フランス剣道&子育て日記

当地で再開した剣道、40を過ぎて授かった三人の子供。外国暮らしの悲喜コモゴモを、まあボチボチ書いていきます~。

3月18日水曜日、外出禁止令下の街を行く。

2020-03-19 02:10:54 | Weblog
午後1時:まずは、土曜日に行ったNon Assiduの答案を取りに、大学へ行く。
いつもと違う、メトロ側の駐車場に車を停める。

情報通り、E棟のドアは、バッジを使っても開かない。
セキュリティに連絡して、来てもらう。



待っている間に、向かいのD棟前にいた猫の写真を撮る。
猫にコロナは関係ニャイ。

セキュリティのお兄さんが扉を開けてくれて、
一緒に3階の研究室まで、上がってくる。
302号室を自分の鍵で開けて、必要書類をカバンに入れる。
そのあと、303号室へ行って、自分のクラスの答案も回収する。
鉢植えに水をやる。
部屋を開けるたびに、セキュリティのお兄ちゃんがトランシーバーで、
「え、302号室、今、開きました」と本部に報告する。
また下まで一緒に降りて、B棟を出て、別れる。
お兄ちゃんはマスクなし。

駐車場の車に戻り、デイパックを置き、
医者用の書類を持って、Villejean駅からメトロに乗る。



車内に、僕も入れて、4人だけ。

午後1時半頃:Saint Anne駅で降りる。



閑散としたサン・タンヌ広場。



パン・サンドイッチ屋さんは営業中。
向かいのブリオッシュ・ドレは閉まってた。

映画館も





行きつけのギター屋さんも



この通り。

1時45分頃:カルディオローグの診療所到着。
でも、受付の人に、「早く来すぎた、待合室に複数ひとがいるから、待ち合わせ時間(2時15分)ちょうどに来るように」と言われ、
時間潰しの散歩をする。



Rectorat(国家教育省の地方機関)まで、ぶらぶら。





だぁ~れも、いません。



花もコロナは関係なし。





えゔぁまいなすさんごうき。

15分ちょうどに、クリニックへ。

受付で、アルコール消毒液で手を洗うように言われる。
Carte Vitaleとか、かかりつけ医からの紹介状とか、渡すのか、どうしようかと
おずおず差し出すと、バッと奪われた。
手ぇ洗ても、そういうもんにウイルスが付着してる可能性もあんのに。

45分待ち。
その間、受付のおばちゃんが何件も、予約の電話に
「今は緊急以外は予約を受け付けていません。エピデミーが終わってから、また連絡してください!」
と答えていた。

心電図に異常なし。
ずーっと昔にやった覚えのある、自転車漕ぎすら、させられなかった。
医者にとっては、僕の心臓は健康そのもの、ということ。

ふたたびメトロに乗って、Villejean駅まで帰り、駐車場で車に乗る。

帰途、アジア食材店のPiment Rougeに寄る。
スーパーや食料品店は営業を許可されている。

日本米(ニセモンやけど)10キロと、白菜など買う。
白菜は、なぜか急に、キムチを漬けたなったから。

5時頃:帰宅。

マスク装着率:

ケネディの交差点を渡る、中国人っぽい女の子がくちばしマスクをしていた。
地下鉄内ゼロ。
道で行きあった人(全部で15人くらい?いくつかのバス停で固まって待ってた)ゼロ。
診療所の受付のおばさんとお医者さんたち全員装着。
Piment Rougeのレジのおばちゃんはマスク。それ以外の店員はなし。

以上。

外出、好奇心もあって楽しみでもあったけど、グッタリ疲れた。
政府指定の「外出許可願い」を携行しとったが、
いつ・どんなふうに、それを見せろて言われんのか、
けっこうドキドキした。
結局、そういう機会はなかったが。

外出中、パトカー3台別々、白バイ2台連れ、に出くわした。
帰りの高速降りたところで、車が一台、検問されとった。

外出禁止令違反で捕まると135€(1万6千円)の罰金やからなあ。



わしの外出許可願い(外出理由証明書)。