続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雨・・・。

2013-10-02 06:25:08 | 日常
 台風の接近に伴う雨・・・。これから午後にかけての通過であれば、さすがに「歩こう会」は延期になるだろうと思う。

 先月も状況はまったく同じで順延となり、その日も雨もよいだったけど実施。このところ雨にやられてばかり。(まあいいか、気楽にお天気任せということで・・)

 
 本来、雨は好きである。雨が降るとむしろ嬉しい。世間と隔絶されたような孤立感が性にあっている。
 雨にけぶる町並みや山々の景色も、どこかもの悲しく陰鬱になる。窓をそっと開けて何気なく外を見ていると大抵の人がうつむいて足元を気にしながら歩いていく。
 そして全体に暗く打ち沈み、賑やかに笑いさざめくような会話も聞えない。


 無ではないけれど、雨音だけのリズム。強弱はあってもただそれきりの透明。

 なす術もなく、ただぼんやりと雨を気にしている、その喪失感が(望みなし)のわたしにぴったり寄り添い、わたしに馴染んでいる。雨の音に癒されているのかもしれない。

 もっと強くもっと烈しく降ってもいい・・・わたしの心の中の雨ならば。

『ポラーノの広場』107。

2013-10-02 06:17:22 | 宮沢賢治
「だめだなあ、きっと旦那が呼んでるんだ。早く森まで行ってみればよかったねえ。」
 ミーロが俄かに勢がついて早口に云ひました。


☆譚(はなし)を納める己(わたくし)は、双(二つ)の芯(中心)の考えを画/えがき、成している。双(二つ)の講(はなし)を運/めぐらせている。

『城』1402。

2013-10-02 06:05:53 | カフカ覚書
彼は、さっと橇のなかにすべりこんだ。内部は、非常にあたたかく、気がとがめて扉をしめなかったので大きくあいたままなのだが、いつまでもあたたかさが去らなかった。

 さっとすべりこむ/huschte→hutten/警戒する。
 橇/Schlrtten→Schrift/文字、書いた物。
 扉/Tur→Tour/企み。
 あいた/offen・・・未解決の。

☆彼は中を警戒した。それにもかかわらず書いた物への企てをそのままにしていたので、いつまでも未解決のままだった。