四柱推命≪詩子の推命日記≫

四柱推命に関する日々の命理的考察およびフリートーク

本日命(甲日干亥月水旺生まれ)

2018年11月28日 20時43分30秒 | 命理
☆命理
前回のブログで老いを嘆いたところ、本日の生徒さんが「年のわりにバレエだって若い人たちに引けを取らないくらい頑張ってるじゃないですか?何であんなこと書いたんですか?」と聞かれました。何を隠そう・・先日、ユニクロに本当に久しぶりに行って暖パンをⅬにしようかⅯにしようかと履き比べてたときのことです。鏡に写った足をみてぞっとしたのよ~!!と。こんなに青白かったかしらん?これ、昔の実母とそっくりじゃない?と想像を絶するものを見たからよ!!と言い訳しました(笑)。

さて、本日は甲子日です。
戊戌
癸亥
甲子
甲戌 

 甲日干は亥月水旺の生まれです。亥月も本日は水勢も極まり地支には亥子と団結し月干癸水が透ります。年干の戊に剋されて癸水は弱化しますが、地支の2戌中には辛金と戊土が蔵されて湿土生金生水とエネルギーは土金水と流通し水に集まります。甲木はこの時期は相令の強さですので弱くはありませんが納水できるか否か、またできたとして生火に繫がるかどうかを見たいところです。また壬水が月令を得ているものの日支は子水、月干は癸水ですので甲木にとって慈木はされてもどの程度の流通なのかを見たいと思います。

 まず亥月水旺は寒冷の気が強く凍木の気配が漂います。丙火調候は欲しいというより必須条件となります。丙火なしでは流通はあまりせず癸水の慈木に頼りたいので喜の慈木ですが見かけほどに日干を強めるわけでもありません。よって日干のみの甲木は湿感は増し大過する印の水に任じる責があって浮木の様相です。それと比較して時干の甲木は位置が良いので日支子水のみの慈木でそこそこの強さを持って時支の戌土を制します。

 2甲は団結も厳密には様子の違う2甲です。本来なら浮木をさけるべく寅卯の根と丙火調候を第一とするところですが、八字ではその条件は満たされることはなく、時干の甲の幇助を頼みとすると判断できます。2甲あっても湿感が違いますので日干のみでは力なく丙火をみても火源となるには湿木過ぎますが時干の甲木は生火可能に近いと看ます。また団結というプラスαは大きいものがあります。

 よって喜忌をとりますと・・・
日干:不強不弱のやや弱
格:偏印格
用神:やむなく甲
喜神:木 
忌神:土金
閑神:火 水  火は過ぎると洩身の忌 水はこれ以上は忌
調候:丙なし
と取ります。

 このように喜忌を取っても大運ではまた様子が変わってくるものです。仮に逆旋して金旺運に巡ったりしますとさらに水強となっていきます。
第一運より壬戌 辛酉 庚申 己未 戊午 丁巳 丙辰・・・となります。また生まれてすぐでも来年は己亥 庚子 辛丑 と金水年が続きます。
大運も第一運は壬水の印、そして地支は戌ですから土金と水に流れて日干はさらに湿感が増していきます。2甲も双方とも大過する水に浮きます。
第二運、第三運ともに純金運です。庚にしても日干との剋戦もありますが大半は化殺されて日干にエネルギーは集まりますので浮木です。30年間も丙火なく甲木の状態が悪いのです。
印の忌象、官殺の忌象、さらには甲木の木の病、水の病、合わせて水木の部位、と挙げればきりがないほど病原も出そうです。まず子供なら眼目で近視など。腎系、血脈系、女命なら婦人科系と厳しそうです。

 ですが、こういった看命をされて絶望的になるかと思いますが、実際はそれほど悪くもないだろうと私は感じています。実際命はそれほど悲観的になるような事象は起きないのではないかと思うのです。それは水旺月の木日干に多いように感じています。それはなぜなのか、わかりませんがホントウにそんなに悪くはないのです。日干は印大過に埋もれそうでも八字が物語るほどに悪くなっていないことが多いように思います。やはり相令の木であることや本日命でも書きましたが凍木であって流通のないところの良し悪しとでもいいましょうか!!浮いているようでも寒冷の木には変な強さを感じるのです。本日命はそんなに悪くはならないかと推します。晩年は良い運気に向かいますし・・・
まあ、いずれにしても家族間のエネルギーの補い合いなどもありますが、そんなものがなくてもそんなにひどいことにはならないのがこの時期の木日干ではないかと理論外のところで感じるのです。わかりませんが・・・
本日、甲日干は水旺月の考察でした。
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誰も見てないのにねえ💦

2018年11月24日 20時55分13秒 | フリートーク

☆YORIに抱っこされて・・

☆フリートーク
丸亀城周辺の街路樹も色づき始めて冬らしくなってきました。今年の豪雨で崩れてしまった城壁が痛々しいです。久しぶりに天守閣まで登って崩れたところを眺めてみたのですが、これは長いことかかるだろうなとタメ息が出る思いでした。一気に「見返り坂」を登ったら息はハアハアでした。友人は軽く登ったわよ!みたいな感じなので、聞いてみたら結構毎日歩いているとか(都会に住んでて車は乗らないらしい!)・・・・私は最近、飯野山は忘れるくらい登ってないですからかなり弱っていることを自覚しました。何とかしなくてはいけません。週2回の大人バレエをしてても使う筋肉が違います。
 老化を防ぐために気にかける箇所は数限りなくあります。取り上げると毎年増えていくように思います。
〇一番に足腰
〇次に顔のたるみ
〇目じりのしわ
〇首のしわ
〇手のしわ 
〇腕のたるみ
〇生え際の白髪
〇髪質のへたり
もう手に負えない!!

次に見えないところでは・・・
〇お腹の肉
〇お尻のへたり
〇胸のへたり
〇太もものたるみ
と、手に負えない現実に人はあきらめていくのだと悟ります。こうやってすべてをあきらめて行くんだなとつくづくと思うこの頃です。まだあきらめてなかったの?というのが正しいところでしょうか!!これが老婆へと気持ちが入っていく過程かと思うのと同時に不思議な感覚ですが、これを受け入れて老婆として生きていこうと素直に思えるようにもなるのです。完全に気持ちが静かに移行しつつあるのですが、心地よいものもあります。これって誰にも理解して頂けないかもしれませんね(笑)。

ささやかな葛藤の心情を書いているのですが・・・私の両親もまさに80代ならではのこだわりを見せてくれたものです。父は生前、入所していたのときにも自分の個室から食事場所に車椅子で行く際に羽織るベストを選んでおりました。かなりのこだわりでした。また散髪をしても耳のあたりのカットが恰好が悪いとかで憤慨していたこともあります。

本日は実母を訪ねてきたのですが・・・彼女が眉毛の形を見てくれないかというのです。エッと驚きました。眉毛なんかどうでもええじゃないかと思うのですが、母にしてみると左右が上手く整えられないというのです。自分で服を着たり、お風呂もままならないのに何を言っているのだろうかと思いました。「ばあちゃん、人は見てへんよ!!眉毛、大丈夫やで!おかしくないよ!!」となだめたものの、後で悪かったかなと反省でした💦

私の年代でも誰も見てないよね!!気にするのやめようか!!などという会話はしょっちゅうです。でも母にあって驚いたのと自分を省みるに同じことかと思った次第です。



☆ハルアニキっていいやつだよね。そばでいたいのかな!!一緒に並んで寝てたので写メをするとお目めがパチッと空きました。
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本日命(丁火亥月水旺生まれ)

2018年11月21日 20時57分12秒 | 命理
☆命理
本日は丁巳です。
戊戌
癸亥
丁巳
丁未

 丁日干は亥月水旺は死令の生まれです。先日、触れましたように丁火柔中です。陰干の丁火の象も弱く日支巳に坐しますが亥と冲剋戦して弱化激しい巳火となります。陰干弱きを畏れずの丁火です。文化的な火の象も時干支は丁未でこれも陰干ですが時干支ですので傷みもなく日干側となり丁火の幇助となります。未中己土も湿感はなく八字内では火を晦火させる要素はありませんが運歳の水では要注意となります。
 最もほしいのは甲丁不離ですから甲木の印です。特に水旺月は官殺の剋を直に受ける形なので通関して生火する甲木の嫡母が最喜神なのです。当然ながら木多火熄はいけませんがこの八字でしたら甲木が先ですがありません。残念です。日支巳は冲剋で弱化しますが、調候の丙火でもあり八字全体を暖にする最も良い位置です。冲に逢うのが残念ですが冲に逢ってでも欲しい調候の丙火かと思います。未と巳の位置が逆でしたら最悪でしょうか!!未燥土も亥水にあたって湿土化し、巳火を晦火させるというパターンになるのです。日支が巳で良かったです。
年月干支は月干支の癸亥を年干支の戊戌が剋して弱化させ、日干を剋身するのを間接的に助けています。戊戌は遠隔で日干に無情であるのが良いというところです。運歳でも水に逢えば、年干支の戊戌が制してくれるので助かります。でも欲しい火が巡ると戊戌に晦火するという難点もあるので喜忌参半の年干支となります。
喜忌をとりますと
格:正官格
日干弱
用神:やむなく巳中丙火  甲が取れない!!
喜神;木火
忌神:土金水
閑神:なし
調候;丙不及  巳中丙火は調候も冲にあって弱いので!

 本日命は日月に冲があるので配偶縁に忌象が起きそうだと思われるかもしれません。ですが、日支は喜神の巳火です。この八字の中で最も良い干かと思います。冲に遭うので配偶縁にゴタゴタがあるとか、縁がないとか、そんなことではないと思います。冲に遭うのが惜しいということなのです。
 順行運で甲子 乙丑 丙寅 丁卯 戊辰 己巳・・・と巡れば、寅や卯の東方運はとても順調な様子です。冲剋は寅や卯が通関して緩和されますので配偶縁の喜象はあり、良き伴侶に恵まれる可能性です。
 性情は3陰で陰命的傾向です。丁文で文化的興味も高いでしょうし、未に坐し地道、保守でしょうか!また巳火の審美眼は文化的視野を高めていくには適しています。亥月水旺生まれは少し頑固でも表裏なく生真面目に社会に対応して生きて行きそうです。身弱でもなかなか気概のある人ではないでしょうか!!陰干特有の粘りと頑張りを感じる命です。
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丁火柔中!

2018年11月17日 20時11分31秒 | 命理
☆命理
では続いて丁火です。前回の丙火と比較してみましょう!!

滴天髄では次のように書かれています。
「丁火柔中 内性昭融 抱乙而孝 合壬而忠 旺而不烈 衰而不窮 如有嫡母 可秋可冬」

訳します!
 丁火は柔にして中庸です。内なる性は昭らかで融(ゆる)やかです。乙を抱きて孝となり、壬と合して忠となります。旺じていても烈しさはなく、衰えていても窮(きわ)まらず、もし嫡母があれば秋可し冬可しです。

解釈しますと・・・
 丁火は陰の火ですので烈しくなく柔らかな火です。外面は柔らかですが内面は緩やかに燃えていて文明の火を秘めています。乙に合えば丁火は金を煅金して剋の意を薄れさせる孝の作用をし、壬と合すれば丁壬は化木して生火するという忠義です。火旺にあって丙火と逢ってもその性は烈しくはなりません。衰えても丁火は陰干ゆえに窮することはないのです。仮にも嫡母の甲木があれば丁火は秋冬の退気の時はもちろん年中安泰です。

 さらに解説をいれますと・・・このような意味あいですが、ところどころ頂けない記述はあります。現代命理に合わせると古書は間違いもありますがとても深いところで干の特徴を教えてくれるものです。丁火にしても乙に合えば丙火のように乙を温めかえるような作用はないでしょうし、丁火は調候の代用にもならないでしょう。本当は丙火がほしいところに丁火しかない八字でやむおえず丁火を代用し「用」としたりするのをみますが月とスッポンくらいの違いがあります。また壬と丁の合で化木などはあり得ず妄論としてとうに片づけてしまった感がありここで取り上げる理論でもないでしょうか!

最も大事な点は「甲丁不離」で、丁火は嫡母の甲木があればどんなに寒い冬でも旺水を納めて生火につながります。金気の強い秋でも甲木は護ってくれる守護神です。甲があるだけで丁火は救いとなる八字は多く見かけます。これこそ真神ですから・・・もちろん甲と丁火の力関係はバランスがとても大事であることは言うまでもありません。水気の多い甲では生火しにくく、また丁火があまりにも弱いと燃えるに至らないこともあるということで想像すると良いでしょう。また月令のある丁火も丙火が近貼すればこれは丙火奪丁で丁火の良いところである文化的要素は奪われることでしょう!

本日は丁火についてでした。
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丙火猛烈!

2018年11月14日 21時11分28秒 | 命理

☆テン、少し美猫ッぽく写りました。

☆命理
ここ数日は丙午日干水旺生まれでコメント欄が賑やかでした💦 日時に印比劫が団結すればそれはそれで強さを誇れることになることは間違いないと思います。確かに2丙あったり巳午の2根があるなど死令生まれにはこの上なく有難いことだと思います。
 丙火日干水旺月も荒れ狂うほどの水旺であったとして日干弱と判断したとしても日時干に団結する丙火は見かけ以上に強いのかもしれません。日干強弱は食傷財官との相対的な比較です。またそれ以上に絶対的な団結した強さを持てる配合であれば日干強となったりします。「強」という一文字にはかなり幅があるとも思うので文字面で「強」と書いて、読んだ人も捉え方が違うのではないかと感じます。「弱」といえばどんなに弱いのかと思う恐れもあります。それぞれが学んだ命理の感覚で読まれていると思うからです。

 本日はブログにて補足です。滴天髄の天干論を引用します。
丙火というのは滴天髄の天干論のところに次のようにあります。
「丙火猛烈 欺霜侮雪 能煅庚金 逢辛反怯 土衆成慈 水猖顕節 虎馬犬郷 甲木若來
必當焚滅」
これを訳しますと
「丙火は周囲を照暖する猛烈な火です。霜を欺き雪さえも侮り畏れません。よく庚金を煅金します。辛金に逢えば合して弱化は反って怯むものです。土が重なるとき火は土を慈しみ生土します。水勢が猖(さか)んなのも丙火は畏れず却って猛火を抑え、丙火の良いところを発揮します。寅午戌合するところに甲木が来たりすると必ず炎上して焚滅するものです。」

 というように丙火の特性が書かれています。さらに噛砕いて解釈しますと、
丙火は猛火なのです。つまり亥子月水旺であっても丙火日干であれば調候も無くても良いとさえ言われます。水火戦となっても水は畏れないということでもありますので数値での計算上の日干強弱だけ、つまり扶抑だけで八字を看ると間違うということでもあるのです。もちろん輔映湖海となるのは日干強であるのは条件です。冬月には難しい相談でしょう!ということは丙火は水は畏れないが、土多は嫌うということも上記の滴天髄天干論にはあるのです。猛火は湿土に納められるのは喜なのですが、そこは過ぎたるは及ばざるがごとしですので湿土への晦火晦光は最忌です。また庚金を煅金するというあたりは正しいですし、丁火のほうが干の相性としては適しています。辛金と合すると却って怯むというあたりも「合去」や「化水」は妄論であり得ないものです。合は単なる剋の意と解釈して、丙火も辛金も双方弱化と判断して読み取るのが正解でしょう!!
 
 このように丙火を理解していくと丙火の特性というのが分かるかと思います。他の陽干にしても同様に強きを求めるのも同じでしょうし、干の特性はそれぞれがもっています。
甲木参天、戊土固重、庚金帯殺 壬水通河 とそれぞれの出だしを書いただけでその特徴が出ます。逆に陰干は全体として「陰干弱きを畏れず」という観点は重要で、少しくらい日干弱でも畏れることもないのです。特に「癸水至弱」と書かれていて癸水は最も弱い陰干であるということです。他、己土は「水多木多を畏れず」ですので水財や木官殺が重なっても耐えうるという判定が下るでしょう。このあたり、乙日干は官殺のなら金ですから、同様に財官が狂うほどあるとすれば、己土日干同様の判断はできないのです。乙は金気を嫌います。
というように日干と他の五行を比べてみて、数値的に日干強弱を出したとしても干の特性を考慮せずに八字を看ることはできないという意味でもあります。
 ですから通変のみでの理論はありえないということに繋がります。通変は事象推察の一手段にしか過ぎないということでしょうか!!
 話はもとに戻しまして・・・・本日は丙火の特性に触れてみました。参考になさってください。詩子



☆我が家は広いので今までの猫には買ってあげたことはないです。キャットタワー場所を取りますね。


☆大きくなりました。現在800g。
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