続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2522。

2017-01-10 06:43:08 | カフカ覚書

それで、人びとは、さっきも申しましたように、事件全体がまるくおさまれば、大喜びしたことでしょう。わたしたちが不意に出かけていって、事件はもう片づいたと言ってやるか、たとえば、これはある誤解にすぎなくて、その後すっかい氷解したとか、たしかに過失があったのだが、すでに行為によって償われたとか、あるいは、これだけでも十分だったおもうのですが、


☆ただ、人びとは、すでに申しましたように、事件全体が無事に解決したら歓迎したでしょう。不意に先祖の汚点が生じ、報道された時にはすでに整理されていたと言い、ただ先祖は、誤解を十分解明しなるほど過ぎ去ったこととして穏便に済ませることで、人びとは十分(納得した)とおもうのですが、


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