10月21日(土)山二公民館にて、台本:茂山千之丞 作曲:鈴木英明のオペラ「鬼娘恋首引」が、テレビ上映されました。
私は、オペラなるものを最近見た記憶がなく、ひょっとしたら初めてだったのかもしれません。
鈴木英明先生が進行をしてくださいました。
はじめはちょっと緊張しましたが、見終えると、面白くそして楽しかったというのが感想です。最近私は耳が遠くなり、マイクを通した声は聴きづらく、内容が理解できるか不安でしたが、いただいた資料と演じられた方々の素晴らしい表現力で、楽しく見ることができました。
あらすじ(2009年の「公演プログラム」から引用)
二枚目の伊呂波匂之助は道を間違えて山の中でウロウロ。そこに出てきたのが鬼の親分・素天童子。
娘の番茶娘も年頃、一人前になるには人間を食わせねばならない。
手ごろな人間を探していたところ運よく匂之助に出会い、素天童子は彼を捕らえて食べさせようとする。
ところが、娘は匂之助に一目惚れ。大きな岩をお手玉代わりにする娘が、恋のせいで何をやっても勝ち目なし。
とうとう双方が、首に綱を巻き付けて首での綱引きとなる。勝てば匂之助の命は助かる。
さあ、お立ち合い。勝つのは素天童子か匂之助か、山全体を揺るがしての大綱引き。果たして勝負はいかに。
END