フランス剣道&子育て日記

当地で再開した剣道、40を過ぎて授かった三人の子供。外国暮らしの悲喜コモゴモを、まあボチボチ書いていきます~。

『未来のミライ』(2018年)

2019-07-10 11:38:48 | Weblog


トモエと観た。

うーん、いくらなんでもちょっとお気楽すぎやないかなあ。
ひと言で言うと「超保守的」アニメ。

離婚、DV、虐待、不登校、引きこもり、貧困…「家族」をめぐる問題が噴出しとる昨今、
こんな理想的な家族を描いて何になる?と思た。

統計的にどうかは知らんが、
ウチのように多々問題のある家族が、
ソーシャルアシスタントんとこ行ったりすると、
もうそういう家族が目白押しなんよ。
自分ちと比べてもゲンナリしたナ。
おとぎ話、いうことなんやろか?

リアルさという点で細かいことになるけど、
➀いくら作中で自己批判的なセリフがあるとはいえ、
バリアフリーの流れに真っ向勝負する家の作りはいただけん。
パパが今どきの建築家なら、そこにこそ創意工夫をつぎ込んでしかるべきやなかろうか?

➁百歩譲って、オムツも取れん4歳の男の子が、
それまでバランスバイクに乗ってたわけでもなく、
あの短時間の、しかも一人での練習で、自転車に乗れるようになるのは認めるとしても、
「芝生の上」での練習は絶対にありえない。
あんな漕ぎにくい場所で練習なんてできるはずがありません。

『未来のミライ』が賛否両論になった「10」の理由