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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

朝青龍問題、ほか

2007-09-02 11:37:19 | 時事
 
 大方の見方とは違うかもしれないが。

 横綱・朝青龍がモンゴルに帰国した。大相撲協会や横審では引退勧告を考えているようだが、ちょっと待ってもらいたい。
 だいたい、一流の人間というのは孤独であり、ワガママなもの。サッカーの中田にしろ野球のイチローにしろ、小泉前首相にしろブッシュ大統領にしろ、自分の流儀というものを持っていて、それを追求していくものだ。釜本さんだって長島さんだって、ワガママだった、少なくとも、自分の気持ちに正直だったはず。双葉山や松井選手といった人たちは、模範的ではあるが、例外中の例外であろう。
 戦国武将で言えば、織田信長や豊臣秀吉なんか、天下人だから好き勝手していたようだ。会社だって、トップはワガママなものだ。いや、それくらい我が強くないと、頂点に上り詰めることはできないのだとも言える。気の優しいお人好しでは、厳しい競争社会ではトップに立つことなんてできない。
 いくら師匠・弟子の世界とはいえ、大のオトナに「教育」なんて、そもそも無理な話。ある程度の年行けば、性格は変わりっこないのだから。みんなの周りにもいるでしょう、いくら言っても聞かない奴/わからない奴ってのは。

 大臣とカネの問題がまたぞろ出ているようだが、そんなの、どーでもいいように思う。政治家ってのは「世の中どうして行くのか」というデカイこと考えるのが仕事であって、金勘定なんか、放っておいていいんじゃないか、と。鬼の首でもとったように騒いでいるけど、チマチマしたこと言ってないで、仕事させてやれよ、と思う。
 そりゃあ過去をほじくれば、誰だって何かしら出てくるもの。「大臣だから」と言うけれど、大臣になるくらいの人物ならば、〈清濁併せ呑む〉くらいのことはやっているはず。非難している人たち、正義のためという名分なのだろうが、偉くもなれないヒガミ、ととれないこともない。
 それとも、毒にも薬にもならないような、面白くも何ともない人間が大臣やった方がいいのだろうか。そういう世の中に、したいのだろうか。
 あと、どの派閥から何人入閣したかってのも、ホントにどーでもいことだ。

 中華航空機の事故の原因となった、ボルトの燃料タンクへの突き抜けというのが調査委員会より公表された。この写真というのがまた肝心のところがピンボケになっていて、写真くらいちゃんと撮れよ、って思ってしまう。(それとも、わざとピンボケにしたか?)

 ちょっとグチっぽくなってしまいました。

 〔写真は、asahi.com より〕


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