フランス剣道&子育て日記

当地で再開した剣道、40を過ぎて授かった三人の子供。外国暮らしの悲喜コモゴモを、まあボチボチ書いていきます~。

散髪屋さん

2007-09-30 14:39:38 | Weblog
お兄ちゃんの散髪、これまではウチでバリカンで刈っていたんですが、
そのたびに大泣きして、えらい騒動になるので、
今回は、ロザが街の散髪屋さんに連れて行きました。
ウチとは打って変わって大人しく、
散髪屋さんの言うことを何でもよく聞いたそうです。
                                 





「借りてきた猫のように大人しい」は、
フランス語で「sage comme une image」
(描かれた絵のように大人しい)と言うんですね。

ローカル線一日乗り放題1ユーロ

2007-09-20 21:33:26 | Weblog
昨日9月19日水曜日、タイトルのようなSNCF(フランス国鉄)の企画を利用して、
城壁の町で有名なサン・マロへ行ってきました。



これが切符。ロザとあわせて大人2人で、しめて2ユーロ。



この電車に乗って来ました。サン・マロ到着~




城壁の上に登るとこんな感じ。



ちょっと公園で遊んだ後、レストランでお昼ごはんを食べました。



遠くにフェリーが見えま~す。



帰りの電車を待っています。
後ろに停まっているのは、TGV(フランスの新幹線)。




新幹線のおもちゃと一緒に旅行しました



お土産は、このカモメさんです。

お味の方は・・・?!

2007-09-13 17:38:05 | Weblog
先日載せた「日式ラーメン」と「焼きラーメン」、食べてみました。
後者は、日本のソース焼きソバというより、



「韓国風焼きうどん」でした(この写真はヨソから取ってきた)。
ソースが、甘くてドロッとしていて、ヘンなダシが効いています。
とにかく全然、日本の焼きソバソースじゃないんです。

それなりに美味しいことはおいしいんですが、
「日本の伝統的製法」というには、かなり難があります。

「日式ラーメン」。
こちらは、スープを作ったとたんにイヤな予感が
あ、赤い・・・
スープが真っ赤なんです。
食べてみると、スープは魚系で、トリガラでも、
トンコツでもなく、あとは辛いだけ。

こちらもまずくはないし、
日本にも激辛ラーメンというのもあるからいいようなものの、
それでも、「日本のラーメン食べたいな」
と期待して買う人(僕のような)にとっては、
「羊頭狗肉」以外の何物でもアリマセン。

コリアンよりジャパニーズの方が、現在のところ、西欧における知名度が高いから、
というマーケティングなんでしょうが、
僕のように期待して買う日本人に対しても、
コレを日本の伝統的な食べ物と思って食べる外人サンに対しても、
失礼な気がしますよね、やっぱり。

堂々と「韓国の伝統的製法」と謳っても、
実際の売れ行きはそれほど変わらないし、
商売としてもその方がずーっとまっとうだと、
僕は思うんですがね。

一日公開

2007-09-09 17:59:13 | Weblog
昨日土曜日、わが剣道クラブの一日公開がありました。
「剣志会」は、Cercle Paul Bertというスポーツ&カルチャーセンターに所属しています。
きのうは、そのセンターのサークル紹介の日だったのです。







三段のフレデリック君、二刀を遣います。

剣道のコーナーを訪れたのは、午前中で2~3人でしょうか。
まあ、こんなもんです。

他の写真は、クラブのサイトに行って、見てくださいね。

http://sebastien.guillot4.free.fr/galerie/thumbnails.php?album=81

9月1日、2日の写真もリンクを貼っておきます。

http://sebastien.guillot4.free.fr/galerie/thumbnails.php?album=80

日式ラーメン

2007-09-04 23:55:50 | Weblog


ロザがカルフールで見つけて買ってきました。
左が普通のラーメン、右が焼きソバのようです。

日本語が母語の人なら、
「日式ラーメン」、「焼ラーメン」なんて言わへんよな、
と思いつつ、裏を見ると



でした。
「日本の伝統的製法にしたがって韓国で作られた調理麺」と
フランス語で書いてあります。
日本語では「前もって料理された麺」???となっていますね。

「作り方」はこうなっています。



タイトルからして「食べた方法を煮る」です。
(文字が小さくてスミマセン。)
以下「遅い熱について油の1つの大さじをパンに入れてください。」
と続きます。
英語からの直訳なんですね。
訳というよりも、コレを書いた人は日本語を習ったことなどないのでしょう。
辞書や翻訳サイトの言葉を丸写ししただけ。


予算を削るためか、ただ面倒なのか、
それとも本気でちゃんと日本語になっていると思っているのか・・・
誰でもいいから日本人を見つけて尋ねれば
すぐわかることなのに、
何だかなあ・・・

いまだにヘンな日本語をしゃべる役者が登場するハリウッド映画を見たり
(日本人なんて回りに山ほどいるでしょ)、
こんな商品に出会ったりするたびに、そう思います。

肝心のお味のほうは・・・
まだ食べていないのでわかりません。
そのうち報告します。

夏の終わり

2007-09-04 22:31:03 | Weblog
というか、
今年ウチには「夏」が来なかったような気がするのですが・・・

とまれ、けさ僕は、夏に育てた野菜の収穫を終えました。



大根がたくさん採れたのにはビックリしましたネ。
形は悪いですが、スもあまり入っておらず、
味噌汁に入れたりして、けっこう美味しく食べました。

あるとき写真の右側くらいの太い大根を抜いたら、
内側がすっかり空洞になっていて、
その中に巨大なナメクジがすっぽり収まっていたんです。

足元?を飾る白い小さな水玉模様が、
なかなかキレイというか、グロテスクというか。

のうのうと這い出してきたナメクジは、
目をつぶって、長靴のかかとで思い切り踏み潰しました。
その感触も、何と言うか・・・何とも言えないのでした。

今でも夢でうなされます

カボチャは、いくら待ってもこれ以上大きくならないので、切りました。
どうやって食べようかナ

今、あとに何を植えようか、思案中です。

剣道も新学期!

2007-09-03 22:59:28 | Weblog
ウチの剣道クラブ「剣志会」の夏休みも先週終わり、
8月27日月曜日、30日木曜日と
2回稽古に行きました。

フランスの夏は、仏剣連主催の合宿などを別にして、
各々のクラブは、通常、稽古場所の体育館が夏季閉鎖になるため、
一ヶ月間ほど夏休みを取ります。

いや、久しぶりに会う仲間たちとする稽古は、イイものです

それから、9月1日、2日の土日は、
レンヌから車で一時間のサン・ブリユーSaint Brieucという町で、
そこのクラブの20周年祝いも兼ねた合宿に行ってきました。



全然直っとらんがな~撞木足
お相手は、五段のルーケット先生。

これが全体写真。



仏女子ナショナルチームのノルウェン五段(前列中央)も、
このクラブの出身だったんですね。
久しぶりにお稽古、いただきました。

子供たちは・・・




初めてホテルで一泊するので、大興奮!?
静かにしてください

で、夜はその場で宴会。



はあ~っ、何とか無事に朝ご飯。



そして稽古の後・・・



昨日同様、体育館は、子供たちの運動場と化すのであった・・・。





ウチの子じゃないのは、レオーニちゃんとティモンくん。
このクラブの指導者マキシム四段のお子さんです。

新学期

2007-09-03 21:57:10 | Weblog
 

先週の火曜日8月28日、出雲が初めて幼稚園へ行きました。

フランスは、9月が新学期。
でも、入園式・・・園長先生のスピーチ、
新任の先生の紹介といった「儀式」はありません。
普通に連れて行って、クラスの先生に預けて帰ってくる。
それだけです。

ちょっとは何か形式ばったモノが欲しいような、
やっぱりコレの方がいいような、複雑なキモチでした。

8時半に登園(徒歩3分)、11時半に迎えに行ってウチで昼ごはんを食べます。
それから1時半にまた連れて行って、4時半に連れて帰る、
というパターンです。
水曜、土曜はお休みで、月・火・木・金の、週4日の通園になります。

お昼は、給食があって、事前に言っておけばいつでも食べられるのですが、



ま、彼の食事はいつもこういう状態なので、
しばらくはウチで食べさせて、幼稚園にも慣れてきたら、
給食を週に一回か二回、頼もうか、と考えています。

それに、給食を食べる場合は、
朝8時半から午後4時半まで学校に居続けることになるので、
何とも3歳児には、少しキツイ気がするのですね。

フランスは、共稼ぎも多いし、「オムツが取れたら即学校」というのが
普通のようです。
おしっこが言えるようになるのも、比較的早い。
ですから、2歳半から幼稚園なんていう子も大勢います。

ただ、こうした幼年時教育の成果はかなり上がっているが、
その後の初等・中等教育については、
生徒一人当たりにかける時間とお金が他のEU諸国と比べて多い割りに、
結果が今ひとつ、という報告が先頃ありました。

フランスでは、幼稚園も「エコール=学校」と呼びます。
「お兄ちゃん、今日も学校、行く? 早よ起きて、行かなアカンで!」
という感じです。(寝起きがすごく悪い・・・。)

何はともあれ、これから十ナン年間は続く、彼の学校生活が始まりました。

おまけは、弟クンの「トマトソースの恐怖」です。