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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

あれどうなった?

2019-07-28 08:24:47 | 時事
 
 参院選ではほとんど話題にも上らなかったようだが、最近では「海洋プラスチック問題」というのがあるそうだ。
 海に流れ込んだポリ袋やプラスチック片を魚など海洋生物が飲みこんでしまい、生態に悪影響を与えるんじゃないかと言われているもの。(ヘタすると人体にも悪影響が…)
 個人的には〈ゴミ回収船〉で以って、多い所だけでも浮いているプラをダーッと回収すればいいように思うのだが、コトはそう単純ではないのだろう。

 ところで、ちょっと前だったら「環境ホルモン」や「ダイオキシン」、「アスベスト」に「オゾンホール」なんてのが問題になっていたけれど、その後一体どうなったのだろう。
 少々懐かしい響きもするこれら、もう心配はなくなったのか、そのまま問題は残っているのか、はたまたより深刻になっているのか、ニュースでも取り上げられないのでよく分からない。(便りがないのは良い便り、か)

 環境問題に限らず「ハヤりスタり」があるのは当たり前ながら、大騒ぎしたのだったらその後の経過もちゃんと知らせないと、ね。
 …いやいや、他にもニュースはたっくさんあるのでそれどころではないのかも。

〔写真は「海で働く船・見学ツアー」より勝手ながら拝借〕

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最近読んだ本から

2019-07-21 14:56:24 | エッセイ
 
 もうじき明けると思いますが、今年の梅雨は長いですな。しかも途中の晴れ間も少ないんで、出掛ける予定はツブれるわ洗濯物は乾かないわ…。
 仕方ないから家で本を読むことが多くなります。昔読んだ竹村健一氏の『つき合い方人間学』を読み返しているうち、ご本人が亡くなられたという報道が。(たまにこういうことも、あります)

 この梅雨の期間に限らず、最近読んで良かった本を列記しておきます。もちろん僕の好みなので、皆さんに合うかどうか。〔敬称略〕
   ・樋口裕一『65歳 何もしない勇気 』(幻冬舎)
   ・名取芳彦『気にしない練習』(知的生きかた文庫)
   ・川北義則『みっともない老い方』(PHP新書)
   ・矢作直樹『自分を休ませる練習』(文響社)
   ・井上裕之『1%の人だけが実行している45の習慣』(PHP文庫)
   ・本田健『ずっとうまくいく人の習慣』(王様文庫)
   ・本田直之『何を捨て何を残すかで人生は決まる』(青春新書)
   ・枡野俊明『人生でいちばん大切なこと』(廣済堂出版)
   ・吉田幸弘『リーダーの一流、二流、三流』( 明日香出版社)
   ・中野信子『あの人の心を見抜く脳科学の言葉』(セブン&アイ出版)
   ・菅原圭『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』(河出書房新社)
   ・弘兼憲史『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』(海竜社)
   ・稲盛和夫『生き方』(サンマーク出版)
 …ひょっとしたら来年の梅雨は、非常に短いものになるかも。

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8つの知能

2019-07-14 08:49:06 | エッセイ
 
 ウチの子はみな成人してしまったのだが、『プレジデントFamily2019春号』に子供の才能を伸ばすコツといったものが掲載されていた。
 それによると、人間には(知能指数IQといった単一のものではなく)大きく分けて8つの知能/才能があるそうで、またそれぞれ一律に伸ばせるものでもないらしい。
 8つの知能の概要は次のとおり。(各職業は、僕が勝手に考えたもの)

  言語的知能………文字や言語を処理する能力が高く、読み書きが得意
               ⇒職業なら小説家/新聞記者、あたりか
  論理数学的知能…物事の筋道を考えたり、因果関係を見つけたりすることが得意
               ⇒同・医師/科学者
  音楽的知能………リズム感や音感がよく、音程やハーモニーを理解することが得意
               ⇒同・歌手/作曲家
  身体運動的知能…運動能力が高く、体をコントロールすることが得意
               ⇒同・スポーツ選手/舞踊家
  空間的知能………空間を的確に認識する能力が高い
               ⇒同・芸術家/建築家
  対人的知能………他者の気持ちや感情を理解し、良好な関係を築く能力が高い
               ⇒同・看護師/心理カウンセラー
  内省的知能………自分の内面に向き合い、思索したり、表現したりする能力が高い
               ⇒同・思索家/哲学者
  博物的知能………自然について理解したり、識別したりする能力が高い
               ⇒同・詩人/登山家

 自分のことを言うと、音楽的知能や身体運動的知能に恵まれていない方だと思うが(楽譜読めないし運動神経ニブいし)、その他少しずつはあると思っている。それら6つの能力で以って、何とかここまで会社員やって来たというところ。
 誰しも、上の8つのうち全部あるいは何かしら知能/才能は持っているはず。もちろん周囲の環境にも左右はされるものの、各自能力をうまく生かしてやって行けば、と。

 〔写真は「PRESIDENT Online」より〕

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死後の世界はあるか

2019-07-07 08:19:04 | 科学/考察
 
 まだまだ若いつもりでいたが、還暦も近くなってさすがにあちこち弱ってきた。歯周病で奥歯は失うし、寒い時季だけだけど耳鳴りに悩まされるし、起き上がる時や段差でよくよろめく(かわいい子によろめくならいいんだけど)。何より、気力/記憶力がかなり落ちてきた。
 だから〈死〉をだんだんと意識せざるを得ない。ただ、他の人はどうか知らないが、今のところあまり怖いとは思っていない。死後の世界を信じているからだし、何にもなくなるのなら、それはそれで、と思っているし。

 死後の世界があるかどうかというのは古代からの大問題ながら、明確な答えはまだ出ていないようだ。「ある」という人も「ない」という人ももちろんいる。でもでも、可能性は広く持っておいてた方がいいと思う。
 「地球が丸いなんて」「海外にいる人と画面で話できるなんて」「将棋で人間が機械に負けるなんて」ありっこない、と言われていたのが現実になった/だったことは多々ある。
 「ない」という確証がない限り(「ない」ことの証明は一般に難しいのだが)とりあえず「あるかも」と可能性の枠は残しておけばいいのだろう、と思う。急いで否定する必要は、どこにもないはず。
 ついでながらこの場合、「ある」という証明も難しい。写真やビデオに収めることができないものだから。できるとしたら、脳が感じている映像を外部で取り出すことくらいだが、それも〈死に際しての幻覚〉との区別は難しいだろう。

 AI含めた科学技術、あるいは哲学含めた人間の知性がいくら進歩しようが、違う世界の話なので、この世にいる限りわかりっこないことなのかも。紙の裏表、あるいはボールの内外、みたいな…。

 だから、死ぬのがある意味楽しみではある。もちろん急ごうとは思わないが、どんな世界が待っているのか、あるいはいろんな説が正しかったのかどうかが、分かるはずだから。
 もちろん先に死んでしまった人に逢えるかもというのはあるし、ひょっとしたら時空を超えることが可能になり、他の惑星や宇宙の果てを目にすることができるのかもしれない。それも楽しみ。
 とはいえ、今いる世界とほとんど同じだという説もあるし、いろんな次元(畜生界や天上界)があって、死後の世界はこうだ、と一概には言えないのかも。
  

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