四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(乙日干辰月木旺生まれ②)

2021年04月17日 21時00分00秒 | 命理
   
☆山野草の類も元気に花芽をつけてます。なるこユリ、しぶといですね。しぶとい私でも見習いたいと思います(;^_^A

☆ホウチャクソウ、やや今年は小ぶりです。これ、肥料がいるんかな?と思うのですがどうなのでしょう。

☆命理
 こんばんは!!
さて、本日は気が付いてなかったのですが・・・・土用入りです。今朝の新聞で書かれていたので気が付いたという次第です。木旺から土用に入るので、春は終わりますね。土用と言っても土勢はまだまだ弱く春の土用は微妙です。何日に生まれたのか必ずチェックして解命しています。この時期、木火が並行している感が強いですが木は退気、火は進気です。同時に土勢が急速に勢いをつけるのから生まれ日によって必ず精査が必要です。
 さて、本日はまた乙日。本日は乙未日です。10日前と時干支は同じで解きます。

辛丑
壬辰(木)
乙未
丁丑
本日が土用入りですが午前3時54分です。本日命は丑刻生まれですから土用入り前です。さて、どうしましょうか!と悩むこともないと思います。干支は同じですし、五行の旺衰はなだらかですから曖昧なグレーゾーンの生剋制化を丁寧に見れば良いのです。こういった折の格の決まり事は無効でしょう。意味がありません。比肩格なのか財格なのか、それは生まれた旬を表すのみの話ですから解命に変わりはありません。普通格の場合、格は八字の旬がわかるだけです。便利だとは思いますが・・・

本日命も蔵干を入れます。
辛丑(癸己)
壬辰(乙戊)
乙未(丁己)
丁丑(癸己)

 日干乙木は辰月木旺に生まれた比肩格の命となります。と一応、格を取ります。しかし2時間以内に戊土分野に生まれた正財格となるのです。本日命は月令のある乙日干となりますが乙は退気です。そして地支は土性支がずらりですが、土は死令に近いかというと死令は脱しつつあるという状態と判断します。ですから土多ではなく弱土が点在と看たら良いでしょう。かといって弱い中に団結した土と看るのも間違いでもなさそうです。土は減力する要素はなさそうです。未と丑は火の生土があります。辰中戊も生金は少なく天干の壬と丑中癸水に力を使うため、やや弱化かという程度です。

 結果、具体的に数値で表現してみます。・・・端数は省いて簡単に!!
木8 火4 土8 金1 水5
 全くの不強不弱となります。印比劫と食傷財官が対です。しかし日干乙木のみを看ますと力を消耗する相手である食傷財官はやや減となり、不強不弱のやや強と取ります。ホントにわずかに強かという程度でしょう。どちらかにしないと書けないから決めるというところです。しかしながら運歳ではその都度の精査が必要ですから毎年の流年干支と大運干支を合わせて日干の強弱を取るのが良いと思います。

 しかたがないので喜忌を書くとすれば・・
格 比肩格
日干 不強不弱のわずかに強
用神 やむなく丁
喜神 火土
忌神 水木
閑神 金
調候 不要

 本日は、八字の段階で強弱を計るのが難しい事例でした。丁火でも相令の強い火があって、年干の辛を源頭に綺麗に流行する八字です。水木強だなと思うのですが丁火でも良好な火の作用もあり、やる気満々でも気持ちだけが空回りすることはなく、さりげなくきちんと着地できる八字ではないかと推します。
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