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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

誰か止めなよ

2021-07-25 07:35:00 | エッセイ
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP7J5SG6P7JUTFK00T

 どっかの大臣が、飲食店での酒類提供をやめさせるため、金融機関や酒販業者に対し指示を出したんだそうな(のちに撤回)。そんな全国的に影響の大きいこと、公けにする前に部下なり上司なりに相談しないもんかなあ。誰か止めろよな。
 それで思い出したのは、金曜日夕方の依頼メール。休日前に片づけておきたいのはヤマヤマなのだろうが、依頼受けた方はそれなりに対処しないといけないし、少なくとも気にはしないといけない。また下に依頼するのかもしれないし、そのまた下に…。誰かが止めないと。(急ぎでなければ、依頼メールは月曜の朝にするのがいい)
 「流言は知者に止まる」という諺があるそうだ。噂話も、よくよく考える賢い人の所で止まるという意味らしい。僕もそうありたいもの。

 そうそう、こんな“独裁政治”みたいになったのは、「選挙改革」とか言って小選挙区制にしたせいだと思っている。多少お金掛かろうが、中選挙区制に戻すべき。金額に代えられない、んじゃないかな。
   

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広瀬正「化石の街」

2021-07-18 07:32:18 | エッセイ
 
 広瀬正というSF作家が書いた、集英社文庫『タイムマシンのつくり方』に収載されている、知る人ぞ知る傑作。
 アメリカかどこかの大学の物理学助手がある日、時間が非常にゆっくり進む街にさ迷い込んでしまうという話。走り出している少年の肌はカチコチで、クルマのラジエーターファンでさえ、ゆっくりゆっくり回るという。
 結局、助手は(カチコチのため)水も食糧も口にすることができず死んでしまうのだが、“白骨”死体はその「化石の街」の住人に発見されるという、視点の転換が最後にあるのがまた素晴らしい。(僕がSFにハマるキッカケとなった作品だと言える)

 ヤボを承知で言うならば、時間がゆっくり進むのであれば空気の流れもゆっくりだから、抵抗を受けて助手は歩くのもひと苦労のハズだし、そもそも呼吸さえも難しいだろうと思う。(それ言うと、話が成り立たなくなってしまうのだが)

 …他にも「人形の家」という名作も載っているし、面白い本なので。しばしのウサ晴らしにはなるはず。
   

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何てこったい!

2021-07-04 07:39:11 | こころ
 またしても、幼い子供たちが犠牲になってしまった。大阪の付属小、大津市の路上、等々、そして今回は八街市の路上で。被害に遭った子たちはもちろん、大事なお子さんを突然奪われた親御さんたちはたまらないだろうと思う。(ニュース見るのもツラいし、見たくない)
 加害者はいつも大人。何やってんだバカ野郎、と同時に、僕らにも責任の一端はあるのではないかと思う。こんな世界にしてしまって、ごめんなさい、と。しかし謝っても仕方ないし、ご冥福を祈るしかないのか。

 …いつかあの世でその子たちに会えたら、何かしら伝えられるか。

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