-28 08:44:26 | Weblog
先日、ディズニープラスで配信している『七夕の国』を見ました。
長年の柔道仲間が、「見慣れた景色が出てくると思ったら、海洋大学の柔道場の前だった。クレジットにも出てきたけど、ロケ地でc使っている。面白いからみたら?」というオススメで見たものです。
シン・ゴジラでもそうでしたが、知っているところがドラマに出てくると嬉しいものですが、話も面白く全話見てしまいました。
原作はあの『寄生獣』の岩明均。30年前のマンガだそうですが、今になってドラマ化されたようですね。

岩明氏の作品は、ぱっと見に比べて明るくコミカルなところがあるのですが、ドラマもそんな感じ。ミステリー仕立てで、回を重ねるごとに謎が解き明かされて、ついつい続けて見てしまいます。
そしてすべての謎が解き明かされる最終回…。
ななななな、なんじゃ、こりゃああ〜!
ネタバレになりますので、ここでは公開しませんが、かなりびっくりというか、なんというか(笑)。
今、原作のマンガを読んでいる最中ですが、ほぼドラマは原作通り。
熱心なファンが脚本を書いたのかな?
ディズニープラスは無料で入会したのですが、意外に見るものが多かったので、ズルズル解約せずに見続けいます。
会員の方はぜひご覧くださいませ。
写真は新橋のかおりひめコースです。




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せとうち旬彩館2F『かおりひめ』は自慢の名店〜どの店もそうですが、歓談とコスパをノズムならコース、お味優先ならアラカルトがオススメです!

2024-08-26 08:37:50 | Weblog
週末の休日は義母の誕生日祝いに、新橋せとうち旬彩館2Fにある『かおりひめ』に行ってきました。
ここは10日前、友人と一緒にはじめて行ったのですが、写真を見た妻が「ここ、行きたい!」ということで即決となりました。

美味しい店だったので、もちろん何の不満もなかったのですfが、前回はコースで頼んだので、今回は重複しないようアラカルトでお願いしました。
驚いたのはアラカルトで注文した方が、さらに美味しいということです。

妻と私の間では、「中華はコースでなく、アラカルト」という不文律があります。
新宿の随園別館、横浜の四五六菜館などの名店で、一度オススメコースなるものを注文し、「うーん」という感じだったことがあるからです。
アラカルトだと、何を頼んでも美味しいのに、リーズナブルなはずのコースだ、そこまで行かないことは、よくあること。

リーズナブルなコースというのは、店側だった利益を出さないといけませんから、どこか落とさないといけないのでしょうね。
もちろん、先日いただいたコースも素晴らしかったのですが、さらに上を行くアラカルトに皆満足。瀬戸内生まれの妻と義母も終始笑顔でした。


シメは鯛めし。ご飯にタイの刺身と生卵をかけるだけのシンプルな一品ですが、びっくりするくらい美味しかったです。
もちろん、再訪あり!


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サントリー美術館『尾張徳川家の至宝』展、行ってきました〜『源氏物語絵巻』は一見の価値アリの名品です。

2024-08-22 09:14:14 | Weblog
最近では珍しく、2日連続のブログアップです(笑)。
こちらもしばらく前ですが、サントリー美術館『尾張徳川家の至宝』展に行ってきました。
最近のサントリー企画は、織田有楽斎のような実にシブいものが多かったのですが、今回の『尾張徳川家の至宝』は実に王道で見応えがありました。
尾張徳川家は徳川家康の九男・義直を初代とする大名家です。
今時の感覚で九男とは驚きですが、当時はそのくらいは当たり前だったのでしょうね。
武家の所蔵品なので、当然刀剣や鉄炮などの武器や、甲冑などの武具がいっぱい。
もちろん武人といえども、教養のない人は尊敬されなかったので、茶道具・能装束・能面・香道具などが揃っているところが興味ふかいですね。
貴族への憧れか、源氏物語絵巻が収蔵されているのも一興。
もちろん今回の展示の目玉ですが、上記パンフにある『柏木』はすでに展示が終わっていて、私が見た時には『橋姫』の展示がされていました。
▼右下の絵が源氏物語絵巻『橋姫』です。

今見ると、垣間見がなんともヤバい感じ。英語で言うピーピングですが、当時はこれは当たり前だったのでしょうね。
有名な源氏物語絵巻ですが、元は蜂須賀家の持ち物だったとか(諸説あり)。
平安時代末期の作品で作者は不詳ですが、 一連の絵巻は同じ絵師による筆と考えて間違いないでしょう。突出した才能を感じさせる線と色使いです。
江戸時代は貴族がもっとも冷遇された時代と言われていますが、尾張徳川家の持ち物にこのような名品が伝わっているのも面白いところ。
9月1日までの開催で、展示替えがまだあるので、もう1度行こうと思っています。

▼こちらは東京ミッドタウン内の酢重ランチです

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アーティゾン美術館で開催中の『空間と作品』〜ぜひぜひご覧あれ!

2024-08-21 09:10:53 | Weblog
いや〜、すっかりブログアップが空いてしまいました。
久しぶりのブログですが、今回も展覧会の案内です。
アーティゾン美術館で10月14日まで開催中の『空間と作品』の銘打たれた企画です。
おなじみアーティゾンの収蔵作品の展示ですが、美術館に収められる前の持ち主が、どうやって作品を飾っていたのかを再現するという、なかなか贅沢な企画。
往年の大ピアニスト、ウラディミール・ホロヴッツが持っていたというピカソの作品があったりと、それは興味深々(写真ない!)

入場料も1,200円と、収蔵作品とあって格安です。


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『デ・キリコ展〜不思議の世界へ、ようこそ』見てきました!〜すみません、キリコは下手くそな画家でもなんでもなく、技術に執着のない偉大な画家でした。

2024-08-01 10:00:31 | Weblog

しばらく前のことでしたが、東京都美術館で開催中の『デ・キリコ展〜不思議の世界へ、ようこそ』を見てきました。
パナソニック汐留ミュージアムで見て以来、10年ぶりの大回顧展。
4〜5年前だと思ってたけど、もう10年経つんですね。年のせいか時間が経つの早い!
デ・キリコは素晴らしく下手くそな画家でした
ところで今回、またキリコの絵を見直して、私は大変な間違いをしてるのに気づきました。キリコは下手くそな画家でもなんでもなく、素晴らしく達者な画家でした。
絵描きのくせに、私の目は節穴ですね。
偉大なデ・キリコに大変失礼いたしました!
とはいえ、キリコという画家…テクニック的なものに執着がなかったことは確かだと思います。後付けの知恵ですが、パナソニック汐留ミュージアムで展示された作品に、たまたまそういう作品が多かったのかなという印象です。
展示が多かった初期の作品を見ると、若い時点でテクニック的なことはほとんど昇華され、それ以上に追求する必要がなかったのかもしれません。
面白かったのは、キリコの代名詞ともいえるマネキンの登場は、一時的なものではなく、何度もライトモチーフ(芸術作品で、根底をなす思想)として登場することです。
このマネキンたちがいったい何なのか?
それは作り手のキリコに聞いてみないとわかりませんし、もしかすると画家本人にもよくわからないのかもしれません。
絵画に限らず、アート全般に言えることですが、絵の表面に描かれているものより、その裏側にあるものの方が重要だったりします。
いわゆる「行間を読む」と言ったことでしょうか。
キリコ自身が提唱した「形而上絵画(Metaphysical painting)」という言葉は、まさに物理的なものを凌駕した不思議の世界です。
絵の中に入って遊ぶ。
これは絵画において一番面白いものが見られることですから、ぜひこの夏に『デ・キリコ展』に足を運ぶことをおすすめいたします。
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パリ・オリンピック柔道2日目、永山選手&角田選手の不可解と言われる判定に、友人の師範が解説をしてくれました。

2024-07-31 10:10:37 | Weblog
2024年パリ・オリンピック柔道、連日のメダルでにぎわう毎日ですが、2日目女子角田選手と男子・永山選手とで、審判の判定が物議をかもしました。
私もモヤモヤするものがあったのですが、柔道六段で現在もほぼ現役の友人が見事な解説をしてくれました。この解説に納得するかどうかは、人それぞれだと思いますが、お読みになって参考になる方もいると思いますので、ご興味ある方はお読みいただければ幸いです。
▼先ずは男子・永山選手について。
これに関して説明は簡単なのですが本質的な意味においてははかなり難しいですね。
ルール上はマテがかかったらすぐに締技は力を抜いて解かなければならないことになっています。その意味では審判はもう少し積極的に動くべきだったでしょう。
また永山の足が力が抜けていないところを見るとマテが、かかった時まで落ちていなかったと思います。しかしビデオを見る限り、相手が締めを解いた時は永山は落ちていたように思えますが、瞬間的な落ちだったのでしょう。すぐに意識を戻しています。
その意味ではビデオで確認して試合継続をさせることがフェアのようにも思えます。しかし、武道的にはマテがかかって力を抜いたから落ちたと言うのは言い訳に過ぎません。また待てがかかっていなかったら、最終的に落ちた可能性も高い。
その意味では、武道的には永山の負けだと私は思います。またどんなに言い分があったとしても、試合後、試合上の中に残り続けたのはいただけません。もちろん永山にとって、人生の最終決戦ですから気持ちはわかります。
最終的に、その後気持ちを取り直して、銅をとったのは見事としか言いようがありませんね。本当によくがんばりました。永山選手お疲れ様でした。
▼こちらは女子・角田選手について。
角田の準決勝の試合について解説いたします。
なぜ相手選手が3つ目の指導を取られたかですが、これは世界ルールが改正になったため、そのルールを知らないとよくわかりませんね。
現在の世界ルールでは、相手の組み手を両手で持って切っていくのは指導ではありません。しかし、相手の組み手を片方の手で叩いた場合は一発で指導です。
このルールの下で見てみると、相手選手は明らかに園田選手の組み手を片手で弾いて切って行っています。そのため、間違いなく3つ目の指導で間違いではありません。逆にこれを取らなかったら、ルール上は問題となってしまいます。
しかし実際に審判をやっていないと、なぜこの3つ目の指導が取られたのかについて解説はできないと思います。その証拠にテレビの解説でもなぜこれが3つ目の指導となったか正しく解説しているものは一切ありません。
また、現在、この片手で弾いて組み手を切りに行ったら壱発で指導と言うのは色々と物議をかもしております。このため、今後問題となるかもしれません。
そうなんです。テレビの解説で3つ目の指導に関して説明されてるものがないのですね。
柔道のルールは目まぐるしく変わるので、友人のK師範のように審判の経験が長く、随時講習を受けている人でないと、なかなかわかりません。
個人的には、指導3つで決着がついてしまう今回のルールには何か違和感を覚えるのですが、みなさまはいかがでしょう。
いずれにせよ、この段階からメダルを取った角田・永山選手は立派だと思いました。 
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創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」〜マンダラが圧巻でした!

2024-07-29 09:35:59 | Weblog
昨日は一昨日に引き続き、猛暑の中のお散歩。上野のトーハクで開催中の「神護寺―空海と真言密教のはじまり」展を見に行きました。
京都といえば人気の観光地ですが、神護寺はなかなか行ける場所ではありません。
この機を逃しては、と暑い中に出向きました。
神護寺は和気清麻呂が建立した高雄山寺を祖に、唐から帰った空海が活動の拠点にした寺だそうです。
空海が活動の拠点にしただけあって、真言密教に関わるものが数多くあり、中でも縦横4mあろうという国宝「高雄曼荼羅」は圧巻!
密教は仏教でありながらブッダを祖に置かない教えです。
宇宙の中心に大日如来を置き、そのまわりに様々な仏を配置したのが曼荼羅。
ブッダは、その様々仏の一部なんですね。
密教は言葉だけで伝えられれないものを、マンダラや護摩行などを通じて体感する教えだそうです。私にマンダラの本当の意味はわかりませんが、じっと眺めていると不思議な感覚におそわれてくることは確かです。
いわば宇宙の設計図とでも言いましょうか。

話題の展覧会ですが猛暑のためか、いつもの芋を洗うような平成館ではなく、寒いくらいの冷房も快適でした。
渋い展覧会ですが、オススメです!


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猛暑の中、三菱みなとみらい技術館に行き、中華街まで散歩をしました♬

2024-07-28 11:16:54 | Weblog
昨日は猛暑の中、久しぶりの横浜散歩に行ってきました。
みなとみらいにある「三菱みなとみらい技術館」の優待券があったことに加え、久しぶりの横浜散歩したかったからです。
三菱重工といえば、一部の市民団体が不買運動を呼びかけて話題になりましたね。
三菱重工で扱っている製品にはロケットとか、航空機、発電所などなので、不買運動がどう影響できるのかわかりませんが、それだけに興味深い展示でした。
ともかくも人間が人間たる営みをできるのはエネルギーのおかげ。
それをどう確保するのか、環境問題や戦争なども鑑みた上で、この会社がそれをどう考えているのか知らしめる展示で面白かったです。



展示を見終わったあとは、中華街まで暑い中をてくてく散歩。
横浜は東京より若干涼しいですね。
道路も広いし、海の開放感が素晴らしい!
大好きな街です。

敵地ハマスタを通過し(ふろむ元ベイスターズファン)、中華街玄武門へ。
四五六菜館に立ち寄り、一服。
点心と上海焼きそば、そしてビールで一休み。美味しい!

崎陽軒のシウマイと肉まんをお土産に買って帰路につきました。




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「空想旅行案内人 ジャン・ミシェル・フォロン展」行ってきました!〜微量の毒が魅力的な素晴らしい展覧会でした。

2024-07-26 10:43:27 | Weblog

すみません、2週間ぶりのブログ更新になります。
今年になって多忙のため(?)ブログの更新回数が減っていますが、ご了承いただければ幸いです。
さて、「空想旅行案内人 ジャン・ミシェル・フォロン展」に行ってきました。
素晴らしい展覧会でした。いや、東京ステーションギャラリー、良い企画をしますよね。
フォロンは美大生時代…いや、私が美術の道を志す前から好きな画家でしたが、一堂に介して見るのは初めてでした。
ただ、好きな画家と言っても積極的に見るわけではなく、美術雑誌などで見かけるたびに「いいな」と思うものの、それ以上は踏み込まなかった作家だったのです。
フォロンの絵をまとめて見るのは、これがはじめてで、最初に思っていた印象とだいぶ違うなという感じでした。

印象的だったのが、その二面性でした。
フォロンといえば、優しく美しい色彩に加え、繊細で迷いのない線ですが、一方で意外にダークサイドがある作品も多いことでしょうか。
特に環境問題、人種問題など、プロテストの意味を持つ絵にはそれが深かった感じです。
ピアニストのアンドラーシュ・シフさんが、毎朝「心をきれいにするために、バッハの平均律を弾く」とおっしゃっていました。元から、シフさんの心はきれいなんだと思いますが、それでも色々汚れたものが日常にあって、クリーンアップするのでしょうね。
絵を見る限り、フォロンの絵は元の心がきれいでないと描けません(違っていることもありますが)。
ところが環境問題や人種問題などは、決してきれいなことではない。
目を背けてはいけないことかもしれませんが、目を向けると厳しい現実がある。
フォロンの色彩や線が美しいだけに、そんなダークサイドが際立ったようにも見えました。
芸術は美しさだけでなく、時に毒も必要ですが、その微量の毒こそがフォロンの魅力なのかもしれません。
満足の展覧会、9月23日までやってます。
混む前にぜひご覧くださいませ。
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WHAT MUSEIUMで開催中の『感覚する構造〜法隆寺から宇宙まで』に行ってきました〜建築に興味ある人もない人も、ぜひ見て欲しい素晴らしい展覧会です!

2024-07-13 10:25:03 | Weblog
先週のことになりますが、天王洲アイルのWHAT MUSEIUMで開催中の『感覚する構造〜法隆寺から宇宙まで』という、建築模型の展覧会を見に行きました。
こちら、法隆寺五重の塔から東大寺大仏殿など、昔の日本の木造建築から、近代の建築模型を一堂に会するという展覧会でした。

コンピュータのない時代に造られた日本の古代建築模型には、もちろん驚かされましたが、意外に面白かったのが近代の建築模型です。

プログラムを読むと、建築家ではなK「構造家」と書かれており、模型も「構造模型」と書かれていますが、重力に対してどう建造物が耐えられるかということなんでしょうね。
建築はアートとしての一面を持つ一方、建造物としての耐久性が求められます。
日本のような地震大国であれば、それはなおさらで五重の塔の模型はスカイツリーの建造の参考にもなったというのですから驚きです。

▲こちらは福島のさざえ堂。
▼宇宙ステーションに向けた、折りたたみ構造も興味津々。

私の知識では詳らかに説明できませんが、多くの人に見て欲しい展覧会です。
先週の土曜、展覧会を見終わったあと凄まじい雷雨に見舞われましたが、かえって面白かったです。
説明ができるようになったら、また記事を書きたいですが無理だろうな…(笑)。
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銀座ヤマガタ・サンダンデロの、『アチャールくんカレー・ハーブ&スパイス フルコースの会』は好評のうちに無事閉会いたしました。

2024-07-08 09:29:27 | Weblog

先週の金曜日7月5日は、銀座ヤマガタ・サンダンデロで『アチャールくんカレー・ハーブ&スパイス フルコースの会』が開催されました。
今年の元旦に起きた能登地震の炊き出しで、奥田シェフにインスピレーションが降りてきて生まれたカレーに「アチャールくんカレー」という、私の作品キャラクターの名前をいただいたものです。
通販チャンネルでは、発売と同時に売り切れになる人気のカレーですが、この会は『ハーブ&スパイス フルコースの会』。
シェフまかせのメニューでしたから、当日まで私もどんな料理が出るのかわからなかったのですが、そこはさすが奥田政行シェフでした。


事前のトークの準備をおこたっていたためか、シェフにはさんざんいじられましたが、なんとか無事に会は美味しく楽しく終了。
お越しくださったみなさま、本当にありがとうございました!
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絵画教室で子どもが子どもを教える場面に出会い、ちょっと感激いたしました。

2024-07-04 10:03:45 | Weblog

ある日に絵を教えている時のこと。
苺ちゃんとミカンちゃんが、ちょっとしたことでもめていましたので注意しました。
注意されたミカンちゃん。
おやおや寝転んでしまいました。
寝転んでいるミカンちゃんを横目に、ほかの子もいるので、私は早々に実習をはじめました。
ミカンちゃんはゴロゴロと寝転んでいましたが、1時間ある実習時間、子どもが何もしないでガマンできるはずがありません。
15分くらいして、ほかの子の作業がすすんだところで、ようやくやる気を起こしてのそのそ出てきましたが、まだスネてる様子です。
ここは私が直接教えるより、ほかの子に頼んだ方がいいなと思い、隣にいた男の子に言いました。
「甘栗くん、ミカンちゃんに途中まで教えてあげて」
ところがマイペースな甘栗くん。自分の作業だけに集中したいのですね。

それを見ていた仲良しのアロエちゃん、言われないのにミカンちゃんに手取り足とり教えるはじめるではありませんか。
先生の言うことだと聞かなかったミカンちゃんですが、アロエちゃんの言うことだと聞くようです。
普段のアロエちゃんは作業も早く、飲み込みも早いのですが、なかなかおしゃまで生意気な子です。
いつもほかの男子をアゴで使い、「あなたは私の二番目の味方よ」とか言って家来にしているアロエちゃんですが、面倒見が良いのにびっくり。いいとこあるよね。
聞けばアロエちゃんの下には2人の弟と妹がいて、いつもその子たちの世話をしてるんだって。
上手に絵を描けるのも大切ですが、もっと良いものを 見らえて、ちょっと感激した次第です。
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赤坂のカーサ・クラシカで、藤井美帆らバイオリン、マリンバ、ピアノのコンサートを堪能しました!

2024-07-01 10:10:32 | Weblog
土曜日の赤坂カーサクラシカでトリオコンサートを楽しみました.

バイオリニストの藤井美帆さん、マリンバ奏者の黒田菜々花さん、ピアニストの村田彩歌さんのトリオですが、ピアノとバイオリンにマリンバが加わるという変わった編成です。

当然、この編成の楽譜などありませんから、黒田さん&村田さんオリジナルの編曲で、ピアソラ、サン=サーンス、映画音楽などのプログラムでした。


若い演奏家だけにスピード感ドライブ感抜群。
また、藤井美帆さんのサン=サーンス『白鳥』も情緒たっぷりで聞かせてくれました。
いや、若いって良いですね。

というか、コンサートを聴きながら自分もまだまだ、何かできるなという気持ちになってきました。
いや、若いモンには負けないぞというようなことでありませんよ(笑)。人生いつでも思った時が大切ということです。いや〜刺激をもらいましたね!

大満足のコンサートでしたが、次回はこのトリオでオール・ピアソラプログラムなどを期待したいです。



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7月5日(金)19:00〜銀座ヤマガタ・サンダンデロにおいて、アチャールくんカレー『ハーブ&スパイス フルコースの会』を開催します。

2024-06-24 09:04:22 | Weblog
いかんみかん。
油断していたら2週間以上、ブログアップが滞ってしまいました。
あまり間が空くと、何を書いて良いのやらわからなくなりますね。
そんなわけで、日が近づいてきたイベント…私が主催者のひとりとなっているヤマガタ・サンダンデロにおける「ハーブ&スパイス フルコースの会」のご案内を申し上げます。
 ヤマガタ・サンダンデロといえば、私のクライアントでもあるアル・ケッチァーノ奥田政行シェフの東京支店です。

能登地震の炊き出しで、奥田シェフにインスピレーションが降りてきて生まれたカレーに「アチャールくんカレー」という、私の作品キャラクターの名前をいただきました。

そんな魔法のカレーをシメに、シェフオリジナルの高級ハーブ&スパイス料理を
8〜10皿ほどお出しする予定です。
インスピレーションに満ちた、奥田シェフが切り拓く香りと食感の世界をご堪能できるかと存じます。

ご興味ある方は以下のアドレス、あるいはSNSにご連絡いただければ幸いです。
kogure@xf6.so-net.ne.jp
kogure-bon@ezweb.ne.jp


日時:2024年7月5日 18:30開場19:00スタート
会費;15,000円(税込・乾杯のドリンクつき)
場所:ヤマガタ・サンダンデロ 中央区銀座1-5-10 2F TEL:03-5250-1756


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