この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

古湯映画祭に行ってきました。

2015-09-23 09:27:31 | 旧作映画
 9/21は『第32回 富士町古湯映画祭』に行ってきました。
 本当はまささんと行く予定だったのですが、直前になって思いがけぬアクシデントによりまささんは行けなくなり、代わりにお袋と行ってきました。まささんのトラブルは解決したのかなぁ。

 9:45ごろに家を出て、11:00ちょっとすぎに古湯温泉につきました。
 12:10からトークショーの整理券が配られるので早速その列に並びました。

 古湯映画祭、もう32回も開催されていて、それなりに歴史のある映画祭なのですが、正直かなりショボい映画祭です。
 映画“祭”という割には、会場であるフォレスタふじまえの広場に露店が店を出しているわけでもないし、会場内で食べられる食事もうどんやカレーライスといったどこででも食べられるもの、さらに映画祭で上映される作品もどこのレンタルショップでも借りられるものばかりです。
 上映される作品がある程度テーマやゲストによって縛られるのは仕方ないとして、食事のお粗末さはどうにかして欲しいです。
 三千人以上がやってくるイベントなんですから、もっと盛り上げるすべがあるはずです。会場内外で佐賀でしか食べられないもの、佐賀の名産品を売ればいいのに、って思いました。
 言うのは楽ってことはわかっていますが、言わずにはいられませんでした。

 ちょっと辛口の評価をしましたが、じゃあ参加する価値がないイベントかというとそういうこともなく、ショボくてローカルな映画祭の割にはゲストが豪華なんです。
 今年のゲストは何と役所広司!!こんな九州の映画祭に来るなんて、役所さん、弱みでも握られているのかな。笑。

 そんなわけで15:40からのトークショーの整理券を受け取るための列もかなりの長さになりましたよ。

 整理券を無事受け取り、会場内で弁当を買って食堂で食べました。まぁ弁当は美味しかったけど、出来たら佐賀名物のシシリアンライスとかを食べたかったなぁ。

 ゲストが役所広司ということで、今年の映画祭で上映されるのは主に彼の出演作で、自分がこの日観たのは『聯合艦隊司令長官山本五十六 太平洋戦争70年目の真実』でした。
 自分が普段見るような映画ではなく、また山本五十六という人物がかなり美化されてはいるものの(映画の中では山本五十六は家族思いの人物として描かれているが、実際には愛人を囲っていた)、安保法案が成立した今だからこそ見るべき映画だと思いましたよ。

 映画上映終了後、間を置くことなくトークショーが始まりました。


   

 トークショーが行われたホールの(トークショーが始まる前の)様子。
 驚くなかれ、ホールの後ろ側の席は会議椅子でしたが、前側の席はござ(を敷いたマットレス)。
 もう一人のゲストの成島出監督は「昔の映画館はこんな感じでしたよ」とにこやかに言ってましたが、実際そこに座るものとしては座りにくいことこの上なかったです(映画のときはござ席でした)。

 トークショーではゲストの二人はさすがにトークが達者でした。
 製作の裏側の話なども聞け、トークショーに来てよかったと思えました。

 不満なこともあって、ゲストの無断撮影は禁止というのはわかるのですが、だったら撮影OKの時間も設けて欲しかったです。
 そうじゃないと「役所広司のトークショーに行ってきたよ~」と行っても、文章だけじゃ証明しようがないですから。

 トークショー終了後、会場を後にしました。
 今年は行ってよかったと思いましたが、来年参加するかどうかは結局ゲスト次第ですね。
 主催者も出来ればもっと参加者が楽しめるイベントにして欲しいです。
 今年参加した《GOTTON JAM2015》が楽しかったので余計にそう思いました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 月の花。 | トップ | 小城で鯉料理を食べてきました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旧作映画」カテゴリの最新記事