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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

みね子ふたたび

2019-06-30 09:14:40 | エッセイ
 
 3月にもやっていた『ひよっこ2』が、追加映像も加わった特別編としてまた放送された(6月22日)。

 みね子はじめ、時子も澄子も愛子さんも富さんも鈴子さんも早苗さんもちよ子も、実さんも宗男さんも元治さんもヤスハルも三男も漫画家の2人も、その他皆みんな元気そうで良かった。親しい親戚のような感じで、またまた幸せな気分になれた。
 そう、架空のドラマだとはいえ、できることならあの世界に入り込んでみたいもの。同じように感じている人はたっくさんいるはず。ここんとこまたイヤなニュースが続いて悲観的になりがちなのだが、世の中まだまだ捨てたもんじゃないなあ、と思わせてくれる。
 そうそう、有村架純さんはカメラ(つまり僕ら)の方をまっすぐ見てくれるからいい。実にかわいらしいし、これはこれで嬉しいもの。きっと性格もまっすぐなんだろう、と。
 …もう充分なんだけど、『ひよっこ3』もあるのかも。

  
 
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FBIの交渉術

2019-06-23 08:04:49 | 実用
 人間関係に悩む人も多いと思います。きょうはアメリカ連邦捜査局・FBIの交渉術(「行動変容階段モデル」と言うそうだ)を紹介しておきます。
 たとえば人質をとって立て籠った犯罪者に対して、どういうアプローチをすればいいのか、というもの。

  ①傾聴:相手の話をしっかり聞く
  ②共感:相手の素性や気持ちを理解する
  ③相互信頼:相手からの信頼を得る
  ④意見打診:自分が相手に望む行動を伝える
  ⑤行動変容:相手の行動が変わる

 もちろんこれで以ってすべてうまく行くというわけでもないでしょうし、相手の立場や年齢、状況によって言い方も工夫しないといけないはず(そのためのマニュアルもきっとあると思います)。
 この方法は、職場だけでなく、子供や奥さんに対しても応用できる、はず。うまく使って家庭円満に役立ちますれば。
  

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世の中広い

2019-06-16 09:09:53 | エッセイ
 
 世の中にはたくさんの仕事があり、またたくさんの会社があるわけです。一説によると、日本には会社というものが150万くらいあるそうで、皆さんも「○○株式会社」にお勤めなのかもしれません。
 ところでどういう会社があるのか。「株式会社」の前に次の2文字あるいは3文字を付ければ業態になるし、その前に固有名詞を付ければ特定の会社名になる(例外あり)。例えば「日産+自動車+株式会社」というように。

 ざっと挙げてみると。
   製薬
   薬品
   製紙
   製菓
   飲料
   麦酒
   化学
   機械
   電器
   鉄鋼
   自動車
   鉄道
   航空
   商船
   運輸
   警備
   電力
   ガス
   石油
   建設
   土木
   ハウス
   放送
   銀行
   金庫
   証券
   生命
   保険
   新聞
   出版
   印刷
   病院
   寺院
   神社
   教会

 この他にもたくさんあるはず。そして僕なら僕がやっている仕事っていうのは、この中の一つの業界の、そのまた一つの会社の、さらにまた一つの部署を受け持っているに、過ぎない。
 

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僕らにできること(悲惨な事件を減らすため)

2019-06-09 09:13:31 | こころ
 
 悲惨な事故や事件が続く。特に子供が犠牲になるのには、いたたまれない気持ちになる。新しい令和の時代になっても、大きな自然災害含め事故/事件はおそらくなくなることは残念ながら、ないだろう。
 登下校時の見張りも増えているようだ(僕も時間あれば街角に立ちたいとは思っている)。ただ、それでも盲点は残るに違いない。

 そもそも犯罪をすべて未然に防ぐことは、残念ながら不可能。(AIで以って映画『マイノリティ・リポート』みたいな世界が実現すれば、話は別)
 ゼロを目指しつつ、できるだけ減らすには、と考えざるを得ない。

 個人個人の性分は変わらないにしても、その行動なら、社会が変わることで変化させられ得るかも、という発想。
 格差を縮めるとか認知症を減らすとか核兵器をなくすとか、時間掛かることはともかく、少しでも世の中過ごしやすくするため、ごくごく小さなことならできるだろう。
 たとえば、
  ・公共の場ではむやみに怒鳴らない
  ・コンビニや店でも丁寧な言葉遣いを
  ・あおり運転はしない
  ・落ちているゴミは拾う
  ・電気はこまめに消す
  ・挨拶のあとにはひと言添える
  ・「ありがとう」「ごめんなさい」はちゃんと言う
  ・できるだけ笑顔でいる
  ・子供には優しいまなざしを
  ・困った人がいたらひと声掛ける
 怒鳴られた店員さんやあおられた運転手は、どこかでウサを晴らすしかない。それは回り回って、立場弱い人、場合によっては自分に返ってくることになるの、かも。

 その上で。
 電車に乗ったら周りをひととおり見まわし、怪しげな人間がいたらそれとなく目を付けておく。また、街中で不審な行動をとる人物がいたらそれとなく注視する。
 これくらいだったら、僕でもできそう。

 ところで、顔認証の技術も発達してきたことだし、高性能のカメラと高度なAIで以って、そろそろ凶器の識別はできるんじゃないか。手に持った物が刃物と認識されれば、警告を発することができるような。
 …実現するといいなあ。

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比較の問題⑧(数値の扱い)

2019-06-02 08:11:04 | 時事
 
 先月だったか、政府の目標として「70代認知症の人の割合を6年で6%減らす」という報道があった。
 これって、たとえば10%のところをマイナス6の「4%に」ということではなくて、10%のうちの6%減で「9.4%に」ということらしい。
 新聞とかではよく「○ポイント減」という言い方/書き方をして区別しているようだけど、同じ「%」で表現していると、上記の前者みたいにそれ同士足したり引いたりする勘違いをしてしまうと思うので、注意が必要かと。
 いずれにしても、ふた通り以上の解釈ができる場合は、別の表現で以って念押しはしといた方がいいはず。
 いやひょっとしたら、前者のように目標高く見せるのが目的なのかも。(ウガち過ぎですか…)

 3月にはこういうニュースもあった。
 中高年(40~64歳)の引きこもり者の数が推定61万人で、以前調べた15~39歳の推定54万人よりも多かったとのこと。
 でもそれって、40~64歳の全体数、39歳以下の全体数がわからないと、比較できないんじゃないか。例えば「1000万人中の61万人」と「100万人中の61万人」とでは、おそらく意味が違ってくるだろうから。
 もちろん、苦労しているご家族、周りの人、そして引きこもっている本人にしてみれば、割合なんてどうでもいいことではあるのだが。

 ところで川崎の事件(こうして町の名前を連呼されるのは、当の市民/出身者にしてみれば不本意なことだろう)は悲惨だった。気の毒で、ニュースもあまり見ていられない。
 自死してしまった加害者も、引きこもりだったよう。もちろん、引きこもっている人皆がみな何かをしでかすわけではないし、僕だっていつ引きこもってしまうことになるかもしれないのだが、世の中との健全なつながりは持っていないといけないんだろう、人間は。

 〔写真の記事は、勝手ながら朝日新聞より〕

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