続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

迷いつつ・・・。

2013-02-17 07:02:44 | 日常
 日々成長していく子供や若人から見たら、わたしなど(いつも変わらないのに知らない間に老いて消えていく人)かもしれない。
(あらっ、まだ生きていたの?)なんて眼差しを向けられるのもそう遠い話ではない。


 刻々と、Xデイは迫ってきている。高齢者のレッテルは抽象的なものでなく、活字として目に見える形で念を押されている。


 フッフッ・・・笑うしかない状況。
 宣告を受け、確定を待っている。ドキドキの立ち位置。


 生命の灯は、多少弱くなっているかもしれないけれど、消えたわけではない。衰弱しつつある体力と相談しながら、強風や暴雨を避け、いみじくも出来ることを模索している日常。


 年が明けたと思う間もなくもう二月も半ば。三月の予定を書き込む手帳を見ながら、ため息。
 希望より不安が重い。
 それでも迷いを払拭し、今日できることを今日の証しと胸に刻み、無為に消えていくことを恐れずに進みたい。

『セロ弾きのゴーシュ』2。

2013-02-17 06:49:33 | 宮沢賢治
けれどもあんまりじょうずでないという評判でした。じょうずでないどころではなく、実は仲間の楽手のなかではいちばんへたでしたから、いつでも楽長にいじめられるのでした。

 評判はヒョウ・ハンと読んで、評・半。
 実はジツと読んで、実。
 仲間はチュウ・ケンと読んで、注、兼。
 楽手はラク・シュと読んで、絡・衆。
 楽長はガク・チョウと読んで、学、帳。

☆標(しるし)は半(二つに分けた一方)の実(内容)を、注/書き記し兼ねて絡ませている。
 衆(人々)の学びの帳(ノート)である。


*ちなみに《楽長》は、愕(驚くほど)超(飛びぬけている)→太陽としての存在である。
 楽長(太陽)にいじめられるゴーシュ(地球の精神)。 
 太陽の恩恵を受けての地球であるけれど、雨、風、嵐、日照り、寒さ、暑さ・・・天災による被害もある。

『城』1186。

2013-02-17 06:28:40 | カフカ覚書
ええ、これ以上ばかばかしいことってありえないくらいですわ。クラムから合図があった場合、わたしが彼のもとへ走っていくのを邪魔できるような男性がいるでしょうか。ばかばかしい考えですわ。まったくばかばかしいわ!こんなばかげた考えごとなどしていらっしゃると、しまいに頭のなかがおかしくなってしまいますよ」

 ばかばかしい/unsinn→ansinnen/無理な要求をする。

☆ええ、これ以上無理な要求はありません。クラム(氏族)である先祖の目印があったとして、わたしがクラム(氏族)に忠告することを阻止できる人間がいたでしょうか。まったく無理なことです、こんな無理な要求を考えていると混乱してしまいます。